カラー紹介2回目。
[SH4]
シャッド系の2つ目はSH4。
これはクリア系のフィールドを意識しています。
肝はパールの色調変化。
ヘッド側からテール側にかけての各パールの色調が
光を受けやすいショルダー部で怪しく発色します。
それを尊重したいがためにこのカラーにはストライクドットはありません。
ナチュラルで怪しく艶かしいパールによる発色がこのカラーの最大の特徴です。
サイド下部とベリー部のホワイトベースのパールや
パールシルバーのストライプで、さらに複雑な色調変化が期待できます。
ちなみにサンプルで塗ったSH4はテールがより青みがある感じでした。
(写真手前)
ちょっとカラフル過ぎるので、ややパープル系に振って薄くしたのが本番用のSH4です。
(写真奥)
[ブラウンチャートリュース]
ブラックバックチャートほどのコントラストがない、
優しい配色パターンを持つこのチャート系カラーは、
霞水系などのステインウォーターでの使用率が高いです。
SH4と対極にあるカラーですね。
チャート部分には少しイエロー系パールが乗っています。
(写真ではわかりにくい…)
また、スモールマウスバスのフィールドでも有効なカラーでもあります。
スタンダードなパターンですが、外せないタイプのカラーだと思います。
MBカラー全体的に言えることなんですが、
ヘッド含むペイントアイ周辺を同系色の濃い色で締めています。
これは趣味的なものも含んでいますが、
ヘッド側を強調したような雰囲気が出るので、
好んで採用しています。
全体に抑揚を付ける感じ。
カラー紹介は明日も続きます!
Leaferの販売カラー[SH4 / ブラウンチャートリュース]
Leaferの販売カラー[レッドクロー]
これで最後です。
[レッドクロー]

「赤」というカラーをどうとらえているかというのは、
個人差があって、溺愛する人と避ける人の両極端な傾向が出るカラーだと思います。
個人的には小貝川がドローダウンする秋に使いたいカラーです。
ザリガニが多い川の水位が落ちることで、こうしたカラーはより効果的になります。
あとは他のカラーが効かない時に使うこともあります。
水の透明度や意外性などで赤を使用することもありますが、
基本カラーとして「赤」を選ぶ人も居ますので、
コンフィデンスの問題なのかもしれないですね。
MBのレッドクローは下部を明るい配色にして、
平打ち時の色調変化を狙っています。
ベリーは蛍光オレンジからクリームへのグラデーション。

バックはダークトーンにして、定番のパールフィニッシュ。

赤を全体的に今までよりも強くして、より赤を強調した色調にしています。
燃える男の赤いLeafer(笑)
以上の全5色となります。
まとめて今一度アップします。
[Sexy Shad]

[ブルーギル]

[SH4]

[ブラウンチャートリュース]

[レッドクロー]

明日はLeaferのクランクベイトとしての特性などを
アップします(^^)
PR: 1年間、毎日1万円もらえる毎日がBIGキャンペーン!
Leafer
厚さ10mm、レングス56mmのバルサボディーは
レギュラーサイズよりやや小振りです。
このボリューム感は、ハイプレッシャー化している日本に合わせたサイズです。
その中で、実用性のあるキャスタビリティーを持たせるために、
9gというウエイトで設計しています。
圧倒的な飛距離を実現するものではありませんが、
実用性としては十分なウエイトです。
速いピッチ。
これはバルサの比重の厳選とウエイトの位置をやや前方にセットさせたこと、
そして、カバー回避性能を保ちつつもスムーズに水が抜ける幅のラウンドリップによって、
実現しています。
私の中では、やや速めのリーリングに適したセッティングです
もちろん、スローでも動くのですが、
私の使い方はやや速めが多いです。
手返し良く、ガンガン線で切ってサーチしていくイメージ。
タイト過ぎないタイトウィグルアクションは、
速い明滅を生み、軽やかにシャローを駆け抜けます。
このクランクベイトの出し所は意外にも多くあります。
それはあえて乱暴な言い方をするならば、
「ヘビーカバー意外はどこでも…」
と言えます。
一般的にはタイトなアクションは低水温向きです。
水温が低下すると、バス大振りなアクションにはなぜか反応しなくなります。
タイトアクションなシャッドが活躍します。
そして、最後はメタル系のリアクションベイトを鼻先に落とすしかなくなります。
話がずれましたが、
この手のクランクベイトは、
低水温期以外でも活躍する場があります。
そして、クリアウォーター向きあるとされるこのタイプのクランクベイトは、
実際、ステインウォーターでも効果的を発揮します。
霞水系や八郎潟のようなステインウォーターの水域で、
ゴロタエリアをゴロタに当てすぎない使い方で巻いてみたり、
杭の脇の中層を通してみたり、プアなシャローをアシ際からファーストブレイクまで、
スピーディーに探ったりと、言って見れば普通のクランキングで使えます。
キーワードは、「カバーが薄いエリア」です。
ただ、ゴロタの例があるように、アングラー側で調節することもできます。
ガンガンとカバーに放り込むラウンドのカバークランクは、
カバーが薄くなると、見切られる可能性が上がります。
さらにプレッシャーが高いフィールドはこれが顕著です。
そこで、Uターンさせないクランクキングにチェンジしていく…
というようなイメージです。
元々DNAに刻まれているクランクベイトとしての回避性能があるがゆえに、
この釣りはミノーやシャッドでは替えがきかないカテゴリーです。
そして、日本にはこうした「ヘビーカバーではないところ」の方が多いので、
実はフラットサイドクランク向きなローカルと言えます。
ラウンドクランクの仕事場、フラットサイドクランクの仕事場。
フィールド環境や状況を見極めて使い分けることが
有意義なクランキングの第一歩だと思います。
色々と書きましたが、Leaferは私の中では
スタンダードなフラットサイドクランクです。
大きすぎず小さすぎないサイズ感、実用的なウエイトと浮力、
バルサらしいレスポンス、スタンダードなカラー。
言って見れば普通のことです。
気負いせずに、ガンガンキャストしていただきたクランクです(^^)
※フックは#6を標準としていますが、
フッキング重視の場合は#5に変更することをおすすめします。
また、その時でも各種フック絡みは起こりません。
LEAFER RIDE

まあ、当然ウソですよ、えー。
TOKYO MBなんて無いし…。
あー主人公の絵くらい欲しかったな~。
主人公は小人で、
ある日人間の少年(釣り好き)に出会って、意気投合。
「俺っちがお前のルアーになってやるってばよ」的な流れになり、
少年は大会で連戦連勝。
(もちろん、考えうるトラブルは全て経験、一度は決別の危機に…)
最終的にはB.A.S.S.バスマスタークラシックを制覇して、
でも最終的には「それ反則じゃね??」
的な流れになる話。
もしくは、
地球の陸地がなくなってしまって、
しかたなく水上で生活するようになったところで、
登場したキテレツなビークル「Crank Bait」。
初号期はあまりの乗り味の酷さに一瞬でゲロまみれになったので、
二号機は「キモチワルクnarana-i SYSTEM」を搭載。
結果、庶民(主に若者)の足として普及し、
次第にそれを使ったレースが行われるようになったところで、
タクシーの運ちゃんがレーサーに転向する話。
「フラットサイド乗り」「ラウンド乗り」という言葉が生まれる。
リップ(可動式)はもちろん消耗品。
さあ、あなたの妄想は?
今週、真面目にLeaferの説明してきたところで、コレですよ。
MBは結構裏切るんです。
これからも自由にやっていきます(^^)
Leaferを買っていただいた方には
ステッカー差し上げます。

(予想より色調がアンダーに出てきちゃいました…)
こちらも入ってます(^^)

ステッカー作りも趣味です。
私の妄想を映す鏡(笑)
元ネタが全て分かる人は同世代ですね(^^)
色々妄想していただけたら嬉しいです。
Leaferは千葉県柏市のOPA!さんから販売となります。
来週あたりに納品するべく、頑張ってリップ付けしてます!
パッケージ
パッケージ製作をしています。
時間が無かったので、
既存のものを少しリニューアルして使用します。
少しずつ変えていくかも。
今後のパッケージ展開は未定です。
とりあえず、しばらくはこの色のパッケージを目印にお願い致しますm(_ _)m
ルアーが入るとこんな感じ。
裏にステッカー袋が付く感じになります(^^)
希望小売り価格
3,465円(税込み※5%時)
OPA!さんは週半ばに連休となるようですので、
販売は週末かな?
とりあえず、初回ですので販売に関して細かく紹介してきましたが、
今回にて販売告知は終了です!
Leafer(リーファー)はフラットサイドクランクとしては、
割と幅広く使えるタイプだと思います。
ラウンド一辺倒だった方にもぜひ使っていただきたいクランクです。
何卒よろしくお願い致します!
販売その2について
週末はOPA!さんに納品に行ってまいりまして、
お客さんと直に少しお話しできたりと、
楽しい時間を過ごしてまいりました。
買っていただいた方、
買おうとしたけど買えなかった方、
興味を持って見ていただいた方、
陰ながら見守ってくれた方、
本当にありがとうございました。
手にされた方は、バルサならではのカリカリ仕様の
フラットサイドクランク「Leafer」を
ご堪能いただければと思います。
OPA!さんの思い出なんかをつらつらと書かせていただくと、
遡ること2年以上前、
某大会後に店長の小林さんに声を掛けさせていただいたのが始まりです。
もう、かなり前からOPA!さん自体は知ってて、
鋼派やH1GPXの元となった「オプライド」にも
参加したことがあるんですけど、
じっくりとお話をさせていただいたのはこの時が初めてでした。
そこから「販売」することを意識し始め、
それがスキルの向上にも繋がったと思います。
だいぶ時間がかかりましたが、
右往左往した後にやっと正規販売となりました。
う〜ん、感慨深い。
小林さん含め、スタッフの方々、
私の周りの友人たち、(マニアックな(笑))MBクランクユーザーの方々、
ブログを見ていただいている皆様に感謝です!
ありがとうございました!!!
で、このLeaferなんですが、
ただ今、同じものを同数量仕上げ中(リップ取り付け中)で、
こちらはWebの立ち上げが待たれるParakeetz(パラキーツ)さん
に卸します。
(詳しくはまた後日ご紹介します)
左奥に見えるシャッド系カラーはトライアルカラーなので、
今回販売分にはありません。
販売開始日はこちらでも告知致しますので、
その際は何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m
今回の販売分でなんとなく、
どれが一番人気のあるカラーなのかわかるかな〜と
思ってたんですが、割とまんべんなくというイメージだったので、
ちょっとホッとしています。
イメージ的にはクローカラーって残りがちなんですけど、
そうでもなかったみたいですね。
作り手としては、かなりマニアックなカラーを塗ってみたくなるんですが、
使い手は当然使える(使いやすい)カラーを望みます。
暴走しがちな思考を抑えつつ、スタンダードなカラーをメインにして、
たまにはそういったカラーも今後混ぜて行きたいと思っています。
ちなみに次回のロットもLeaferを予定しています。
カラーは変えようかな。
あと少し別モデルも作るかも。
乞うご期待!!
H-1 バタバタエントリーとマスターズカップのスキート
お昼からH-1GPXの第1戦のエントリーが開始されたわけですが、
予想はしていましたが、何度掛けても電話は全く繋がりません…。
何十人という参加希望者が一斉にひとつの回線に電話してるんですから
そりゃ繋がりませんよね…。
同じ思いをされた方が多いと思いますが、
これはもうどうしようも無いですね(^^;)
何回リダイヤルしたかわかりません。
もうダメかな…と思った1時前。
やっと繋がった時には「キターーーーー!!!!」
と心の中で叫びましたが、話を聞くとほぼ満艇で、
残りは2人乗り用の14ftだけでした…。
(ちなみにOPA!さんに納品後の店内での出来事)
でも、会場である松屋さんの対岸にある水神屋さんでも
エントリーが可能になっていたので、
急遽そちらへ電話してなんとか無事?エントリーできました。
まあ、「水神」というくらいなので、
きっと良い結果が待っていることでしょう(^^)
えー、今回も神頼み(^o^)/
当日は100艇くらいになるのかな?
試合当日も相変わらず厳しい戦いが待っています…。
そして、YouTubeに去年のマスターズカップの動画が上がっていたので、
スキートの釣りがこちらで見ることができます。
プラの様子
本戦の様子
今年も何かサプライズがあるのでしょうか。
ちょっと期待♪
そして、またもや自動更新されたラッキークラフトのネットワークメンバー。
特典ルアーが送られてきました。
スキート効果で人気カラーとなった
チャートリュースシャッドカラーを纏った
タイニークランクベイト(NW-14)。
かなり小さくて、エリア向けのサイズですね。
でもアクションはしっかりとしたウォブルアクションで
ピッチも速くてカバー回避も優秀なヤツ。
かなり釣れ釣れな感じですね、これ。
ここまで小さくなると完全にABSの方が良いですね。
っていうかウッドでは無理(^^;)
このチャートリュースシャッドというカラーですが、
実際に泳がせてみて、このカラーのキモが何となくわかったような気がします。
う〜ん、確かに釣れそう…。
このクランク、いろんな意味で危険なルアーだな~。
資材調達&内職
ダブルコーークゥ~~~~~~~~~~~~テン!!
が耳から離れません…。
二本のコーラが何だって??
ソチオリンピックのハーフパイプを見てたわけですが、
メダルを獲ったお二人は気持ちよく跳んでましたね~。
私も10年ちょい前まではスノボとかスキーとか
結構行ってまして、一番行ってた年は毎週末行ってました。
でもやっぱり凡人はケガとかしちゃうわけで、
段々と行かなくなっちゃいました。
一番象徴的だったのが、
調子に乗ってワンメイクとかに手を出し始めた時の出来事。
小さいジャンプ台でもそれなりに恐怖を味わえるワンメイク。
恐る恐るやり始めて、1回転くらいはできるようになった時、
人という生き物は、やっぱり調子に乗るのでした。
いつもより勢い良く飛び出した私は着地に大失敗し、
それをかばうために右手を雪面に着きました。
その瞬間激痛が走り、ただ事ではない痛みに顔面蒼白になり、
しょんぼりとレストハウスに帰ったのでした。
車の運転はできないので、友人に変わってもらい、
そのまま自宅近くの病院へGO。
夜中だったので宿直の先生に見てもらうも、
「あー捻挫だね、これは(笑)明日また来てよ。」
という診断。
捻挫ってこんなに痛いの?
と眠れない夜を過ごし、朝イチで病院へ。
すぐにレントゲンを撮ってもらって、
戻る時に看護婦さんに
「捻挫なんですよね?」
って聞いたら
「きれいにポッキリと折れてますよ(笑顔)」
と言われ、
「え?」
ってなって、その後ちょっと触っただけでもめちゃくちゃ痛い患部を
思いっきり親指で押され、骨をもとの位置にもどされ(麻酔は無し)、
こらえ切れず、腹の底から
「グゥエェ~ゔぁぎゃーー!!!」
と恥ずかしい声が出ちゃったわけですよ。
大人なのに。
今まで生きてきた中で、物理的に一番痛かったのがコレでした。
この骨折以降、もう何を言われても飛びませんでした。
職場でかなりヒンシュク買いましたし…。
凡人に目覚めた時。
何が言いたいかというと、
あの映像を見て、「ちょっとやってみっか!」と
安易にマネをすると文字通りケガをしますよ、というのと
何かあった時には職場で白い目で見られますよということです(^^;)
皆さん、冷静に!
ちなみにその後、スノボ派からスキー派に戻って、
ここ10年くらいはすっかりコタツ派です(^^)
さて、そんなオリンピックを見ながら
週末や祝日は内職をしておりました。
土曜日雪振る中、車を出してホームセンターに行き、
ステンレス線(100m)を購入。
帰ってから、一気に全部解体。
まさか100mを一気に解体する日がくるとは思いませんでした…。
今までならこれだけあれば1年くらいは余裕だったのに。
これはツイストワイヤー用になります。
そして、バルサもえぐってきました。
でもこのストックでもまだ足りない…。
動く資材が増えると大変だな~。
よく使うバルサは6mm厚、7mm厚、8mm厚、10mm厚、15mm厚の5種類。
比重ごとに整理して、作るモデルに合ったものを使います。
10mm未満のものは貼り合わせて使います。
MBは基本的に10mm厚、12mm厚、14mm厚、15mm厚をフラットサイドに使用し、
20mm以上をラウンドクランクに使用します。
現在、正規生産用のものとバックオーダーもののブランクを同時生産してまして、
多種類のモデルが混在してます。
ちなみにLeaferとmitoは同じ意図で、
かなり比重の軽いバルサを使用します。
次回はその辺を書こうと思います。
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Leaferとmito
Leaferとmitoは同じ系統のフラットサイドクランクです。
Leaferが先なんですけど、
すぐにmitoが前の名前である
「Leafer45」として誕生しました。
開発や進化は同時進行で、
Leaferの変更点が出ると、それをmitoにもフィードバックする感じで、
同じ道を歩んでいると言っていい関係です。
設計も同じ線上にあります。
10mm厚のソフトバルサを使用し、
同じ形状のウエイトを積み、
同じような形状のリップが同じような位置にセットされています。
なので、Leaferとmito1はアクションも似ています。
唯一の違いは浮力です。
Leaferの浮力は高くはありませんが、
それなりの浮力を残した仕様にしています。
対してmitoはギリギリまでウエイトを積んだ仕様なので、
低浮力設計となっています。
そして、使用するバルサもLeaferよりもさらに高浮力なものを使用しています。
それぞれが持つサイズを前提に、
私が最優先したのはレスポンスとキャスタビリティーでした。
タイニーフラットサイドでありながら普通のベイトタックルでも扱える
実用性の高いハイレスポンスなタイニーフラットサイドクランク。
ハイレスポンスとキャスタビリティーを小さなボディーに詰め込んだ結果、
浮力が犠牲になりました。
どこかのパラメーターを最大値に近づければ、
必ずどこかにそのしわ寄せが来ます。
私はLefaerとmitoに関しては、その2つのパラメーターを最優先して設計しました。
そして、mitoはそのサイズゆえにそこがさらに極端なものとなっています。
全体の味付けとしては、この2つのモデルは、
すごくバルサクランクっぽくしてあります。
アクションした際に発するサウンドは乾いた音です。
(もちろんノンラトル仕様です)
以前にも書きましたが、私はバルサという素材を用いてクランクを作る限り、
その素材の特性を最大限生かした設計でクランクを作りたいと思っています。
バルサの比重を上げて行くと、
キャスタビリティーや耐久性が向上して、潜りやすくなり、
アクションの質が変化します。
これを理解しておけば、モデルによって使い分けることができます。
Leaferとmitoはこれを理解した上で、
軽いバルサという素材の限界を表現したかったモデルです。
外皮は必要以上に厚くせずに、強度が低下するのを承知の上で、
極力薄くしています。
「Leafer」の語源は「Leaf」。葉っぱです。
それくらい危うい存在感で、ちょっとした入力でも反応してしまうくらいの
ABSとは完全に別次元のレスポンスを求めたカスタムクランク。
そして、そのスモール板であるmito。
両モデルとも見た目はすごく普通ですが、
いろんな思いがそこには詰まっています。
プロップベイト
あることに気がつきます。
クランクベイトのボディーを使用したプロップベイトの存在です。
各種クランクベイトと一緒にラインナップしているブランドが
結構あるんですけど、ちょっと気になったので、
いくつかを入手してみました。
RAM(Richard Manley)の「Prop dog」。
レングスは60mm。
浮力が低いので、水面下に薄皮一枚入ることができます。
ナチュラルにスローに使いたいな〜思ったモデルです。
BigMのpropbait。
レングスは60mm
Brian Beeの「Prop bee」。
レングスは大きい方が70mmで、
小さい方が55mm。
BigMとBrain Beeははしっかりと浮力があるタイプで、
泡を含みながら引けるタイプです。
これらのプロップベイトはカラーを見ると分かりますが、
ブルーギルを意識したルアーです。
アメリカのトーナメントシーンではブルーギルの産卵期(初夏)に
それらを補食するバスに対して使ったりするそうです。
ベッド周辺で、ベッドから離れてフラフラしている
ブルーギルをイミテートするとのこと。
もちろん、普通にプロップベイトとして使えますので、
それに限定されるものではありません。
水面でついばむブルーギルを再現する時はスローに、
逃げるブルーギルを再現する時はスピーディーに、
それぞれトゥイッチするのがセオリー。
そいういう具体的な話を聞くと、
何だか試したくなりますね(^^)
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Hard Gill
レアなアメリカ産ビッグベイト
「Hard Gill」。
日本で流行中のブルーギルベイトですし、興味のある人もいるのでは?
3連結構造のブルーギルボディーは本物からの型取りかな?
かなり精巧な作りです。
レングスは140mm、
ウエイトは2ozクラス。
ちなみにウエイト違いでシンクレートのバージョンがあります。
肝心のアクションは非常に素晴らしいです。
リップレスですが、S字系ではなく、ウネウネと泳ぐ系です。
その特性の中でイレギュラーなアクションも加えられるので、
多分、使い手によって様々なアクションが可能でしょう。
デカバス釣れちゃうな~という妄想が止まりません(^^)
結構バランス取りが難しいルアーだと思うんですが、
素晴らしい出来ですね。
見た目だけのルアーではなく、性能も伴ってるビッグベイトです。
う~ん、早く使ってみたい!!
上の写真はオスギルで、
こちらがメスギル。
ちなみに私が持っているのはスローシンキング版です。
カラーもとてもいい感じに仕上がってます。
目が下向きなのもきっと重要なんだろうな〜。
ネスト狙いなんだろうけど…。
日本で販売されてたら、めちゃくちゃ売れそうですね(^^)
でも生産数はかなり少ないそうです。
DAT[3rd プロト]
「脱兎」のごとく逃げるベイトフィッシュをイメージした
タイトウィグル系クランクベイト「DAT」。
ファーストプロトから数えて、ボディー形状を2回変更しているので、
3rdという扱いになります。
私としてもこれいつ完成するの??
という感じなのですが、
MBのクランクの中でも一番マニアック臭がするモデルなので、
売れるのか?という心配もしています…。
3rdプロトはよりタイトなアクションにしていて、
イメージ的にはバイブレーションに近いです。
クランクベイトとしてのカバー回避DNAは持ちつつも、
それは最小限であり、オープンウォーターでのハイスピードリトリーブで、
食わせるというタイプになります。
ステージとしてはカバーの乏しいクリアウォーター。
個人的にはリザーバーの岩盤エリアのフィーディングバスを
メインのターゲットとして考えています。
津久井湖なんかだとハスやニゴイが先に食ってきそうな気もしますが(^^;)
あとは、低水温期。
バルサですし、スローでもちゃんとアクションします(^^)
サイズは1stプロト並みにサイズダウンしているので、
スピニングで使うモデルになるかもしれません。
そしてキャスト時に安定した姿勢を保つために、
テールにある程度のボディームを持たせ、リップやウエイトの設計も含め、
クルクルと回転しないことを意識しています。
ウエイトの参考値は約8g。
レングスは59mm。
これをスピニングタックルでロングキャストしたいな~と。
DATはファットなボディーを持つカバークランクとは対称的なモデルですが、
用途をより限定しているという面で共通した性格があります。
用途が広いタイプではないので開発に緊張感があるんですけど、
作り手としてはそれが楽しかったりするんですよね(^^)
その名はGEL
「GREEN EYE LURES」。
身近な人たちはGEL(ゲル)と呼んでます。
私がブログを始めた当初からのお付き合いです(^^)
新たなブログにて復活されました〜♪
http://blogs.yahoo.co.jp/greeneyelures
皆様ぜひブックマークを!
写真のクランクはかな〜り前にいただいた私の名前入りの
「GEL FLAT」。
これは初期のものですが、
ハイピッチでキレのあるアクションでした。
強さもフラットサイドクランクとしては丁度いい感じ(^^)
この名前は、自然と皆がそう呼び始めたんですけど、
正式名称は正式販売されたらわかるでしょう(笑)
JFLCCでも少し販売されたんですけど、
今後の活動が注目されます。
私のGELのイメージですが、
初めて見た時は仕事が丁寧だな~という印象を持ちました。
そして、その後のいろんなGELクランクを見て
思ったのはカラーに個性があるな〜ということ。
「センスが独特で個性がある」
日本のハンドメイドビルダーのカラーは
バグリー系の雰囲気がベースになっている印象がありますが、
GELのカラーは「これは自分には思いつかない!」と思わせます。
今後いろんなカラー(&モデル)で楽しませてくれると思います。
期待しましょう!!
B.A.S.S. Bassmaster Classic 2014
週末に開催されてたB.A.S.S. Bassmaster Classicは
ランディー・ハウエルが優勝しましたね。
湖岸を走る道路から沢山のギャラリーに見守られ?ながら、
淡々とウエイトを積み重ねて、最終日に大逆転。
じっくり見ていたわけではないですが、ドラマチックな優勝劇だったと思います。
で、その道路が面している湖岸はリップラップが入っていたんですけど、
何となく八郎潟とイメージが被るんですよね。
(リップラップの感じがかなり違いますが)
八郎潟も直線的な湖岸に面して道路が走っていて、
ほぼリップラップが入ってます。
まあ、実際行ってみたら雰囲気違うと思います(^^;)
試合日に一気に水温が上昇したとのことなので、
プリバスがどんどん入ってきたんでしょうね。
そのリップラップで使っていたのは、ラパラのDT-6。
※写真は拝借もの
アイクカラーのデーモン。
この定番クランクベイトをメインに、
Livingston(リビングストーン)のプロトクランクも使ったとのことです。
HPで紹介してたスピーカーが内蔵されてるやつでしょうか。
※写真は拝借もの
https://www.livingstonlures.com
このプロトの方がワイドなアクションのようで、
単純に対リップラップだったらこっちの方がマッチングが良さそうです。
ただ、DT-6のタイトなアクションが効いたとも考えられます。
対カバーでの性能を取るか、より食わせやすいアクションを取るか、
トレースコースやレンジなどの狙い方によっても違うと思いますが、
使い分けてたのかな??
ひょっとして、
「結構DT-6で釣ったし、このプロトも投げとくか」
という感じだったりして(笑)
大人の事情とかいうやつ。
Poe's RC1
アメリカ産のRC1を大量に入手しました。
友人に感謝!!
パッケージ入りはインテリアかな?
ノンラトルとラトル入りがあります。
そしてアクションも様々(^^;)
サイプレスツリーの根元にコンタクトさせるカバークランキングで
リッククランが使ってたのは「秘密のクランクベイト」で知ったことです。
ワイドウォブルなシダー製フラットサイドで、
テールが細い、とてもPoe'sっぽいデザインのボディーです。
テールに浮力が無いので、浮力バランス的にはやや尻下がりです。
でも大きく分厚いコフィンリップが角度を付けて取り付けられているので、
浮力が低くても、そしてフラットサイドボディーでも回避性能が高いのが特徴です。
言い方を変えればリップ頼りのカバークランク。
ある意味、特殊なクランクと言えます。
カバーが薄いところでは、ちょっとイマイチなクランクかな(^^;)
アクションのバラツキはPoe'sならではで、
リップ周りの取り付け精度もアレなので、
リペイント&調整で自分好みのカラー&アクションにして、
実釣投入しようと思います(^^)
Poe'sのカラー、結構好きです。
日本はバグリーっぽいカラーが多いと思うんですけど、
アメリカみたいにメーカー(ブランド)ごとに個性的なカラーがラインナップされたら
もっと盛り上がるのにな~と思います。
まあ、今はアメリカも似たような感じになってはいますけどね(^^;)
無作為に写真をはさみながらのPoe's RC1記事でした〜♪
PR: 豪華賞品が当たる試乗キャンペーン 実施中!
75SR(仮)
以前「40UP率100%のクランクベイト」
という記事を書いたのですが、
それ以降は実際30cm代の魚も釣れており、
今はこれが真実ではありません。
書いた当時はそうだったというだけの話。
でも、その確率は結構高いものがあって、
フルサイズのラウンドクランク同様に、
デカバス率の高いクランクベイトというのは間違いありません。
その名を「75MID(仮)」といいます。
これは新たに設計したボディ。
75MIDは大きくまとめると
これで3rdプロトという扱いになります。
その名の通り75mmのフラットサイドクランクです。
ボリュームは横からのシルエットの話でいくと、
BB3とほぼ同等です。
そして、MIDというくらいなので、
そこそこ潜ります。
というか、潜ってたなっしー。
今回の3rdプロトはシャロークランクとして作ろうと思ってて、
自分の中の基準ではBB3より少し潜る程度を想定してます。
さらに言うとBB3はラウンドのシャローカバークランクの中では
割とレンジが深い位置づけです。
アクションはロールもきっちり入りながらも、
ウォブルがやや強めな感じの設計。浮力はやや低め。
もちろんハイレスポンスな特性を持ちます。
関東のマッディーシャローフィールドで使ってみたいです(^^)
シャロー側のフラットからファーストブレイクまでの
ボトムを少し切ったくらいのレンジをスローに存在感を出しながら巻いたら、
どんな反応が帰ってくるか?
という実験用です。
基本的にはフルサイズのカバークランクとセットで
攻める場所によって使い分けてみたいな~という感じです。
まずはブリブリのプリバス狙いから。
ちなみにこの75シリーズ?はまだまだコンセプトルアー的な存在。
何か確信めいたものを掴まない限り、
レギュラーメニューには入らない予定です。