近年注目されている3Dプリンターですが、
ルアーを削って作っているハンドメイドビルダーの方々が
結構食いつきそうなアイテムですよね。
素材は樹脂なので、
ABS樹脂のルアーのプロト製作や、
発泡系のマスター製作に活用できるのでは?
といろいろ妄想しちゃいます。
こちらは秋葉原のヨドバシカメラに展示してあったもの。
まじまじと見たのはこれが初めてだったのですが、
かなり複雑な造形が可能な画期的な商品ですね。
肝心の精度がどれくらいあるかというと、正直わかりません。
地層の積み重ねのような断面になるので、
例えば壁を作るとなると、きれいな壁にはならずに、
ちょっとボコボコした感じになると思われます。
あくまでも複雑な造形のベース用なのかな?
という印象でした。
そもそも3Dプリンターの仕組みってどうなってるの?
という方に簡単に説明すると、
今までの2Dプリンターがインクを紙に薄く乗せるのに対し、
3Dプリンターは、溶かした樹脂を薄く何層にも積み重ねながら(紫外線で硬化させつつ)、
複雑な造形でもいとも簡単に立体造形しちゃいます。
データは専用ソフトを使って作るみたいです。
そんなに高くなかった気が…確か1万前後だったような…。
プリンター本体は写真のもので、20万は余裕で切ってました。
多分、現段階の最低の価格帯がここら辺なのかと。
さて、この3Dプリンターは、
何かで見たんですが、巨大なプリンターもあって、
人間が住むための家作りもこれでしてしまおうという話もあるようです。
ウッドに近い樹脂も結構前から存在してますし、
精度の高い機械なら強度の高いものが簡単にできちゃう日が来るかもしれないですね。
車のデザイン確認用のクレイモデルの造形なんかでは既に使われてますし。
庭に1/1ガンダムを1晩で建てる…というのも可能と言えば可能になるのかも。
現実的には災害時の仮設住宅などに向いていると考えられているそうです。
他にも何か新しい利用法がどんどん出てきそうな気がします。
そのうちバスボートも3Dプリンターで…ということになったりして(^^;)
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3Dプリンター
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