[WORKING CLASS HERO]
労働階級の英雄
by John Lennon
最近の不甲斐ない結果を見て、
「おいこら」
と言ったかどうかは分かりませんが、
MYGのAさんから頂いたTシャツ。
[CRANKING CLASS HERO]
クランカーの英雄
「巻くことへの回帰」
自分の武器を忘れたのか?
と言わんばかりのエールを
パロディーT(Aさん作)に込めたオサレな演出。
さすがでございます。
着る服は決まりました。
さて、試合。
1週間前のプラでは、近年の相模湖特有の
「お子さまサイズなら釣れる」
という状況でした。
これは兄弟レイクである津久井湖と似てますね。
魚の種類もほぼイコールで、
わずかな差があるとすれば、
相模湖の方が少しイージーで、
津久井湖の方が他魚種のヒット率が高いということでしょうか。
これは私が感じたことであって、
事実は違うかもしれません。
プラで釣れたルアーは、
mitoシリーズ(タイニーフラットサイドクランク)、
スピナー、ステルスペッパー。
最大は500g。本湖でスピナーにてキャッチしたもの。
これが3本獲るのが目標。
あとはお馴染みのマメサイズでした。
ややステルスペッパーに反応が良いか?
という感じですが、
レンジを下げるのはスピナーがやりやすいので、
マメ穫りはほぼこの2種におまかせすることにしました。
全域を回って感じたのが、
川筋に入るとやることが限定されそう…ということ。
私としては地形を優先してエリアを選ぶのがエレキ戦では
有利だと思っているので、今回はこの考えを当てはめて
エリア選びをしました。
そこは桂川筋と本湖の合流地点。
勝瀬橋周辺の半径500mくらいのエリアです。
青田へ向かう途中にある一二三沖と呼ばれる、なだらかな地形を持つエリア、
桂川の吐き出しによる?地形変化がある合流付近。
一発の可能性を秘めた大規模なオイルフェンスなどなど、
大きな地形変化と多様な要素を合わせ持つ、
ゴージャスなエリアがここでした。
基本的にはショアラインではマメバスを、
沖やフローティングカバーではキッカーを
という戦略でした。
当日。
去年同様に夜中のボートセッティングで汗だくに。
仮眠して夜が明ける。
今回も古沢さんがゲスト出場。
ローカルルール説明。
こういうのは大事ですね。
スタート。
上流側。
本湖側。
やや上流行きが多いか?
私はもちろん本湖へ。
朝の時間を有効に使って、
良いサイズを狙いたいと、
ギル側ジョイントルアー「MG3」をキャストしていく。
そんなに都合良く釣れてはくれない相模湖。
メインは沖でのディープダイバー。
一二三沖にてドラッギングでいろんなディープダイバーを試してみる。
心細いのはベイトに付いたバスを狙うのか、
地形変化に付くバスを狙うのか、
それが自分でもよく分かっていなかったこと(笑)
我ながらいい加減。
でもベイトありきが基本かと思います。
津久井湖同様にベイトは大量に居て、
表層付近を何百という群れを形成しています。
でもたまに魚探に中層~ボトムに反応があったりするので、
まあいろいろなのかな?
ちょっとやっかいのが巨大なヘラ。
津久井湖にも居ましたが、
群れで居ることもあって、中層~表層をウロウロしています。
勝瀬橋から本湖沖に続く張り出しっぽい地形を同様に流してみる。
8m強~6m強くらいのボトムをトレースしていく、
浅いところはややボトムが硬い感じ。
ちなみに100m以上沖に出る感じになるので、
シャローマンとしては不安になります(笑)
何往復もするも異常なし。
オイルフェンスへ。
※撮影は朝
お子様サイズしかいない…。
あと人気ポイントなので、ちょっと尻込みする(^^;)
また一二三沖へ。
う~ん迷走してる感たっぷりだ。
ちなみに一二三沖や勝瀬橋沖は、
縛りがなければキャロ場ですね。
そうこうしているうちに時間は11:00。
やばい、このままではノーフィッシュ申告か?
メンタルの弱い私はいそいそとお子様バスにすり寄って行くことに…。
メインはステルスペッパー。
アタリはかなりあるんだけど、
ほとんど乗らない。
見ていると勢い良くアタックしてくるやつと、
後ろからそっとつっつくやつの2種類がいます。
乗らないのはロッドが硬いのかな?
柔らかめなグラスのベイトロッドが欲しい…。
ソリッドティップでも良さそう。
使ってたのはRR600BSMです。
スピニングはアキュラシーがいまいちなので、
シビアなキャストができないのでベイト。
(自分がヘタなだけですが(^^;))
で、あまりにも乗らないので、作戦変更。
乗らない理由のひとつは多分プレッシャー。
試合日というのとプラでも散々叩かれたであろうお子様バスたちは
ちょっと学習したのかもしれません。
ボート上で姿勢を低くして、
オーバーハング内にボートを突っ込みます。
サイドや沖側から入れる隙間に突っ込みます。
そうしないと入れられないようなオーバーハングの中に居るバスは
無垢なバスであることが多く、
簡単に食ってきます。バイトも激増。
でも乗らない(^^;)
そして乗ってもバレる…。
でもなんとか2本、エサっぽいサイズをゲット。
あーつらい!
このミッションで青田ワンドまで行ったんですけど、
大場所のバスはさらにスレてた気がします…。
試合終了数十分前に夕立のような雨が降ったのですが、
そんなおいしい時間帯も活かせずに帰着。
相模湖戦も不甲斐ない結果で終わることになりました。
う~ん、リザーバーって難しいな~。
見えますか?私が釣ったバスちゃん。
決して亀山湖の時の写真ではありません。
そうそう、この日もおなじみのあいつは
一瞬のぬか喜びをさせてくれました。
アクティブな魚だな~。
この日キッカーとなるようなバスを見たのは2回。
シャローですがルアーに反応したのは30半ばくらいのバス。
これでもキッカーですよ、この日は。
そしてもう1回は50ありそうな丸々と太ったスーパーキッカー。
これが穫れれば、1本で優勝間違いなし!!
こういう魚の穫り方は通わないと分からないですし、
分かったところで穫れる確率は低いものです。
時の運も相当必要な気がします。
ハードルアーオンリーというのは、
まだまだ未知なところがあって、
このフォーマットがあと何年か続いたら、
関東のハイプレッシャーフィールドにおける
ハードルアーの活用方法というのが
ある程度分かってくるのだと思います。
全体的にはやはりお子様サイズが多くウエイインされ、
500g以上はキッカーでした。
合計1キロを越えれば上位で、2位までは1キロ台。
これは津久井湖と同じ。
優勝したのは余裕のキロフィッシュを混ぜて
2キロオーバーを釣ってこられた浅見さん。
相模湖のロコの方で、
お名前もお顔もどこかで拝見したことがあるような…。
多分ネットを徘徊していると相模湖関連で
頻繁にヒットする方なんですね、きっと(^^)
キッカーはディープクランク(マッドペッパーマグナム)
のドラッギング。
勝瀬橋の沖の張り出しだそうです。
私、行ってますね、そこ(^^;)
使ってたラインがFCスナイパーの10lbと全く同じだったのが
ちょっと嬉しかったです。
で、今回から導入?された
ウイニングドボン。
つまりは勝ったやつは湖に飛び込めと(笑)
専用のライジャケが用意されます。
「えいや~!!」
時をかける少女!!
の先はきっとBasser誌に掲載されると思われます。
表彰式には昨年と同様に
世界のT.NAMIKI氏が登場。
八王子まんじゅうを振る舞われおりました。
「やっぱり、喉の乾きが気になる季節はまんじゅうだよね!」
だそうです。
そして相模湖戦の名物と言えば、試合後のBBQ。
結構な量で満腹感が得られるまで美味しく頂きました(^^)
暑い中、遠赤外線にさらされながら焼き焼きしておられた
スタッフの方々には頭が下がります。
ありがとうございました!!
ところで冒頭の
「クランカーの英雄」の件は?
と思われている方もいるかと思います。
えー、一生懸命巻きましたよ「I字系」を。
ドラッギングは巻いては居ませんが(笑)
ネックのところに
「BLACK BELLYS(腹黒)」と
入っているのはそういうことですよね?
ちなみに「BLACK BELLYS」は
自然発生的に結成されていた
MYGのAさんとのコンビ名です(笑)
でも私からするとAさんは
「誠意のある腹黒」なんですよね(^^)
英雄を気取りながら、実は腹黒。
このTシャツ、欲しい方がそれなりの人数出てくれば、
作れるのかな?
なんちゃってクランカーの方々、いかがでしょうか?
さて、次回は9月1日の最終戦。
フィールドは「新利根川」。
やっとマッディーシャローに戻れます!!
だからと言って特別得意とかではないのですが、
少なくともクランクを有効活用しやすいのは確かです。
あ~リザーバー戦を2戦にして、
マッディーシャローを3戦にしてもらいたい!!
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H1GPX 2013 第4戦[相模湖(神奈川)]
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