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MuttとLong Tail Mutt / WEC

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地味な作業が続くので、
しばらくは市販クランクネタでいきます(^^;)


WECはすっかりメジャーな存在になって久しいです。
Ed Chambersが作り出す数々のウッドルアーは(WECはモデル数が多い)、
一定の評価を得て、アングラーそれぞれが
それぞれのモデルを信頼して使用しているように感じます。

E1〜E3はバグリーのバルサBシリーズの系譜ですが、
このMUTTというモデルもベースになったクランクがあります。



IMG_5420.JPG



そこそこ厚みのあるフラットサイドボディー
ハーフラウンドリップが付いてます。
アメリカ的にはタイニークランクですが、
日本においては、使い勝手の良いサイズ。


このMuttはRon E BeeのBabyPigがベースと言われてます。
ただ、実際は別モノで、Ed Chambersなりの設計がされています。



IMG_5421.JPG



BabyPigが、強すぎず弱すぎずのビート感あふれるハイピッチなアクションなのに対し、
Muttはウォブルが強く、BabyPigよりもカバー寄りのセッティンッグになっています。
動きのキレもあるので、私的には好きなタイプのクランクです(^^)
霞水系などでも使い勝手が良さそうですね。

設計の違いは主にラインタイの位置。
本国でもやはり別物として扱われているようです。


IMG_5422.JPG






そして、このMuttはLong Tail Muttというダイビングモデルもあって、
ボディもその名が示す通り、テールが長くなっています。





IMG_5423.jpg



こちらはMuttよりもウォブルは弱くなりますが、
非常にキレのあるアクションで、多分好きな人が多いタイプだと思います。
引き心地も軽く、ハイピッチで心地よいビート感でサイズもお手頃。


このアクションは宣伝ではないですが、
MBのYackle(とYackle MID)と良く似ています。
それもそのはず、リップ周りの設計がかなり近いのです。




IMG_5424.JPG


IMG_5425.JPG



ちなみに、Yackleの方が飛びます。
とささやかな宣伝を(笑)


このLong Tail Muttもファーストブレイク攻略でも重宝しそうですね。




WECはアメリカ産なので、ややバラツキがあるようですが、
アタリ…というか精度の高い個体を引けば良い相棒になります(^^)





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