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H-1GPX 2014 第1戦 新利根川(茨城県)

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IMG_6047.JPG


ついに開幕したH-1GPXの2014シーズン。
今回の第1戦は個人的見解を言うと、
「ボーナスステージ」でした。

多分、年間の戦いの中で一番ウエイトを稼ぎやすいのが
この1戦で、年間順位をかな~り左右してしまう
非常に重要な戦いだったのです。

プラからざっと状況を整理しながら、
そして「反省しながら」書いてみたいと思います。



1週間前のプラクティスはどうだったかというと、
キャッチには至らなかったのですが、
良いサイズが2ヒットでした。
見た感じは明らかにプリスポーンのメス。

色んな情報を総合すると、
産卵に絡むバスで良いサイズの個体が、
ここ数日のボカボカ陽気のおかげで
スポーンエリアのシャローをウロウロしているのは確かで、
比較的スローな感じではあるんだけど、
プリプリのメスがまあまあ釣れるという感じ。

小さい産卵に関係ないサイズやオスは
岸べたに入っているようで、
ワームなどでカバーを打つ釣りで数は釣れているようでした。


そして、大潮を迎え、その後冷え込み、
その冷えた状態が継続したまま当日を迎えたわけです。

水温は16℃程度まで上がっていたのが、
当日は13度台で、スノヤワラは12度台まで落ちていたようです。
「ようです」と書いたのは、
とある事情で水温系が機能してないんですよね、私の魚探(^^;)

まあ、下がっているだろう前提でやってたんですけど、
思いのほか下がってましたね…。



今回の試合はH-1の人気沸騰中につき、
会場である松屋さんボートにあぶれて、
対岸の水神屋さんからのエントリーでした。

で、私の予約したボートに貼ってあったのがこれですよ。














IMG_6045.jpg



ネタ的にはOK。
ルアー釣りのしかもハードベイトオンリーな試合なのに
「えさ」(笑)

この試合に最も相応しくない名前(^^;)


それはさておき、
前もってリサーチしていなかったせいで、
ハイデッキが水神屋さんのボートにマッチしないトラブルもあって、
その場対応で、なんとか無理矢理セット
その後は快適に釣りができました。

水神屋さんから出る方は、
フロントの浮力体が無いタイプのローボートなので、
事前にブロックなどを用意する必要があります。
そして、やや幅が狭いので、
両サイドがフラットにならない感じになります。
折り畳めないタイプの場合はハイデッキを
割り切ってあきらめましょう。

来年のために書いておきました(^^)


IMG_6048.JPG
(手前が松屋さん、対岸が水神屋さん)


で、ボート多数のため、水上からミーティングを眺める。


IMG_6050.JPG



さあ、スタートです。


IMG_6051.JPG




明らかに川組が多いです。
新利根川の河口からスノヤワラに出たボートは少なめでした。
なぜなら、割と強めの北風がスノヤワラの南北を絶賛横断中でしたので…。


でも、スノヤワラでプランを組んでいた私は、
そのプランで釣りをしていくわけです。
南側は風により濁りが発生していたので、
早めに見切り、メインエリアへ移動して、
クランクを巻きます。






ちなみに今シーズンからMBルアーしか使わないという
セルフ縛りを設けているので、
基本クランキングしかできない状況です。
当日使ったクランクはこちら。






IMG_6075.JPG



左から
S60×3色
BBX
Yackle MID
DATの55mmプロトタイプ(SPチューン)
Leafer
となります。



S60は今回の主役で、
スポーンエリアのシャローをスローに巻くための要員その1で、
状況によって、要員その2のLeaferと使い分けました。
DATはその中でも有望なところをさらにスローに釣るための要員。
ポーズで止められるSPチューンを施して
シャッドの代わりになればという苦肉の策。

Yackle MIDは落ちたかもしれないバス用で、
ブレイク付近のクランキングで使用。
そして、BBXはカバー回り用で、今回はサブ的な扱いです。



それらを駆使しながら、永遠と巻き続けました。
結果、魚の感触を感じることは数回ありましたが、
バイトと呼べるほどのものは無いまま沈黙のスノヤワラを後にしたのが、
5時間半経過した頃。



「全部北風のせいだ」by 川口春奈



ということで納得して、泣く泣く新利根川筋に入るのでした。
大混雑の河口をパスして、
空いてるストレッチに入りながらセブンイレブン前というエリアまで釣り上り、
時間ギリギリまで巻き続けてUターン。


IMG_6053.JPG


バッテリーをローテンションさせてから、
ポテトチップを食いながら、
涙を風で切ってもらいながら帰着したのでした。






では、気を取り直して、
上位入賞者の方々です!


5位はモリケンスピードバイトのビルダーである森安さん。
なぜかトレーラーウエイインではなかったので、写真がないです…。
クランクベイトなどいろいろなルアーを販売されています。

自作のスピンテールジグにて2本で1920g!







4位は福島さん。
BDS2.2MasicとDスクエアにて2本で2320g!

IMG_6057.JPG




3位は中西さん。
ハイピッチャーにて3本リミットメイクして2880g!

IMG_6059.JPG




2位は佐藤さん。
去年は一緒に表彰台上ったな〜(遠い目)
クラッチDR、MTO 0.7、RTO 0.7 にて3本リミットメイクして2900g!

IMG_6061.JPG




そして1位は斉藤さん。
クリスタルSとワンテンJr.にて2本で3500g!

IMG_6073.JPG



ちなみに斉藤さんの大きい方のバスは49cmの2060gです。
(クリスタルSにて)
そして、1〜4位の方は牛久ロコ。
濁り水はまかせとけ!というところでしょう。

皆さん、おめでとうこざいました〜!





この第1戦には霞にこの人ありということで、
この方も参戦!!


IMG_6066.JPG



ご自身でエントリーされたらしいです(^^)




ウエイイン率は約32%。
全体的に春らしい魚がこのコンディションでも結構釣れてましたね!
ルアーはクランクとスピナベが多くて、それは納得。
クランクはハイアピールという感じではなく、
程よい強さを持ったモデルのセレクトなのは、
やはりこの冷えによる水温低下の影響でしょうか。
春だし、水温低下だし、スローな巻きが吉でした。

スピナーベイトはこういう水温低下コンディションで
強いイメージが私にはあります。
クランクベイトにはできない使い方がスピナベにはあります。
私もスピナベを作っていたら、間違いなく使っていたでしょうね。

試合で使うためだけに中途半端なの作るのもアレだしな〜(^^;)
MBルアー縛りの意義が…。
悩ましい。


反省点としては、北風が連日吹いて
影響甚大のスノヤワラに固執したことが一番ですね。
そもそもプラもスノヤワラしかしてないという…。

川筋は北風に強い方向で伸びてますので、
これは完全に読みが浅かったです。
でもスノヤワラの方が春っぽい場所を
絞りやすいのは確かだと思います。
平均サイズもデカいし。



さて、こうしてボーナスステージと位置づけてた
第1戦の新利根川をノーフィッシュで終えたわけですが、
ここからは、本格的にシーズンが始まるとは言え、
結構厳しい戦いが待ってます。

次回は5月25日の牛久沼戦です。
果たしてアフターから回復したナイスなブタバスを釣ることができるでしょうか?
バスの平均的なコンディションはこの牛久沼が大会随一だと思います。
でもバス密度の低さも大会随一。

上位の結果を涙目で見ることになるのか、
表彰台から見下ろすことになるのか、
見物ですね(^^) ←人ごと


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