地味な作業が続くので、
しばらくは市販クランクネタでいきます(^^;)
WECはすっかりメジャーな存在になって久しいです。
Ed Chambersが作り出す数々のウッドルアーは(WECはモデル数が多い)、
一定の評価を得て、アングラーそれぞれが
それぞれのモデルを信頼して使用しているように感じます。
E1〜E3はバグリーのバルサBシリーズの系譜ですが、
このMUTTというモデルもベースになったクランクがあります。
そこそこ厚みのあるフラットサイドボディーに
ハーフラウンドリップが付いてます。
アメリカ的にはタイニークランクですが、
日本においては、使い勝手の良いサイズ。
このMuttはRon E BeeのBabyPigがベースと言われてます。
ただ、実際は別モノで、Ed Chambersなりの設計がされています。
BabyPigが、強すぎず弱すぎずのビート感あふれるハイピッチなアクションなのに対し、
Muttはウォブルが強く、BabyPigよりもカバー寄りのセッティンッグになっています。
動きのキレもあるので、私的には好きなタイプのクランクです(^^)
霞水系などでも使い勝手が良さそうですね。
設計の違いは主にラインタイの位置。
本国でもやはり別物として扱われているようです。
そして、このMuttはLong Tail Muttというダイビングモデルもあって、
ボディもその名が示す通り、テールが長くなっています。
こちらはMuttよりもウォブルは弱くなりますが、
非常にキレのあるアクションで、多分好きな人が多いタイプだと思います。
引き心地も軽く、ハイピッチで心地よいビート感でサイズもお手頃。
このアクションは宣伝ではないですが、
MBのYackle(とYackle MID)と良く似ています。
それもそのはず、リップ周りの設計がかなり近いのです。
ちなみに、Yackleの方が飛びます。
とささやかな宣伝を(笑)
このLong Tail Muttもファーストブレイク攻略でも重宝しそうですね。
WECはアメリカ産なので、ややバラツキがあるようですが、
アタリ…というか精度の高い個体を引けば良い相棒になります(^^)
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MuttとLong Tail Mutt / WEC
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