いつのまにか自動更新されてたラッキークラフトのネットメンバー。
元々H1GPXの動画(DVD)が見たかったから入ったようなものですが、
一応、ルアーももらえるし、まあいいかと思っています。
今年のルアーはこちらでした。
RC改め、RTO(2.0)です。
大森さんのトーナメント参戦から
20周年ということでの記念カラー。
う~ん、いい色ではないですか(^^)
これ、1.5でもなく、2.5でもなく、2.0というサイズ。
後発のサイズなので、知らない方もいるかもですが、
これだけ細かくサイズ分けできる程に成功したモデルなんだと思います。
このRTO(RC)、以前、ちょっと書きましたが、
それゆえにフォロワーが多いクランクです。
ちょっとおかしな言い方ですが、
その中で、一番成功したのが、バンダムさんのこちら。
ストライクキング / KVD(1.5)です。
ちなみに上がコスタリカ製、下が中国製。
話題になった時に雑誌に掲載されてたのが、
下の中国製で、フィニッシュがややキレイです。
でも同じカラーでエラとドットがあったり無かったりするのは
すごいですね…(^^;)
まあ、パクリとは言え、値段が安く、
動きも申し分ないこのルアーは多分「生き残り組」に入ると思われ、
実際、使うといい仕事をします。
小さいモデルも秀逸です。
オリジナルを尊重して、RTO(RC)を使いたいところですが、
オカッパリなどで使う時は、懐に優しいバンダムさんを
投げるのも良いかと思います。
基本性能が高い上に、
チドリというか、軌道のブレ具合というか、S字の具合もいい感じで、
まあ、釣れるよね…という感じ。
このボディーデザインとABS樹脂の比重がキーだと思います。
RTO(RC)はバンダムさんよりバルサ寄りな気がします。
さて、それに比べて、あまりパッとしないのが、
リッククランの移籍先であるラッキーストライクから
リリースされているこちら。
(上)ラッキークラフトのRC (下)ラッキーストライクのRC
決して悪意があって並べて撮ったわけではないです(笑)
クラシックシリーズの名でパッと見
RTO(RC)にそっくりなRCクランクが出てきたわけです。
そのいきさつはさておき、
監修者が同じであれば、同じようなクランクになっているのか?
と思いきや、全然違うものだったんですよね(^^;)
この写真を見れば分かる通り、
ボディーデザインが全くの別モノです。
(左)ラッキークラフトのRC (右)ラッキーストライクのRC
フラットなオデコがより広いデザインになったことによって、
動きもかなり大振りのものとなっています。
さすがに同じデザインにするのは気が引けたのか、
RCと使い分けるためだったのか…。
ワイドウォブルがカバーに強いのはわかりますが、
ここまでワイドだと弊害が生まれます。
それは、ABS樹脂であるがゆえにキレがなくなっていくからです。
回避性能を向上させる上で、
重要なもののひとつにレスポンス・キレというのがあります。
カバーに接触した際に、浮力とともにルアー本体を安定させるための要素のひとつで、
ハイピッチという性能にも繋がって、これらは相互関係があります。
要は慣性が働き過ぎると、
一度崩れた姿勢を戻すのに時間がかかってしまうんです。
それが、カバーを通す際にルアーの軌道の不安定さを増してしまうんですよね。
このタイプを作るならバルサでやった方が
いい結果を得られ易いと思いますね~。
それが原因なのか、ただ単に動きが大き過ぎると思う人が多いという理由なのか、
私の周りでは使っている人が皆無です…。
そしてRTO(RC)使いやバンダムさん愛用者はかなり多いです。
そして、このフォロワーの広がりは日本にも波及していくわけですが、
それぞれがそれぞれにファンを獲得している印象があります。
私は何が最高!とかはないんですが、
オリジナルのRCに敬意を表したいのと、
低価格であの性能を実現したバンダムさんクランクには「脅威」を感じます。
だって、自分でルアー作ってなかったら、
多分これ、相当買いだめして使っていると思うし(^^;)
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RCとバンダムさんとクランクベイトの神様
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