「脱兎」のごとく逃げるベイトフィッシュをイメージした
タイトウィグル系クランクベイト「DAT」。
ファーストプロトから数えて、ボディー形状を2回変更しているので、
3rdという扱いになります。
私としてもこれいつ完成するの??
という感じなのですが、
MBのクランクの中でも一番マニアック臭がするモデルなので、
売れるのか?という心配もしています…。
3rdプロトはよりタイトなアクションにしていて、
イメージ的にはバイブレーションに近いです。
クランクベイトとしてのカバー回避DNAは持ちつつも、
それは最小限であり、オープンウォーターでのハイスピードリトリーブで、
食わせるというタイプになります。
ステージとしてはカバーの乏しいクリアウォーター。
個人的にはリザーバーの岩盤エリアのフィーディングバスを
メインのターゲットとして考えています。
津久井湖なんかだとハスやニゴイが先に食ってきそうな気もしますが(^^;)
あとは、低水温期。
バルサですし、スローでもちゃんとアクションします(^^)
サイズは1stプロト並みにサイズダウンしているので、
スピニングで使うモデルになるかもしれません。
そしてキャスト時に安定した姿勢を保つために、
テールにある程度のボディームを持たせ、リップやウエイトの設計も含め、
クルクルと回転しないことを意識しています。
ウエイトの参考値は約8g。
レングスは59mm。
これをスピニングタックルでロングキャストしたいな~と。
DATはファットなボディーを持つカバークランクとは対称的なモデルですが、
用途をより限定しているという面で共通した性格があります。
用途が広いタイプではないので開発に緊張感があるんですけど、
作り手としてはそれが楽しかったりするんですよね(^^)
↧
DAT[3rd プロト]
↧