バルサでルアーを作る場合、
カッターで成形している人がほとんどだと思います。
私もカッターを多用してまして、
ボディーの成形に関してはオルファの黒刃をセットしています。
あと、バルサに限らずハードウッドでも
切り出し後の成形はカッターです。
ヒバくらいまでの硬さだったら全然行けます。
カッターを手にしない日はないと思われる私ですが、
どんだけそのカッターにこだわっているかと言うと、
それがかなりテキトーな扱いです(笑)
かなり前にもアップしましたが、
私の右手(カッターは左手ですが)は
セブンイレブンで買ったこちらのカッターです。
現在「DigDawg」を削ってます。
左のスケルトンのものが使い倒してきたカッター。
これを2本使ってたんですけど、
1本、不幸なことに接着剤が染み込み、固着。
刃の出し入れが不可能ってな具合になってしまいました。
で、1本だけだと不便なので、
ホームセンターで良さげなのを買ってきたのですが、
これが失敗。自動ロック機能が付いてなかったので、
力を入れると刃が中に入ってしまいます。
現在、お蔵入りして行方不明になってます(^^;)
また1本になってしまったセブンカッター。
もう10年くらい前に買ったものなので、
さすがにセブンに売ってないだろと期待せずに
文房具売場に行ったら、写真中央の白いやつが売ってました。
型はまったく同じで、色だけが変わってます。
気持ち剛性が落ちているか?
まあ、何が優れているとかは全然無いんですが、
自動ロックが付いて普通に使えるので、
これで良しとしてます。
ちなみに300円しないです(笑)
刃物繋がりで、先日在庫切れしてた卓上糸ノコの刃も
仕入れてきました。
ハンズで買ってるものなんですけど、
柔らかい金属用の刃です。
木材用もありますが、それより刃が小さいこれを愛用してます。
たまにアルミも切るので、これを使っていたわけですが、
刃が細かい方がルアー用には合ってると思います。
そして、物欲を抑えながらレジを通過した後にこれを発見。
ベジータはどこ?
ナッパは?
明らかにアレを意識してデザインしたと思われる
カプセルシェルターです。
携帯の充電機能もあるようで、
ちょっと欲しいと思ってみたり…。
でもこういうのを準備する人は、
いざという時に乗れずに、
たまたまそこに居合わせた人が
「ラッキー」って乗っちゃって助かるんだろうな〜。
ガンダムと主人公との出会いがだいたいそうだし。
さて、この週末ですが天気が安定しているようです。
釣りには良い週末になりそうです(^^)
私は日曜日に牛久沼に初釣りに行ってきま〜す!!
刃物
2013年4月14日 小貝川
相棒はお馴染みのT田さん。
牛久沼の予定が、強風で中止となり、
急遽小貝川へ行ってまいりました。
日中は21℃くらいまで上がったのですが、朝はまだ寒いですね。
幸い朝は風がほとんど無く、
釣り易い状況でスタートできました。
毎年、初釣りはドキドキします。
そのドキドキは魚に会えるかも…のドキドキではなく、
久しぶりの釣りで、デカイ忘れ物とかしてないか?
というドキドキです。
ほとんどのものが車に積みっ放しなので、
最悪の事態になったことはないのですが、
運転席に座って出発前に、ボートの先端から後方へ、
順にアイテムを思い浮かべて、次は自分の頭からつま先まで
思い浮かべます。
これで、忘れ物の点検をするわけです(^^)
さて、釣りの方ですが、
水温は15℃前後、満水で水質はクリアー。
ショアラインにあった枯れた植物、ブッシュが冠水して、
水中のカバー満載です。
近場でリハビリするべく、
クランキングして、そうした冠水カバーを通して行きます。
春の小貝川は結構難しい印象があって、
春にバスが溜る場所をある程度知ってないと、
途方に暮れることになります。
もともと、魚影は以前程濃くはなく、
プレッシャーもかかっています。
そこへ春に水量が増えて、カバーの量も増えると、
バス密度が薄くなると同時に、膨大なカバーに阻まれ、
バスに到達するのがまず大変です。
ただ、春にすごく釣る方々も結構いて、
腕の差を感じちゃいますね。
この日、佐藤義和さんも小貝に出られていたようで、
デカイのをあげてらっしゃいました。
当ブログでお名前を出すのは初になりますが、
「Sports Fishing Japan」でコラムを連載されている
桧原湖のスペシャリスト・浜本さんも来てたという
情報もあったんですが、釣れたのかな?
とりあえず、リハビリを終えた我々は、
朝マズメを最大限に活用すべく、
いきなり一等地へ向かいます。
この日は強風になる予報もあったので、
とりあえず、1本釣ろうという魂胆でした。
ここで釣れなきゃ
この後苦しむ事になるであろうという場所で、
T田さんは伝家の宝刀カットテールのジグヘッドリグで
スローにブレイクを釣っていきます。
私はいつものようにクランキング。
ハンプ状の地形とブレイクが絡むところで、
春、ここにバスが上がって来て、溜るであろうことは
容易に想像できます。
で、程なくしてT田さんのロッドが満月に。
強烈な引きで何度も突っ込まれながら、
何とかネットインした魚は「良く引くブラックバス」。
45cm、1800gのナイスコンディション!
う〜ん、うらやましい!!
私は、そこから焼き付け刃的ライトリグに
ちょっと手を出したりしながらも、
クランキングメインでキャストをしていくも、ノーバイト。
しばらく粘った後に、シャローでクランキング&バズ。
途中、クランクのカバー適正のテストとかやりながら、
この時期バスが付きそうなところを丁寧に通していきます。
バスが付きそうなところって曖昧ないい方ですが、
すごく単純で、まずはハードボトムであること。
長い減水期から一気に満水にすると
シャローはだいたいハードボトムになるんですけど、
私は相対的にハードなところを探してます。
要はガリガリするところ。
で、ブレイクが絡んでいるとかなり良いです。
でもそうした所は皆知っているようで、
入れ替わり立ち代わりボートが入ってくるんですよね(^^;)
春の場所取りは熾烈です(笑)
で、割と時間をかけて丁寧にやってみるも、
バイトはなく、次第に風が出てきました。
当日の予報は強烈な10m超えの南風。
あっという間にステイするのも困難な感じになってきたので、
風裏でバズで流しながら戻って、正午、ノーフィッシュで終了。
T田さんお疲れさまでした!
風が出たタイミングで食い始めるか?
と期待しましたが、全然でした…。
難しいな〜(~~;)
この日は有望エリアのピンポイントで
ライトリグでスローに…というのが正解に近かったのかな?
という感じでした。
さて、今週末はH1第1戦の牛久沼。
たまやさん、混みそうだな〜(^^;)
ウエイイン率は多分10%くらいだと思います。
いかにしてそこに入るか…
何かをやり通すしかないんですよね。
自分に出来る事をやりたいと思ってます。
めざせ初バス(笑)
写真撮るの忘れてて、
慌てて、スロープで取った写真。

強風が吹く昼時の小貝川。
ここは風裏になっているので、
そういう風に見えないんですが…。
ふなふなふー
私は船橋市非公認ゆるキャラである「ふなっしー」の
ファンなわけですが、
バルサクランク並みのキレのある動きと、
軽快で少し毒のあるトークで
人気急上昇中です。
今までのゆるキャラの概念を破壊しつつ
ゆるキャラ道を斜め上に突っ走るふなっしーですが、
ついに楽曲まで発表しました。
この世の不条理に心を傷つけられた時、
きっと、この歌が癒してくれることでしょう。
ね?
ヘビーローテーション確定。
何もかもが斬新過ぎる…。
あー、ふなっしーのルアー作りたい。
あのヘッドシェイクを再現したいな~。
奇声を発生させる装置も組み込みたい。
色も素敵♪
あ、動画をすっ飛ばした方に特に注意ですが、
ふなっしーは「鮒」ではないですよ。
「船橋」+「梨」で「ふなっしー」です。
さて、つかみはこれくらいにしましょう。
最近は、ヒノキを削ってまして、
親指が悲鳴をあげております。
バルサも削らなきゃいけないのですが、
今はヒノキ。
またやることが溜ってきたな…。
HapPapのカエルを先行して削ってます。

結構複雑な形状です。
あとはこちら。

2ピースジョイントルアーの「MB-1」のようなルアーですが、
新たなコンセプトで仕上げるルアーになります。
成功するかな?
完全に検証用の邪道ルアーです。
H1で使いたいな~(^^)
え~っと今日は以上です!

H1GPX 2013 第1戦[牛久沼(茨城)]
ふなふなふーから今日は真面目にレポートです。
多分長文になります。
(今年は赤いカッティングシート!)
待ちに待った開幕戦です。
例年通り、第一戦は牛久沼。
「例年通り」という言葉が出るくらい
H1も順調に歴史が積み重なってきましたね。
今年で3シーズン目になります。
牛久沼は関東においては
非常に歴史のあるバスフィールドで、
ここをホームにして、羽ばたいていったプロは数知れず。
現在は数はそんなに釣れませんが、
「ブタバス」の愛称で皆に愛されている
牛久沼ならではの野性味溢れる逞しいバスに出会えます。
さて、初戦ですが、
まさにこの「出会い」というのが私の中でのキーワードでした。
前の週にプラに入ろうと思っていたのですが、
強風であえなく断念。
得意の?妄想プラを、スターバックス渋谷三丁目店(いつもの妄想場所)にて
金曜日の昼下がりに開始したのでした。
以前紹介した「weathernews」というスマホアプリで、
詳細な天気予報を調べます。
ちょうど試合が始まるあたりから雨になって、
気温は前日から低下、冬並みの冷え込みになるという予報でした…。
東北などは雪になるというこの週末、
厳しい状況になるのは明白でした。
一番気にしていた風は、こんな天気なので当然北風。
やや強めに吹くタイミングもあるけど、
2年前みたいなことにはならなそう。
(爆風で帰着できずに失格(ToT) )
状況を整理すると、
牛久沼のスポーニングは始まっていて、
ブタバスはシャローのパラアシに入っている。
そこへ気温と水温の低下が起きる。
バスは低活性化するも今更移動はしない。
エロモードなので、食わせの釣りは通用しない。
という感じです。
そこでメインに考えたのが、
以下の3つのルアーです。
一つ目は超定番のスピナーベイトのクリスタルSの3/8と1/2oz。
パラアシの定番ルアーですね。
ちなみに長年愛用しているオリジナルが体に染み付いているので、
私は他のバージョンはあんまり使いません。
二つ目はパラアシにも対応できるクランク、
「バグリーのB3」。
これはオールドものなんですが、
コートが薄い高浮力なもので、
レスポンスと回避のアクションが素晴らしい名品です。
今回はなるべく快適に釣りをするために
フックをショートシャンクワイドゲイプの速掛にして、
フッキング性能を確保しつつ、フックが振れる幅を抑えています。
三つ目はブレイクを狙うためのフラットサイドクランク「Leafer」。
レスポンスの良い明滅アクションで、
ブレイク周りに居るバスを
リアクションで食わすためにセットしました。
NewフックであるがまかつのRBのショートシャンク版の
5番を付けてます。試合モード!!
この3種のルアーはいずれも「リアクションバイト」を
狙った釣り用にセレクトしました。
基本的にこの状況ではバスは追ってルアーを食う状況ではなく、
定位して、近くを通ったものに対して、
気に入らなければ噛み付くという状況です。(特にバラアシの魚は)
「出会い系」です。
このエンカウンターを狙った釣りはクランクベイトの使い方のひとつで、
動きたくないバスを摂るためのクランキングと言えます。
なので、よりシャローのパラアシのエロモードバスには
やや強めで、サイズも含めインパクトのある「B3」を、
まだ待機状態で低活性に陥ったバスには
フラットサイドの「Leafer」を、それぞれ有効なエリアで
しつこく細かくトレースして行く…という魂胆でした(^^)
クランク類のカラーはリアクション効果を高めるための
強めのブラックバックチャート。
イマイチ人気がない色ですが、
シャッド、ザリガニ、ブルーギルカラーと合わせて
超定番カラーに入る非常に釣れる色です。
数年前のバンダムさんが春のクラシックでKVD1.5で勝った時も
この色でしたね。
確かブルーギルを意識してこの色をセレクトしたとか。
一見ブルーギルには見えないのですが、
そこは使う人のカラーセレクトのセンスが出る所で、
「何をもってそれとするか」というのは、
色んな解釈があって良いと思ってます。
日曜日の試合当日。
予報通り、めちゃくちゃ寒いです。
聞こえてくる話も景気のいい話はなく、
プレゼンターの鈴木美津男さんが
なにやらいい釣りをした(詳細不明)というのが、
唯一の好材料。
一時間くらい車中で仮眠しただけなんですが、
寒くて一気に目が覚めました(^^;)
ちなみにこの日はヒートテックとか着込んでます。
開会式。
総勢83名の選手が集まりました。
毎年どんどん増えてます。
駐車場に困らなかった初年度が懐かしいな~。
たまやのおっちゃんが
「雨だから今日は釣れるでしょう!」と。
え~!!そんなに甘くないでしょ~と
心の中で反論してました(笑)
今シーズンのスタート。
最弱クラスの機動力なため、
のんびり気分でスタートです。
速いボート(TR82とか)をガンダムとすると、
私のはボールですかね。
見る見るうちに離されます(笑)
向かうは西谷田川。
地形的にバスの居場所が分かり易い…というか、
地形変化密度が濃い=バス密度も少し濃い気がするので、
そこをメインにするつもりでした。
すでに北風が吹き始めていています。
水温は15℃前後。
途中、いい感じのパラアシがあって、
先頭集団がほぼそこをパスしている状況だったので、
そこから入りました。
北風が横から当たって、
結構厳しい状況です。
ネオプレーンのグローブをはめました。
文字だけだと分かりにくいと思うので
マップをアップします。
これが牛久沼です。
並行気味に配置された東谷田川と西谷田川(基本的に両河川とも川の流れはない)
を繋ぐストレッチとなるので、
釣り進むにつれて、川筋に沿って吹く北風を、
次第にブロックする形になります。
本湖と東谷田川河口、西谷田川河口に面していながら
北風をブロックできるエリアです。
逆に言うと南風がバンバン当たる岬状のエリア。
う~ん、超春向きなエリアじゃないですか。
この状況で、ここに朝イチ入れたのは幸運でした。
しかもこのエリアってオカッパリが入れないんですよ。
西谷田川はこの時期、アシが低くてオカッパリからでも
自由にキャストできる環境があります。
シャローに上がって一仕事しなきゃならないバスにとって、
オカッパリのプレッシャーがないこのエリアは
すごくポテンシャルが高いと言えます。
スピナベから開始したキャストは、
そうしたプレッシャーの連想から
早い段階でB3へと移行。
どういうことかというと、
スピナベは牛久沼ではあまりにも使われ過ぎていて、
3月から牛久沼のシャローは連日スピナベが通っているはずです。
田辺さんが確立した早春のワカサギパターンの影響は相当ですよ。
このパラアシへのマッチングも良いスピナベは春の定番ベイトでもあるので、
この連想で私はスピナベをキャストすることをやめました。
B3はオールドモノです。
オールドじゃなきゃダメかというと、
私はそうは思ってなくて、
とある条件を満たしたクランクなら
オールドじゃなくても、そしてB3じゃなくても全然OKです。
その条件とは、ロールが少し混じるレスポンスの良いアクションで、
高浮力なラウンドボディーと短めのスクエアリップを備えていることです。
これは基本的なカバークランクの仕様そのものです。
B.A.S.S.のプロ達が一時期こぞってこのクランクを探していたのは、
この条件がクリアされたクランクだったからです。
今はその辺の選択肢が増えましたので、
これを使っている選手は減ったと思いますが、
第一級のカバークランクであることは変わりありません。
高浮力なボディーはスタビライザーの働きがあります。
カバーに接触した際に大きく跳びすぎずに
さらに横になりにくい特性を持たせることができます。
そして、もともと浮力により上方向にひっぱられているので、
カバーを軽快にかわせるのです。
スクエアリップは本来はウッド系やロック系のカバーに
すごくマッチするタイプのリップですが、
アシなどのやや硬めの植物系カバーにもある程度適応します。
アシ系のレイクのフロートカバーで、
枯れアシが横向きでトレースコースを遮っている時が
よくあります。
トレブルフックが付くブラグでは
ほぼ引っ掛かってしまうシチュエーションです。
でもクランクならある程度はかわしてこれます。
これがこのスクエアリップなら
ボディーが倒れることなく、(倒れるとフックをカバーできなくなって引っ掛かる)
小さな力ででんぐり返しさせてかわしてこれます。
最初に短めと書いたのは、
長ければ長いだけ、引っ掛かりが大きくなって、
抜けるまでの動きが大きくなってしまうから。
パラアシならスクエアリップである必要はそこまでないのですが、
そうした点が気に入っているので、
私はこうしたタイプのクランクを好んで使っています。
アクションに関しては、
ロールが少し混じる事により、
より軽快にカバーをかわせるのと、
明滅アクションが出せます。
いつか実際に巻いている動画をアップしたいですね。
と、偉そうに書いてますが、
言う程現場はあまくなくて、
結局最後はアングラーのスキルが要求される釣りでもあります。
キャストの精度は当然で、あとはトレースコースのメンディングとか、巻き加減、
カバーにタッチした時の感触から、浮上させるか一瞬力を入れて外すかの判断などなど
多くのものをアングラーに求めてくるのがソフトカバーのクランキングです。
当てる前提のハードカバーのクランキングに対して、
この釣りはなるべく当てないトレースコースを選びながらキャストします。
(でもほぼ接触機会がある)
当然、引っ掛かることが頻繁に起きますので、
タックルもそれに合わせなければなりません…っていう話は
また次回にしますね(^^;)
書いてるうちにレポートじゃなくなってきたので…。
で、これが当たりました。
パラアシの中のやや細長い水路状のポケット。
そこの最奥にB3をキャストして、
やらかいアシを回避しながら開けた水域へ泳がせました。
泳ぐ水深は40cmくらいでギリギリ目視できないくらい。
B3はポケットの手前側のエンドで引ったくられました。
斜め下から食ったようで、
ハーモニカ食いでした。
バスのサイズがあったので、あの大きめのB3のボディーでも
二つのフックが口の両サイドに、それぞれ掛かっていました。
ネットインして、口をつかむと、まあまあデカイ。
40前半でキロは余裕であるな~という感じ。
釣れたシチュエーションも想像通り過ぎてちょっとびっくり。
7時前の至福の瞬間でした。
意気揚々とそのまま西谷田川に入ると、
ちょっと予想外なことが判明します。
前に来た時はもっと明確なブレイクがあったような気がしたんですが、
今回改めて行ってみたら、そうではなかったのです。
西谷田川はショアライン沿いのカバーの奥行きが短くて、
戦略的には「Leafer」でブレイクの釣りをする予定でした。
でもそれはある程度(岸から5mくらいの長さ)の1m未満のシャローがあって、
その先にある程度明確なブレイクがある…というのを想像してのこと。
再度行ってみたら実際はダムっぽい感じでした。
ダムというと少し語弊があるのですが、
岸際から割と速い段階で深くなって、
2~3mまで落ちて行くような地形でした。
春はショアラインのバス密度は高くなりそうですが、
プレッシャーとかスポーンを考えると春向きのエリアではないのかも…
とかいろんなことを考えて、
途中で引き返すことにしました。
例のパラアシエリアを今一度
じっくり釣ってから、
東谷田川のそうしたエリアを探して行こうと思い、
戻ろうとした時、少し風が強まりました。
またあの悪夢が…と思いながら斜めに横断してバッテリーを交換後、
とりあえずスタート地点であるたまやに避難しました。
実は寒さで体が限界でした。
特に手はかじかんで、ロッドを握る感覚も麻痺。
サミングもなんとなく長年の勘で!みたいな感じになってました。
途中、指を口に入れて温めてみたりしましたが、
厳しいものがありましたね~。
で、戻るとたくさんの選手がタムロしてました。
当然、江戸物の石名さんもいましたよ(笑)
寒さ(雨・風含む)と釣れなさでどんどん選手が戻って来ます。
それにしても、この環境は厳しい。
正午過ぎに雨・風ともにおさまっていく予報だったので、
2~3時間のロスになりますが、
この状況では釣れる気もしない(^^;)
体と気力と天候の回復を待つ選手達。
ストーブとヤカンのお湯がありがたい(^^)
選手達は口々に「なんも無し!」とのことなので、
内心「ふ~ん、釣れてないんだ~しめしめ♪」と
心をブラックに染め、
いや~今日は厳し過ぎますよ~戦意喪失(ToT)
という雰囲気を醸し出していたのは秘密です。
試合中ですからね(^^)
その後、天候が回復すると、戦意が戻った選手達は
ボートを出し、車で寝る人はそのまま夢の中へ。
私は再度出船して、B3を投げまくります。
でも投げまくりの酷使しまくりで、
なんとリップが折れるというアクシデントが発生。
クラックも入って、満身創痍な感じ(^^;)
(後日撮影)
バグリーコレクターである原田さんのところから、
私のところへ現役復帰前提で移籍してきたオールドB3。
素晴らしいアクションで使わずにはいられなかったクランクでした。
今後も修復しながら使い続けます!
原田さん、ありがとうございました!!
予備として持って来ていた
佐藤さんからのいただきものである、
こちらもレーシーな仕上がりの「B2」にチェンジ。
これもすごくいいです。
いつ出て来てもおかしくないシチュエーションで泳ぐB2。
でも朝のワンバイト以降、
二度目のバイトは結局ありませんでした。
ウエイイン3名3本と厳しい試合でしたが、
私の場合、全ての要素が重なって獲れた、
幸運の一本でした。
あの時間、あのエリアで、あの一点に、あのルアーを、
あのコースでトレースできたことの幸運。
2080g。
思いの他大きかったです。
アドレナリンはバスを小さく見積もることが判明しました。
そして初めて手にするH1の入賞盾は準優勝。
う~ん、超うれしい~♪
写真撮れなかったので、
オフィシャルな写真をお借りしますm(_ _)m
H1GPXオフィシャルサイト
一位の荻野さん(2230g)は
カワシマイキーで。
さすがにビッグベイトに食いつく魚はでかかった…。
三位の佐藤さん(1020g)は
シングルコロラドチューンのクリスタルSで。
写真撮り忘れた…。
オフィシャルサイトにて!
午後の部、唯一の魚です。
過酷な環境で一緒に戦った選手の皆様、
運営スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
&ありがとうございました~(^o^)/
ツイッター、メールでお祝いメッセージを入れてくれた方々も
ありがとうございました〜♪
パラ葦のクランキングタックル
ここぞとばかりにH1ネタで(^^)
今回のメインルアーがオールドのBB3だったわけですが、
これ用のタックルがこちらです。
こちらと言われても、何?これ…って感じだと思います。
ブランクは何度かブログでも書いている
ALL STARのTWS-IM6です。
ティップを少しカットしてます。
もともとEXファーストの特殊な竿だったんですが、
少しだけティップをカットすることで、
汎用性の高い竿にしています。
この竿の入手時期ですが、なんと1997年です。
もう16年前になるんですね。
それが今も一軍(笑)
何度かコスメやガイドを交換して、
今の姿になってます。
テーパーはファーストで、
パワーはミディアムとミディアムヘビーの間くらい。
レングスは6.3ft。
普段は3/8~1/2のスピナベからバズベイト、MID~DEEPクランク、
各種トップウォータープラグ、ジャークベイトに使っています。
3/8ozまでのラバジやライトテキサス、センコーなどのノーシンカー、
ヘビダンにも使えます。
こうやって羅列してみると汎用性の高さが伺えます。
アメリカの竿らしくバットがしっかりしていて、
意外と無理ができる竿でもあります。
IM6という今となっては低弾性なカーボンと
フレキシブルなティップで、上記のようなルアーであれば、
ティップをコンパクトに回してキャストでき、
なおかつ植物系カバーにスタックした際でも
しっかりと力を伝えてパンッ!と外したり、
バットのパワーで強引に引きちぎったりもできる竿になってます。
そしてIM6の竿を使ったことがある人はご存知かと思いますが、
以外に軽量です(^^)
グラスにしなかった理由は、こういったカーボンロッドには
引っ掛かった時の対処のし易さがあるからで、
リズムを崩さない釣りに繋がっていきます。
コンパクトに振り回せて、アキュラシーを維持いつつ、
スタックしたら、パワープレイで外して釣りを中断させない
両面性を持ち合わせている竿。
今回のパラアシのカバークランキングにはピッタリの竿でした。
お次はリール。
私のクランキングはコンクエストの101によるものが80%です。
何が良いとかはあんまり無いのですが、
単純に使い慣れているからという理由で使い続けてます。
これにアベイルの軽量スプールを入れたものを使いました。
でかいB3を投げるのにこうしたBF系のスプールが必要なのか?
と思われるかもしれません。
以前は私もそう思ってました
というか、そもそも導入したBF系スプールの効果自体に
疑問すら抱いていたくらい(^^;)
これは使用オイルでかなり印象が変わったことにより、
その存在意義を見いだして、
自分也の使用法を色々と検証している最中です。
よりサラサラ系のオイルを使う事で
このBF系スプールは生きるのですね!
今更気がつきました(笑)
あと、BB3のように重量のあるルアーでも
その良さが生きる事も実感しています。
パラアシに限らず、カバークランキングの真髄は、
「他のアングラーがクランクベイトで通さないであろうコースを引く」
ことにあります。
つまり躊躇してしまうようなところやコースを
スピナーベイトやバズベイトではなく、
クランクベイトで通すことによって、
バージンインパクトで食わす…と。
カバークランキングにはスキルが不可欠で、
本格的にやる人が少ない理由はこれなんじゃないかと
思ってます。
もちろん、ボートでなければ難しいというのと、
クランク向きのカバーが少ないという意見も
あるかもしれませんが、
根本的な原因は難しさなんじゃないかな~と
思うわけです。
ボートはなんとかして手段をゲットしてもらうとして、
カバーに関しては、スタンプやレイダウンがなくても
普段狙っているカバーでいいと思います。
とにかく、少しでも隙間とか引けるラインがあれば、
ガンガン入れて行くという釣り方は
やってみると意外に成立してしまうものです。
テキサスをピッチングするかわりに
クランクをピッチングで入れたり、
50cmを泳がすためだけにポケットの最奥にキャストするのも
カバークランキングと言っていいと思います。
普段そんなルアーを見ていないカバーのバスは
簡単に口を使うのです。
カバーに当てた時の動き云々でリアクションバイトを誘発…という話よりも
まず、このバージンインパクトこそが
カバークランキングの最大の利点だと思います。
あ、また話がズレてきましたね~。
タックルの話なのに(笑)
つまり、BFスプールによって、
無理がある体勢でも充分なテイクバックができなくても
スムーズにラインが出ていくので、
より正確に様々な難所にルアーを入れていける…というわけです。
しかも今回はスポーンが絡んだ時期なので、
いかに細かく刻んで行くかがキーだったわけです。
ルアーを追ってはくれないバス。
鼻先に通さないと反応することは無い状況です。
サイドキャストからピッチング、バックハンドと
静かに流しながらあらゆる角度で、
トレース可能な全てのコースにキャストして行く上では
BFスプールは有効ですね。
ただ、最新のリールは既にノーマルの状態で
それが出来る性能は持ってると思いますが(^^;)
最後にラインです。
今回はフロロの16lbを使いました。
これは荒い使い方をするので、
万が一少しキズが入ったとしても
フロロならそこから一気に切れることが少ないから。
ナイロンはキズからあっけなく切れる印象があるので、
ナイロンなら最低でも20lbが良いと思います。
フロロやそうした太いナイロンラインなら伸びにくいので
引っ掛かったルアーを外すのも少しラクになります。
じゃーPEは?というと今回はソフトカバークランキングなので、
有りかも…ですね(^^)ただアキュラシーが非常に重要なので、
使い慣れたものが何と言っても一番!
といったタックルで挑んだパラアシクランキングは
非常に快適でした。
風の影響があってもストレスなくキャストできましたし、
完成度は高いと思ってます。
タックルは人それぞれなところがあるので、
私が最高と思っていても、
多分、万人が最高と思うわけがなく、
結局自分で使ってアジャストしていくしかない世界です。
情報に流されずに自分が良いと思ったものを
末永く使っていくのが良いと思います。
今回のオールドのBB3ですが、
原田さん曰く、最初期のものだそうです。
年代で言うと70年代です。
私は73年生まれなので、
このBB3はほぼ同年代、ひょっとしたら年上かもしれません。
仮に40年前のルアーとして、
それが縁があって、その年齢で私の元にやってきました。
少し塗装が欠けていたり、
フックで空いたと思われる小さな穴があったりしましたが、
リップやベリー・サイドのコートを見る限り、
リップはキレイでフックサークルもなく、
使われていなかったんじゃないかと推測されます。
それが、40年経って、
本来の仕事をすることなく終える予定だったのに、
少し防水処理されて、フックを交換されて、
いきなり試合本番に駆り出されたのです。
そして、ここぞというところで大きな仕事を果たしたのは、
何だか感慨深いものがあります。
私から見て、このBB3の性能は、
とても素晴らしかったです。
自分でクランクを作っている身としては、
当時、既にこれが存在していたことが驚異的ですし、
故ジム・バグリーに敬意を示さずにはいられません。
時代がどんなに進んでも
良いものは良いものであり続けるというこの事実は
作り手として、肝に命じておかなければならないと思いました。
ちゃんぽん
釣果報告です!
村中さんよりLeaferで!!
霞のプリスポーナー(^^)
この体型の40UPが釣れると気分上がりますね~♪
春が訪れが遅いと言われる霞ヶ浦。
早いタイミングで上がってきて、
エサをたらふく食ってた個体でしょう。
4月上旬にミディアムリトリーブで巻いて獲った1本とのこと。
ありがとうございます!!
さて、製作の方ですが、
最近、釣り部屋が猛烈に散らかっておりまして、
足を踏み外そうものなら、大変な被害が出そうです(^^;)
週末はまず掃除かな~。
現在、ネコの額程のスペースでチマチマ作業しているのが
ヒノキものなんですが、
サフ吹きしてたHapPapの頭上に不幸が…
小人さん、後でキレイにしといてね♪
あと、これに合わせて、
メタルカップを切り出したり。
これはステンレス板から金切りバサミで切り出してまして、
ラインに合わせてカットするが結構大変な作業なのです。
アルミのように柔らかくないので、
カット後のエッジの磨きも一苦労。
安くカットしてくれるところないかな~。
ジョイントものは顔を掘削中。
オイカワの顔です(^^)
早く仕上げたい!!
本日はちゃんぽん記事でした♪
そして、GW前半、皆様良い釣りを~(^o^)/
環境改善
大掃除ですが、今年は忙しさのあまり、
文字通り、足の踏み場のない状態での作業が続いておりました。
書籍…というか、雑誌がぐちゃぐちゃになってきたので、
IKEAに行った際に格安販売してた本棚をゲット。
まずはそこからやるかと、重い腰を上げたのでした。
これ、2,000円の本棚に見えないでしょ?

雑誌(主にBasser)もキレイに入りました(^^)
そして、旧本棚(ただのスチールラック)は乾燥棚に。

まだ乾燥棚仕様になってませんが、
以前よりは良い環境になりそうです。
勢いで8割がた片付きました。

これで片付いているの?
というご指摘もあるかもですが、
かなりキレイになってます(^^;)
まず、床が結構見えているというのがすごいです、えー。
ただ、ここは相変わらずです…。

ボツルアー、
ちょっとだけ使ったルアー、
資料用に引っ張り出したルアー、
中古屋で買って来たルアーなどなど
現在はルアー用のブラックホール箱として
機能してもらってます。
やはり、作業環境が良くなると作業したくなりますね!
GWあけからガンガンハンドメしたいと思います!
ちなみにGWは一日だけ八郎潟で釣りができる予定です(^^)
秋田はまだ寒いですが、そこは八郎、
バスは元気にお相手してくれるでしょう!!
季節逆戻りで、プリスポーンのバスを堪能して参ります(^o^)/
まあ、最悪な結果もあり得るのですが(^^;)
そして今回はチームトーホク所属 MYGのAさんとご一緒です!
クランクベイトの作り手同士なので、
クランク談義をしながら巻き巻きしてきます!
釣行記をお楽しみに〜♪
2013年5月4日 八郎潟(西部承水路)
ほぼ十年振りくらいの春の八郎潟に行ってまいりました。
当時のGWの八郎潟と言えば、枯れアシをスピナベやクランク、
センコーのノーシンカーで釣ったり、
アウトサイドをミノーのトゥイッチ&ポーズで食わせたりと言った感じでした。
今現在の八郎潟の春がどんな感じなのか、
相当ワクワクしながら秋田入り。
でも、GW後半から入った秋田はとにかく「寒い」でした。
そして「風強っ!!」。
4月末の尻上がりの好調は、
5月に入ってから急激に悪化して、
「釣れない八郎潟」になってしまいました(^^;)
何だか言い訳から入ってますね(笑)
今回の八郎潟釣行は
チームトーホクのハンドメイド担当Aさんとご一緒です。
同じクランクベイトの作り手として、
積もる話をボート上に積み重ねつつ、
パンパンのプリバスを堪能しちゃおうという魂胆でした。
で、当日。
前日からの強風と低温は引き続き、そのまま。
冬の出立ちで、いざ出船です。
スタートは西部承水路のSTC。
朝から吹き荒れる強風は7〜9mという感じ。
予報ではほぼ終日吹くという…。
気温は朝の段階で10℃と結構高い。
水温は11.4℃。
お目当てのリップラップのストレッチに入るも、
ステイするのがやっとという感じで、
風に流されるカタチで釣りっぽいことをしているような状況。
西部承水路は東岸がリップラップ帯で、
当日はもろに風が当たっていました。
どういうことかというと、
北西の風が強かったこの日は、
一瞬エレキから足を離すと
あっという間に岸に叩き付けられるような状況でした。
「もうダメぽ…」
という状況の中、
とりあえず、風の影響がいくらかマシな対岸へ移動。
枯れアシを打ち始めました。
その数十分後にボート上にあったボートクッションが
行方不明になり、捜索するも発見ならず…。
さらに風裏になるところに移動しつつ、
枯れアシを釣って行きます。
枯れアシと言えば、マイブームは「BB3」のカバークランキングです。
リップを修理して、今一度瞬着で目処めして実戦配備してました。
硬さを残してシャローに残っている枯れアシと枯れアシの切り株を
軽快にかわしながら泳ぐBB3。
う〜ん釣れそう。
強風下でもボリュームのあるBB3はアキュラシーも保てるので、
使い易い。
で、水路が絡む枯れアシの横で、
ズンッと重くなるバイト。
と同時に翻って水中で白っぽく光るバス。
「あっ、デカイ!Aさんネットーーーーーー!!!!」
とAさんにネットインしてもらったバスは
パンパンのナイスサイズ。
でかしたぞBB3。
47cm。推定2kgオーバー。
ありがとうございました、Aさん(^^)
この後、強風で危険を感じ始めた我々大人コンビは、
勇気ある撤退を決めたのでした(^^;)
実質3時間も釣りしてないんじゃないでしょうか…。
STCに戻ると続々とボートが戻ってきます。
エレキ艇は曳航されて救助されてましたし、
もう完全に「ダメぽ」状態でした。
諦めモード漂う中、STC桟橋でクランク試投なんかしちゃって、
ビルダートークですよ。
これもまた楽しい時間(^^)
その後、サクッとボートを片付けて、
脚立を忘れたのも気付かぬまま、
昼飯食いにラーメン屋へGO!!
この状況なので、アルミはもう無理。
Aさんの友人のMさんがエスカーラに滞在中とのことだったので、
訪ねる事にしました。
初エスカーラです。
本湖に面したレンタルボート屋で、
ガイドもやってます。
そして安価な宿泊施設も備えるというナイスな環境でした。
Mさんも今日は…というかここ数日は強風により、
ほぼ釣りができずに八郎の住人と化しておりました(^^;)
普段はバスボートで釣りをされている人が出れないという時に
やっぱり釣りはできないでしょう。
エスカーラでクランク談義なんかをしていると、
(Mさんも生粋のクランカー)
どんどん釣りに行った人があがってきて、
ポツポツ釣れては居ますが、危険を感じて切り上げてきた模様。
その一人である霞水系のマリーナであるハーツマリンの方も
クランク談義に加わり、楽しいことになってきました。
八郎のクランキングの傾向とか、
Mさんからはいろんな情報をゲットし、
共感する部分も多かったです。
ぜひ一緒に巻き巻きしたいな〜(^^)/
その流れで、マリーナの護岸で夕方まで水辺で試投タイム。
釣りの方は消化不良でしたが、
こうしていろんな方と出会うことが出来た今回の八郎は
いつもとはまた違った成果を得ることが出来ました。
それにしても、エスカーラの方々は
塚本さんファンが多いですね!!
それだけ、八郎バスに受け入れられているということだと思います。
ここに泊まって1週間くらい釣り三昧とか、
相当楽しいでしょうね。
本湖や流入河川の釣りは、私的にまだ未知なところがあるので、
ちょっと興味が出てきました。
Aさん、Mさん、ぜひまたご一緒しましょうね!
あとハーツマリンのTさん、翌日のガイドは釣れたのでしょうか?
ちょっと気になるな〜(^^)
グリップ解体と新たな武器
ず~っと放置している案件として、
入手済みのブランクを使ったロッド製作というのがあります。
1本目は、懐かしのダイコーブルーダーのブランクを使った、
タイニークランク用のグラファイトロッド。
これは塗装されたまま放置してます。
(塗り直す予定)
2本目…というか2、3本目は、
とある古いロッドのリメイクで、
ハードルアー用のグラファイトロッドがあります。
この2本はグリップとブランクが分離するタイプのロッドなので、
取り急ぎ、グリップ部分のみリメイクしてみることにしました。
ロッドのリメイクをやったことがある人は
わかると思いますが、リールシートを剥がす作業というのが、
もの凄くたいへんで、私が行き着いた答えが、
半田ごてで焼き切るというものでした。
以前写真を撮ってたので、
アップします。
もの凄いエネルギーが消費された感があります(^^;)
何箇所が焼き切って、あとはマイナスドライバーとか、
ペンチとかで剥ぎ取って行きます。
でも今回は違う方法で、
リールシートの除去をしています。
こんな感じの切り口です。
先程の半田ごてでの除去が北斗神拳などによる
内部からの破壊(まあ外部からなんですが…)的な
グロさがあるのに対して、
こちらは南斗聖拳(気持ち的には南斗水鳥拳)によって、
シャオー!!
って切られた感じになっております。
最近…というか、冬に知人から、
南斗水鳥拳的ツールを借りておりまして、
ここ数カ月は南斗聖拳の使い手になるべく、
色々と試しているところです。
その南斗水鳥拳的ツールはこちら!
超音波カッターです。
一言で説明すると、
ガンダムOOに出てくるMSが装備している「ソニックブレイド」です。
………ひょっとして意味わかんなかったりしますか?
「お前、何でもかんでも漫画とかアニメで例えるんじゃねーよ!」
という声が聞こえましたね、えー。
では、もっとノーマルな解説を。
特定の周波数で刃を振動させて、
切れ味を数倍に高めたハイテクカッターが
超音波カッターです。
こちらの製品はエコーテックのZO-40Wというモデル。
40kHzという周波数で振動します。
ちなみに魚探でよく使われる周波数は200kHzです。
だから何?と言われても答えられません(笑)
カッターに付いているボタンを押すことで、
刃が振動し、「キーン」というモスキート音を発します。
初めて家でスイッチオンにした時、
耳の良いワンワンは遠くから
「何ワン、何ワン」と走って確認しにきました。
ひょっとしたら蚊が寄ってくるかも…。
今回借用しているのは
「ハンドメイドルアー製作における超音波カッターの有効利用」
を検証するためで、
私的にも以前から、もの凄く興味があったツールでした。
こちらのテーマでの使い心地は追ってまた記事にします。
さて、今回はちょっとテーマから外れますが、
大きく「バス釣り」とくくれば、
こんな用途も出て来るということで、
取り上げて見ました。
そのリールシートの除去ですが、
何箇所か(基本的には3~4本)切れ目を入れて、
マイナスドライバーを隙間に差し込んで、
テコの原理でシートを剥がして行く方法をとりました。
それは半田ごてのそれと同様です。
慣れれば全部位除去まで20分くらいの作業かな?
肝心の切れ味ですが、
南斗水鳥拳のように切れるのではなく、
これくらい硬さがあるとそこそこ力が必要です。
指の力の7割8割くらいをカッターにかけていくと、
周りを僅かに溶かしながら、
秒速5mmくらい?で確実に切れて行きます。
普通のカッターだと表面にキズが付けるのが精一杯のところを
ソニックブレード…もとい超音波カッターだと
半田ごてより効率的に作業が可能です。
ただ、溶かすということでも分かる通り、
振動による摩擦で熱が発生します。
でも熱で切っているわけではありません。
改良を重ねて、年々その溶け具合は少なくなっているようです。
グリップのEVAはペンチなどで千切って除去できるので、
ここはイージーです(^^)
リールシートを剥いで丸裸になった「おいもと」を
普通のカッターとサンドペーパーでキレイにして、
新たなパーツを付けると、こんな感じになります。
丸形のコンクエストを使用するので、
リールシートはECSを採用。
コルクグリップはストレートの1ピースで、
実際はこれより2cmくらい短くなります。
もう1本はさらに短いグリップにして、
シート・グリップユニットは2サイズにする予定です。
そしてそこに差し込むブランク側は6.6ft用の長めのものと、
6ft未満の短めのものが存在します。
入れ替えも可能なので、
ロングでグリップ短め、ショートでグリップ長めも可能になります。
正直そのメリットがどれくらいあるかわかりませんが、
ちょっと面白そうなので、楽しみです(^^)
ちなみにこのブランクは肉厚の低弾性グラファイトで、
使用感としてはミディアムくらいのパワーで、
汎用性が高いタイプになります。
トップ全般、ワイヤーベイト、ミドル~ディープクランク、
シャークベイトなどなど重宝するロッドになりそうです。
最近注目のスイミングジグとかにも良いかも。
この前紹介したTWS-IM6改と似た用途になりますが、
こちらの方がやや重く、トルクがある感じです。
実戦投入が楽しみな2本です♪
鋼派2013[試合編]
今年で何回目になるのでしょうか?
6回目?
だとすると、私は5回目の参加になります。
ハードルアーオンリーの大会は、
鋼派やH1が代名詞的存在ですが、
それ以前に開催されていたOPAさんの「OPRIDE(オプライド)」が
そのルーツになるのだと思います。
初期はクランクオンリーのオカッパリ大会でした。
一度だけ参加したことがあります。(BOSE)
それはさておき、
今回はfutureさんとペアを組み、参加してきました(^^)
何だか忙しくて、プラはなし。
ぶっつけ本番ですが、知らないフィールドではないですし、
例の妄想プラで挑みました。
例年の感じで行くと、
この時期はアフターなのですが、
松屋さんのブログにアップされている魚を見る限り、
混在しているような感じでした。
正直、アフターだとクランカーはトッパーに勝つのは難しく、
アフターシーズン開催が多い鋼派は、
トップルアー有利な感じになっています。
あくまでも使いこなせる人が使っての話ですが…。
その話で行くと、この手の1DAY大物勝負の大会は、
焼き付け刃的なものは通用せず、
上位を狙うならば、日頃から鍛錬している技と
戦略、知恵、時の運を最大限発揮する必要があります。
というわけで、クランカーは負けても負けても
毎年巻くしかないわけです(笑)
そういう異種格闘技的なところも鋼派の面白さです。
話を戻して、妄想プラ。
混在しているということは、
クランカーにも勝機があります。
なかなかのサイズでもまだプリがいる。
アフターの魚はクランクと愛称がめちゃくちゃ悪いのですが、
プリなら勝負になります。
そう思った瞬間に、
「最近の流れ上、やっぱりアレで行くしかねーでしょ」
となりました(^^)
あとは、一応トップルアーとして、
HapPapとMB-1も準備。
そんな感じの妄想プラをfutureさんに伝え、
準備してもらい、当日です。
天気予報は前日からの雨は朝に止み、
日中は晴れていく感じ。
これは予報通りでした。
完全に朝勝負です。
いつもの人のいつものミーティング。
いざ、スタート。
水色はやや濁りが残っている状況。
この濁りはのベースは代掻きだと思います。
下流行き(スノヤワラ行き)は例年より少ない…。
ちょっと心配になる。
小さい人間の心理ですね(笑)
futureさんと、キャスト開始したのは、
スノヤワラのとあるワンドから。
メインルアーはもちろんBB3です。
早々に回収間際にバイトがあり、
もう少し距離があれば掛けれたようなバイトでした。
船中ムードは上がり、ガンガンクランキング。
数ヶ所を回った感じだと、
バイトはそれぞれ数回あるも、
ショートバイトばかりでイマイチ乗らない。
朝であり、小雨/曇りのローライトコンディションでこれということは、
晴れてきたら終了になるのは明白でした。
割とメインなエリアであるスノヤワラの妙義水道で、
それの対応策を模索しながらキャストを繰り返します。
もう時間がない…という時、使ってたB3がボートに激突。
ラインアイが微妙に損傷してしまいました(T_T)
瞬着でちょっと硬めて応急処置して、
ボックスに待機させることに。
ちなみに白化してこんなことになりました(^^;)
まあ、あとでキレイに直すからいいとします。
交代選手は虎の子の1本、BB2。
あまりの完成度(当たり度)がゆえに
あんまり使いたくなかったのですが、
B3に代わるものはこれしか持ってなかったので、
これに全てを託します。
ちなみにこれの凄さは、
動きなどお見せした方にしかわからないかもしれませんが、
その速いウォブロールのアクション(回転的な)と、
回避性能です。
長年クランクを作っている私が思うに、
多分、これを超えるのは容易ではありません。
私が出会ったクランク中、ダントツの
カバークランク最高峰がこのB2です。
(残念ながら普通のモデルではありません)
この至高のアクションと高浮力利用した、
グリグリ巻き&キルアクションを試します。
カバーが絡まないので、本来の使い方ではないものですが、
シャローに居るプリをリアクションで食わすために
その場で思い付いたメソッドでした。
ショートバイトということは、
追い切れてないor直前で見切られているということです。
ならば、もっとリアクション効果を高めつつ、
移動距離を抑えてやればいいのでは?
ということで、
これを試し始めてわずか数投目で、
答えが出ました。
グリグリの後のゆらっとしながら浮上するB2に、
バスが下から襲いかかりました。
水面近くで食ったバスはなかなかのサイズ。
ゴリ巻きで一気にfutureさんが持つネットに収容。
40くらいのプリバスを手にしたのでした。
※試合後の写真
ヒャッハーーーー!!
あと1本キッカーを獲れば勝負できる!
佐藤さん!やりましたよ〜!!
と意気込みを新たした我々は、
その後、数回のショートバイト、ミスバイトを経て、
完全に晴れちゃった空を見つめることになります。
※終了直前の写真
特にMB-1のトップ使いに出た、
デカそうなやつは惜しかったな〜。
完全に晴れてからはバイトが遠のきます。
見事な程にバイトがない…。
この辺から少し弱気になり、
「なんとか、リミットメイク(鋼派は2本全長勝負)」ってな感じになり、
ショアラインからブレイクまでを
フラットサイドで細かく刻んでいく釣りに(^^;)
しまいには「mito」で流すまでに…。
でも1、2回あったバイトは乗らなく、
時間もあとわずか。
桟橋周辺を釣っていると、
futureさんがこちらをゲット。
※試合後の写真
タナゴを釣りました。
クランクで(笑)
参考体長は5cm!
とコールされました。
これはバスの稚魚なんだと言い切る勇気はありませんでした。
結局1本でウエイインですが、
読み通りの展開で、納得でした。
同率12位。(68艇中)
途中見えたデカバスは完全にアフターの45アップでした。
ウエイインされたバスのデカイのはアフターが多かったですし、
基本的にキッカーはそんな状態だったのでしょう。
ちなみに水温は19℃→21℃(日中)という感じ。
リザルトの詳細は江戸物ブログにて!
後の昼食中にKTWの塚本さんと状況について話をした結果、
バイトのほとんどはキャットだったのでは?
なんて疑問も生まれました(笑)
ボラのスレも結構多いのですが、
明らかに口を使ったバイトも多かったです。
全体としては、大型はアフターで、
中型はプリも居るような状況だったのかな?
ウエイイン率は約37%。
上位陣にトップ使い多し!!でした。
去年より1ヵ月早かった今年の鋼派は
やはりウエイイン率は落ちましたね。
でも優勝全長は2本合計87.5cmというもので、
あの状況でこれは凄いです。
鋼派で勝つのもなかなか難しいな〜。
石名さんが開催してくれてるうちに
ぜひ上位入賞してみたいものです。
とりあえず今回はココまで!
放課後編はまた次回にアップします(^o^)/
鋼派2013[放課後編]
というテーマの課外授業あとは、
凹んだ腹を膨らます給食の時間です。
朝から一生懸命竿を振った生徒達はみんなハラペコです。
給食は「モツ煮込み定食」と「カレーライス」の
2種から選べる仕組みになっています。
いつも「モツ煮込み定食」から無くなります。
ちょっとしたトリビアです。
「おまえらいつまで食ってんだ!集合!」
という石名先生の号令で、
いそいそと食器を下げる生徒達。
表彰式の始まりです。
優秀な成績をおさめた人は、
石名先生からお褒めの言葉とトロフィーがもらえます。
そして、優秀者はみんなの前で自分の考えを発表しなければなりません。

恥ずかしそうにしゃべる人、
堂々としゃべる人、いろんな生徒がいます。
発表のあとには拍手が巻き起こります。
ダメだった生徒達にも、
「おまえら、呼ばれた出席番号順にここから好きなもの持ってけ!」
と気前のいい先生。
先生はツンデレ?
「お前、何選んだよ~」と騒ぐ生徒達。
どら焼きを頬張りながら、なんとも無邪気な生徒達です。
一通り行き渡ると、
「じゃあ、集合写真撮るぞ!お前らここら辺に集合!!」
と石名先生。
遠足などでもお決まりの山頂での記念写真。
ここでももちろん撮ります。
「よ~し!今日はおまえら全員頑張ったな、気~付けて帰れよ!!」
「帰るまでが課外授業だぞ!」
と解散を促す先生。
今日の課外授業はここで終わりです。
ここから楽しい放課後となります。
課外授業の余韻を引きずったままの生徒達は、
水辺に戻り、思い思いに遊び始めました。
いつも注目を集めるムードメーカー的存在の松本君が
「キャット釣って食う?」
と持ちかけます。
食うかどうかは別として、
釣りたい人が集まってきます。
今日は交流事業で東北から生徒がたくさん来ていて、
その中で一番キカンボウっぽい生徒が、
イカの塩辛であっという間にキャットフィッシュを釣り上げます。
そのうち、エサ用に釣ったブルーギルや、
釣った小さめのキャットフィッシュを
@*%&?ベチョ>¥&#グチャ+<% したものをエサにして
投げ始めました。
ヤンチャな生徒です。
カエルの口に爆竹を入れる行為にも似た、
健全な放課後の風景がそこにありました。
「キターーーーーー!!!!」
ブルーギルをエサにした松本君の竿が大きくしなります。
もの凄い引きに耐える松本君。
みんなが協力して、何とか岸まで上げたキャットフィッシュは
とても大きかったです。

※ストーリーとの違和感のなさがすごい(笑)
僕も少し塩辛を分けてもらって、
釣りを始めると、程なくして1匹釣れましたが、
ちょっと小さかったので、恥ずかしくなり、
なるべく人に見られないように水に戻しました。
そうこうしているうちに、
松本君が、釣った大物を家に持ってかえるための準備を始めました。

魚の首と尻尾の付け根にナイフを入れています。
本当は持って来ちゃいけないナイフを持っているあたりが、
さすが松本君です。
少し「ギュー」って魚が鳴いたのを聞きました。
それでもナイフで刺し続ける松本君。
やっぱり松本君はすごい人です。
今日は、関西の方からも行友君という
ちょっとシャイな生徒が来ていて、
この日は松本君の家に泊まるとのことでした。
「今日は美味しそうな晩ご飯みたいで良かったね!」
と声を掛けると、気のせいか苦笑いしていました。
僕は東北の生徒達と持ってるルワーの投げ合いもしました。
「バグリー」とか「回避が」とか「ウォブルが」とか
覚えたての言葉を使いたい僕たちは、
永遠とルワーの話をしました。
やっぱりクランクベイトというルワーは一番好きです。
同じことを東北のリーダーっぽい生徒が言ってたので
気が合うな~と思いました。
関西から来てた「バクシン」というあだ名の生徒も来ていて、
バズベイトというルワーについて、
一生懸命、僕たちに教えてくれました。
バクシン君は竿も作っているし、すごい人だな~と思いました。
いつか、このバズベイトをお小遣いを貯めて買おうと思いました。
授業が終わって、4時間くらい経ったころ、
冷たい風が吹いてきてきました。
石名先生がやってきて、
「お前らまだ居たのか、お母さんが心配するから早く帰るんだぞ」
と言いました。
心なしか疲れているような感じでした。
石名先生は座ったまま寝るのが得意です。
大人は大変なんだな~と思いました。
僕は皆に別れを告げて、車のキーを回しました。
おしまい。
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あ、なんかしんみりとした終わり方ですね、これ(笑)
何かを意図したわけではありません。
立派な(立派でないかもしれない)大人達が水辺に集うと、
子どもと一緒ですね。
まさに小学生の放課後そのものだった、
午後の松屋前。
いろんな地域の、多種多様なウンチクヤローが
同じ目的のために集まって、交流を深めています。
鋼派はそんな一面もあって、
自然と仲間が増えていきます。
東北や関西だけじゃなくて、
塚本さんは毎年、九州からわざわざ
お世辞にも釣れるとは言えない関東のフィールドに
飛行機に乗って来てくれるし、
関東のユーザーとしてはありがたい限りです。
GWで会った、ハーツマリンの方とも
この日会いました。
塚本さんの古くからの友人とのことで、
見学に来られてました。
GWのあの日の翌日、
八郎の釣りではクランクで良い釣りをされたそうです。
う~ん、羨ましい!!
チームトーホクの方々も
今回4名2チームで来られていて、
いろんな話ができて、良かったです。
AYSさんとは念願の水辺クランクトークができたし、
チームトーホクのヤングライオンのポテンシャルを見れたし、
楽しい一日になりました。
あっくん、シンカーありがとう!!
ぜひ、他のメンバーも来年来てもらいたいですね!
モギハノンさんとMYGのAさんは確定でしょうか(笑)
今回パートナーを組んだfutureさんもお疲れ様でした!
これで大会ジャンキーの入口に立ったかな?
そして、最後に盛り上がったキャット釣り。
松屋前の幅50mくらいのエリアだけで、
短時間に結構な数のキャットがあがりました。
ここが魚影が濃いとは言え、相当数が居る感じです。
とりあえず魚が釣りたいという人は、
イカの塩辛で一発です(笑)
という感じの鋼派[放課後編]でした。
石名さんは来年やってくれるのかな~。
皆でお願いしましょう!
何だかんだ言ってやってくれる人ですから(^^)
当選者組みの釣果報告とハンドメとH1亀山湖戦
似たようなタイミングで釣果報告をいただいたので、
アップします!
まずはこちら!

べーやんさん、DAT55で!
ウィードエッジを通すと一発で食ってくれたとのことです!
お次はこちら!

サダキチさん、mito1で!
代掻きに濁った河川でのフローターで獲った1本!
最後はこちら!

ゆんさん、mito1で!
30分で3本釣ってくれたうちの1本!
お三方にお送りしたのは全部タイニークランクでしたが、
早速釣っていただき、皆様ありがとうございました〜(^^)/
タイニークランクは使い方次第ではキラーベイトになりますから、
今後ともMBタイニークランクをよろしくです!
さて、最近試合続きで、
ゆっくりハンドメしている暇がなかったのですが、
少しずつ前進してます。

数が多いと外郭出すだけで
結構時間が掛かります(^^;)
現在オーダーを頂いているルアーも
ここに入っておりますので、
しばしお待ちください!
今考えていることは、H1の亀山戦なんですが、
脳味噌の6〜7割くらい行ってますかね。
TwitterやH1GPXオフィシャルサイトで
アナウンスされてますが、
キャンセル待ちの方をつばきもとさんで受け入れてもらえるとのことで、
横連携の素晴らしさは、さすが亀山湖ですね!
おりきさわさんのボート全部+つばきもとさんのボート30艇で
いったい何人集まるんでしょうか。
130人とか?間違いなくH1史上最多人数の試合になると思われます。
この人数でハードルアーオンリーって凄いですね(笑)
別の大会もあるみたいですし、
亀山湖今年一番のハイプレッシャー日になるのでは?
長崎沖にボートを集合させてからのスタートとなるようです。
さて、どんな試合になるんでしょうか(^^)
今回はちゃんとプラします!
カバークランクのサイズ
「カバークランク」や「カバークランキング」があります。
カバーをクランクで釣るというこの行為は、
クランクベイトの機能を最大限使う釣りということで、
かなり好きな釣りのひとつなわけです。
最近、私が使っているバグリーのBB2やBB3は
生粋のカバークランクですが、
この手のウッドクランクは、
年代や個体差により、品質が一定しておらず、
試しに手に入れたものが、ダメダメな個体だった場合、
がっかりして、もう二度と手を出さない…
なんてことも、結構起こっているのだと思います。
悩ましい問題です。
で、私もたまたま良い個体を昨年手に入れて、
その真髄を味わっている最中なのですが、
実釣で使ったり、お風呂に一緒に入ったり、
マジマジと観察したりと、
コミュニケーションを取ってきて、
再認識させられたことがいくつかあります。
それはメディア(少なくとも日本の)では、
語られてなかったことなんですが、
この大きめのサイズが意味するものは何なのか…
ということです。
あえて、表に出さなかったことなのか、
ただ単に気付いていないのか、
マニアック過ぎて取り扱えないだけなのか…
そこはちょっとわかりません(^^;)
春のレポート記事でもちょっと触れていますが、
日本ではあまり受け入れられない、このサイズ感が
本場アメリカで重宝されていることと、
カバークランクの概念を合わせて、考察したことを
まとめてみたいと思います。
まずは、カバークランクとはどういうものなのかを
私なりにまとめてみます。
カバークランクの種類は実はいくつかあって、
全てが同じシチュエーションで使われることを
前提にしているわけではありません。
まずは大きく2つに分けてしまうと、
ショートリップのシャロークランクと
ロングリップのダイバーです。
ここではそのうちのシャロークランクにおける
カバークランクというくくりで話をしたいと思います。
ロングリップの方はそのうち、また。
さらにカバーの種類としては、ある程度の硬さと強度を持った
カバーに対して…という前提になります。
具体的には、リップラップなどのロック系、
ティンバーやレイダウンン、スタンプなどのウッド系、
アシなどの硬いリーズ系、ブッシュなどです。
そんなシャローカバーを釣るカバークランクに求められる性能は
以下のものです。
●リズムを崩さない、安定感のある絶対的な回避性能
●優れたキャスタビリティー
以上です(^^)
おいおい、当たり前のことだろ!
とお怒りの方もいらっしゃることでしょう。
でも、物事は当たり前のことを整理することから
はじまるのです。
そこで、その求められる性能を高次元で満たすには
何が必要なのか…という話に繋がって行きます。
カバーの釣りはキャストのスキルが、
もの凄く重要です。
そのスキルと優れたキャスタビリティーが
合わさって初めてカバークランキングが成立します。
よって、軽過ぎたり、飛行姿勢が安定しないものは
使いにくいということになります。
そこで、ある程度の重量を持ったクランクが
必要になってきます。
ひとつ必須要素が出て来ました。
[ある程度のウエイト]
次は肝心要の回避性能です。
ここで必要なのはレベルの高い回避性能です。
クランクベイトならば、ある程度の回避性能を
元々持っているのですが、
私が欲しいと思う回避性能はそのレベルのものではなく、
より実戦的で攻撃的なもので、
使えば「これでなければダメだ」と思えるレベルのものです。
それを実現するために必要な必須要素は、
以下の4つです。
[高浮力]
[ハイピッチ]
[短めのスクエアリップ]
[ロールの混じった軽く力強いアクション]
※太めのラウンド形状ボディーというのは、当たり前過ぎるので、今回の話からは除外してます。
浮力は、回避する際に、
上に引っ張られることにより、
軽やかな回避に繋がり、
さらに左右へ軌道が反れる動きを抑制します。
スタビライザー的な効果を発揮してくれるのが、
[高浮力]なボディーです。
また、これは[ハイピッチ]な特性を持たせる上でも
必要な要素になります。
そして[ハイピッチ]がもたらすものは、
動きの安定感です。
水を受けている時間と
水を受け流している時間がそれぞれ短い時間で、
それの連続したものが、
[ハイピッチ]なアクションの正体なわけですが、
一番安定感を欠く、水を受け流している時間が短い、
というところがミソです。
安定感の正体はそこです。
カバーに当たった時に素早く水を受ける体勢を取れる[ハイピッチ]特性は
クランクベイト本来の動きに素早く立ち直れるのです。
そこに[高浮力]が加わると、
カバーの中を最小限の影響だけを受けて疾走できる性能が手に入ります。
素早い立ち直りと、スタビライザーのおかげです。
そして、それを更に洗練されたものにするために
リップとアクションの質が重要になってきます。
[短いスクエアリップ]。
これは、この前にも少し書きましたが、
単純に引っ掛かり感の軽減に繋がります。
短いということで一番恩恵を受けるシチュエーションが、
細長いカバーの中です。
細長いカバーとは、アシやブッシュ(細かい枝)が代表的です。
それらのカバーは得てしてラインアイとリップの間に引っ掛かります。
そのV字ゾーンに引っ掛かった時に、
軽やかに回避できるのが短めのリップです。
その時、リップが長いとどうなるかというと、
長いがゆえに引っ掛かりを外すための強い入力が入り、
それが解放された時に、
その反動で軌道を大きく外してしまいます。
「跳ぶ」とよく表現されます。
これはシャローのカバー、特に混み入ったカバーの中では
デメリットになる場合が多いです。
なぜなら、その跳んでいる最中はクランクの姿勢は、
カバー回避の姿勢になっておらず、
しかもトレースコースを外してしまうからです。
さらに言うと、このアクションでバスが釣れたことは、
経験上、ほとんどないです。
(私の行く範囲の釣り場限定ですが…)
平を打って、いかにも釣れそうな動きですが、
カバー周辺では、
そうしたトリッキー過ぎる動きは、
追いきれないのと、
カバーへの引っ掛かりが大き過ぎて、
違和感を感じてしまうのかもしれません。
でも、比較的オープンウォーターで
ボトムのカバーを釣る際は
それが武器になりえるかもしれません。
スクエア形状である理由は、
回避の際に横になりにくいというのと、
それゆえに回避運動が小さく、効率が良いからです。
これがコフィンになってくると、
より多様なカバーに対応しやすくなるのですが、
例えばもっとやわらかいものにも対応させたいとなった場合に
選ばれるタイプの形状だと思います。
理由はスクエア形状よりすり抜け易くなるから。
同じ理由ならラウンドというのも選択肢のひとつです。
(ただ、横になりやすいというデメリットが出てきます)
コフィン形状のリップは本来であれば、
ロングリップで硬めのものに対応させるために
使われるリップで、タフィーとかポーのRC1・3なんかが
それにあたるクランクかと。
そして、アクションです。
ロールが適度に混じることで、
その回避はさらに軽やかものとなります。
カバーに当たった時にその衝撃をうまく逃がしてくれるのが、
この動きです。
さらにそのアクションは明滅効果を生みます。
上方向から入った太陽光は
クランクベイトの側面に反射して、
横方向へその明滅の光りを放ちます。
パール系のカラーが効果を発揮する場面でもあります(^^)
フラットサイドのようなものとは違うタイプで、
色調変化と言った方が良いかもしれません。
これもバスの攻撃スイッチが入る要素だと思います。
[ロールの混じった軽く力強いアクション]
と「軽く力強いアクション」と書いたのは、
まずアクションのパワーがある程度ないと
動きが止まってしまうのと、
軽いと書いたのは引き重りのあるようなクランクは
そもそもカバークランクの
これらの要素を満たしていないからです。
私が思う当たりのBB2やBB3は
あのボリュームでも軽快に巻けます(^^)
以上、ざっと書きなぐったこの5つの要素を今一度並べてみます。
[ある程度のウエイト]
[高浮力]
[ハイピッチ]
[短めのスクエアリップ]
[ロールの混じった軽く力強いアクション]
ここでひとつ難しい問題が生じます。
それは[ある程度のウエイト]と[高浮力]が
矛盾してくるからです。
[ある程度のウエイト]を得るためにウエイトを積むと、
[高浮力]が得られなくなる…。
勘のいい人はもうわかったと思います(^^)
それを両方得られるのが
あのBB2やBB3のサイズです。
しかも軽い比重のバルサで極薄のコートのものです。
オールドが重宝される理由です。

※左からCover-O、WEC E2、オールドBB2、近代BB2、オールドBB3、近代BB3
こう見るとE2のサイズ感は
オールドのBB2をベースにしていることが分かりますね!
それはさておき、
このサイズが大きいということで、
プラスの効果として、単純に対カバーでの安定感が高まります。
クランクを小さくしても、
カバーが小さくなるわけではありません。
車とバイクの事故を想像するとわかり易いかもしれません。
同じカバーに対しては、
小さいクランクよりも大きいクランクの方が、
挙動が安定するのは物理的に当たり前なんです。
BB2やBB3である理由。
それは
「カバークランクの必須要素を完璧に満たすため」
「より挙動を安定させるため」
なのかな~と思うわけです。
さらに言うと、多分キッカー率が高い釣りになるということです。
これは、強風などで荒れた時でも使えるということも関わってきます。
よりクオリティーの高い魚を、
己の技術とルアーの力を最大限発揮して釣るカバークランキング。
やりがいのある釣りです(^^)
ただ、先にも書いた通り、
そんな完璧な個体というのは
なかなか探すのは困難なんですよ。
お金も掛かるし(^^;)
というわけで、今いくつか試作しています。

ちょっと大きめのカバークランク。
スペシャルなものに仕上げたいですね!
BBX
開発コード「BBX」。
思いっきりそこを意識しているので(笑)
1個試しに塗ってみました。

このカラーを基準にテストしていきます。
ブラックバックチャートはシンプルなカラーで、
意図がハッキリしているので、
アレンジしにくいカラーです。
でも一応、私也の考えを入れてあります。
ちなみに、この色はナチュラルな濃度差を
メリハリのある配色で表現しているカラーで、
こうしたリアクションベイトには
欠かせないカラーだと思っています。
サイズ感はオールドのBB2。
今使っている近代BB2やオールドBB3よりは
少しボリュームダウンしますが、
それでもボリューミーなサイズです。
設計は、前回書いた釣りに使うにあたって、
より効率的なものになるように、
各部微調整しています。
ベースは「Cover-O」。

リップ付けて、週末テストしてきます(^^)
1stプロト完成
できました(^^)
58mmのバルサボディーに
1.5mm厚ポリカリップを装着。
フックはST36の5番です。
ウエイトは13.8g。
ポリカリップにしたのは、
もともと結構強い動きが出る設計なので、
キレが増すサーキットボードリップだと
ピーキーになってしまうのと、
春先のリーズ周りでの使用を考えると、
ポリカの方が良さそうと感じたからです。
あと、ロック系カバーへの接触を考えると、
削れにくいポリカの方が良いかと(^^)
まあ、いずれサーキットボード版も
作って試すんですが(^^;)
フックはこの厚めのボディーなら
4番でも行けると思いますが、
私の経験上、カバーの中に放るクランクは、
これくらいのバランスが丁度いいと思ってます。
カバーに引っ掛かりにくく、
魚の口にはちゃんと掛かってくれるバランスです。
ボリューム感はこんな感じです。
RC2.0と近いかな?
※オールドBB2はリペントのため解体中
オールドBB2とE2とはほぼ同等です。
これくらいのボリュームが
「汎用性」「デカめのバスへの刺激」
「キャスタビリティー」「カバークランク適性」
をバランス良くまとめられるサイズだと考えます。
ただ、E2よりは軽量仕上げです。
それによってレンジも変わってきます。
狙ったのはこの順。
浅い順に
近代BB2
BBX
オールドBB3
1m未満のカバーをロッドの位置で
レンジを調整しながら釣るのにちょうど良いと感じるのが
これくらいかなと思いました。
オールドのBB3はリップの設計とボディー形状によって、
思いのほか潜ります。
リップが少しだけ長めなのと、
ヘッドが尖った形状をしていて、
ヘッド側の浮力を抑えた設計になっているからです。
(ボディー全体の厚みも意外に控えめ)
エド・チャンバースがオールドBB3を
意識したかどうかはわかりませんが、
WECのEシリーズも同様の形状をしていて、
私の中では割と潜るタイプのカバークランクとして、
分類しています。
※オールドBB3とE2
日曜日は亀山にプラに行くので
BBX持って行ってテストしてきます。
どこまでボロボロになるかな(笑)
今月のBasser誌はカバークランキング特集らしいので、
超楽しみです(^^)
釣具屋には並んでるかな?
後で見て来よう♪
H1GPX亀山湖戦プラクティス
プラは一人でやる時もあれば、
友人知人を同船してやる時もあります。
特にこだわりは無いのですが、
同船者が居ることのメリットは、
より多くの発見があるということです。
あと、楽しく釣りができるというのもありますね!
で、今回はJB桧原湖で戦う村中さんに
「急ですが、一緒に釣りしませんか?」と声をかけて、
半ば無理矢理に誘ってみたのでした(^^)
村中さんが亀山に詳しいから、というのでは全く無く、
むしろ逆で「ほとんど知らない」というのが
ちょっと面白かったので、
ぜひ一緒に亀山で釣りがしたかったわけです。
えー、単なる好奇心です(笑)
まあ、それはさておき日曜日の亀山湖。
ハイシーズンの休日ということで、
かなりの数のアングラーで賑わっておりました。
でもそれは想定内。
試合当日はもっと混み合った中やるわけですから、
ウエルカムな状況ですよ。
昨日はちょうど試合日一週間前だったので、
プラに来ていた選手もいっぱい居たと思われます。
この日は、プラの釣りとテストの釣りを交互にしていたんですが、
カバークランク「BBX」の1stプロトの出来は上々で、
キャストから巻いて、回避しながら手元に来るまでの一連の動作を
非常にスムーズにできる性能を披露してくれました(^^)
ナイスな魚もゲット。

この手の大きめのカバークランクを
今年、積極的に使っているわけですが、
まだ40を下回る魚は釣れてません。
本番でも釣れてくれたらいいんですが、
まあ、得てして釣れてくれないんだな〜。
このBBX(開発コード)は今後、
ブラッシュアップ作業というより、確認作業を重ねつつ、
現場で鍛え上げて行こうと思ってます(^^)
そして、私のバックシートから亀山を体験した村中氏は
「亀山のカバーは手強い!」
「タックルセレクトを間違えた!」
と言いつつもナイスフィッシュをちゃんと釣ってました。

さすが!!
プラの詳しい内容は、
一応試合前ですので、シークレットで!!
まあ、シークレットと言う程の何かを
隠しているわけではないんですが(笑)
でも、あの時点での魚の状況とか、
自分が狙える魚の確認とかは
何とか見い出せたプラだったので、
収穫はありました。
プラ日は晴れでした。
おりきさわボートさんよりパチリ。
暑くもなく、寒くもなく
釣り日和でしたね〜。

水温は20~23℃。
エリアによっては濁りが入っている状況でした。
でも試合日である6/2に向けて、
「梅雨入り?」みたい週間天気予報なので、
どうなるかな~。
気温も試合に向かって下り坂となっています。
さて、どんな結果が出るか楽しみですね~♪
H1GPXの盛り上がりを考察する
H1絡みのネタで更新しようと思います。
ブログネタが無かったとも言います、えー(^^;)
今年で3シーズン目となるH1GPX。
当初は2、30人くらいのエントリーでしたが、
2シーズン目からはキャンセル待ちが出始め、
今年は瞬殺で満艇となる人気トーナメントになりました。
なぜゆえに、このフォーマットがアングラーに受けているのか…
というテーマで考察してみたいと思います。
その人気の秘密の大前提としてあげられるのが、
「めちゃくちゃ敷居が低い」ということです。
会員・会費という制度自体が存在しません。
鈴木美津男さん曰く、「組織化しない」と。
エントリーの気軽さはショップ主催の大会のそれと同じです。
なので、開催場所となるレンタルボート屋に
自分でボートの予約をして、「H1に参加します」と言うだけでOK。
というか、今年は電話すると「H1ですか?」と開口一番に聞かれました(^^;)
そしてエントリーフィーも1戦3,000円とお手頃です。
※レンタルボート代は別
この敷居の低さはその装備にもあり、
エレキ1機のみという最低限の装備しか使えません。
これは開催地域である関東のバスアングラーにとっては、
日常の釣りに近く、「それならば!」と思ったアングラーは
たくさん居たことが想像されます。
なので、免許・エレキを持ってない
オカッパリを楽しむアングラーでも
免許不要艇を予約してエレキ一式をレンタルしちゃえば
出場できてしまうという、
全てのアングラーに対して
ウエルカムなレギュレーションとなっています。
そして、最も特徴的なレギュレーションである
「ハードベイトオンリー」という「縛り」。
「もっと、いかにもっぽい釣りで競いたい」
「ハードオンリーだったら、ちょっと自信ある」
「ハードの釣りを勉強したい」
「いつも縛られたいと思っている」
という、アングラーがたくさん居ました。
いや、居た事が証明されました。
熟成されきった感のある昨今のバスを取り巻く環境。
手堅く釣れる方法は、もうだいたい分かったけど、
それに対して、何かモヤモヤしてた人が
結構居たんだと思います。
そして、出場はしなくても、
同じような思いを持つ人は、
その結果が気になってしょうがないと。
いつも自分が行くフィールドで、
ハードベイトだけでやったら
どういう結果になるか…
非常に興味が湧くテーマです。
しかも、開催フィールドは全て関東の超メジャーレイクです。
2ch風に言うと「無茶しやがって…」
という感じです(笑)
でも、釣り人は「俺だけは他のヤツらと違う」
と勘違いしてしまう種類の人間なので、
嬉々として参加してしまうわけです。
釣り人は、なぜ釣りに行く前は
これほどまでに楽観的思考をしてしまうのでしょうか?
そして、最後は私がもっとも魅了されているところ。
それは「トレイル」型のトーナメントだということです。
これは相当楽しいです。
レベルは全然違いますが、
BASSのエリートツアー、JBのTOP50などと
言ってみれば同じ仕組みなのが、
いかにもっぽくて良いのです。
これは試合の前後を含めた時系列で語ると
すごく分かり易いので、ざっと書いてみます。
まず、試合1ヵ月前。
頭は結構、試合モードです。
情報集め、プラクティス、妄想、
ショップ通い、ポチリング(通販)、
レンタルボート環境向上作業、
ルアー製作&改造(私なんかの場合)などなど
やることは満載です。
でもそれが楽しいのです♪
そして試合当日、
シリアスなトーナメントほど殺気立ってない雰囲気と、
主催者側の粋な計らいで盛り上げられるウエイイン。
ウエイインでは、様々な当日の情報が入ってきて、
自己状況分析の後に自己反省会。とても勉強になります。
普段行かないフィールドでもこうした試合の情報が蓄積されていくと、
アングラーとしての対応力が付いていくと思ってます。
そしてフレンドリーで似た者同士な選手達。
試合後はしばしの余韻の後、
次戦に向けての戦略を練り始めます。
これが同じフィールドだと、
ちょっとマンネリですが、
H1GPXは多様なフィールドで構成されているため、
全く違う戦略を練らねばなりません。
ここが凄く新鮮な感じがして、良いのですよ。
牛久沼で戦った後に、
房総半島の亀山湖ですよ。
水深1~2mの世界から一気に二桁になり、
その後は、同じリザーバーでも
よりクリアな水質の梅雨時の津久井湖、
真夏の相模湖(この2つはかなりニアー)へ。
そして最後は、また低地のマッディーに戻って
最終戦の新利根川・スノヤワラです。
このギャップがマンネリを許しません。

牛久沼

亀山湖

相模湖

新利根川
※津久井湖は今年から編入されました。
しかも、今年はマスターズCUPという、
クラシック的な試合も用意され、
どこでやるか、最終戦終了まで非公開という
これまた粋な計らい。
このトレイルで、去年一番印象深かったのが、
何と言っても相模湖です。
季節は夏でした。
夏にクリアなリザーバーというのが、
すごく夏休みっぽくって良かったです。
さしずめ「夏合宿」「夏キャンプ」的な雰囲気。
試合後のBBQがそんな雰囲気に拍車をかけました。
隣で並木さんが談笑しているBBQ。
贅沢ですね(^^)
ぜひ試合にも出てもらいたいな〜。
基本的に参加者は割とよく見る人が多くて、
それはだいたい低地のマッディーシャローでよく会う方達なんですよ。
それが、相模湖で会うと、さっき言った
「夏合宿」「夏キャンプ」的な錯覚を起こします。
「2012年の夏の思い出」
という作文が書けそうです(^^)
なんか、長文になってきましたね。
最後にひとつ象徴的なことがあります。
このH1GPXのバックアップはラッキークラフトUSAさんが
やってくれているのですが、
どんなルアーで釣れようとも、ボーダーレスで称えられること。
ちなみに私は「ルアーを作っている人」という言われ方をします(笑)
そんなのどこもそうだろ、と思われると思いますが、
ラッキーさんの場合、フィッシングショーの自社ブースで、
ウイニングルアーを飾っているんですよ。
他社のルアーがラッキークラフトブースに…。
業界を盛り上げたいという基本理念。
絶賛実行中というところでしょうか。
そしてこの盛り上がり、
来期はどうなってしまうのでしょうか…。
H1におけるカバークランキンタックル
少しだけ肌寒さを感じる時がありますが、
ミートテックの性能が年々向上している私としては、
もう秋まで半袖しか着ないぞ!!とここに宣言します。
「お前、誰に何を宣言してんの?」
と思われたことでしょう。
そんなあなたにさらに宣言するならば、
(レインウェアは除く)
と( )書きの注釈を付け加えさせてくださいm(_ _)m
さあ、本題。
MYGのAさんからお題をいただけたので、
早速それについて書いてみたいと思います。
カバークランク用のタックルについての話です。
今週はH1がらみの記事にすると書いてしまったので、
無理矢理「H1における」と付けてみました(笑)
最近使っているフルサイズクランクと
レギュラーサイズのクランクとでは微妙に違うのと、
フィールドタイプによっても変わってくるものなので、
H1のフィールドをベースにざっと整理してみます。
まず、アシレイク。
H1で言うと牛久沼や去年まで開催されていた印旛沼。

(4月初旬の牛久沼)
ある程度沖までパラパラと生えている場合や、
春先で、クランクが通せる隙間がある場合に使うタックルです。
アシは堅くもあり柔らかくもあり、形状はシンプルですが、
様々な状態で存在しているため、複雑なカバーでもあると思っています。
なので、ある程度のトレースコースを
キャスト前にイメージしながらの釣りになります。
そして、それはいつもうまく行くとは限らず、
現実問題として、アシにスタックしてしまったり、
フックやリップまわりにアシのカスなどが引っ掛かってしまったりといったことが
頻繁に起こります。
それらを考えると、そうした複雑なアシ原を釣る場合は、
しっかりウエイトを乗せられ、かつある程度の張りがある
低弾性カーボンが向いていると思います。
最近よく使うフルサイズクランクなら
以前紹介したようなM~M+くらいのパワーがあって、
バットがしっかりした竿。
そんな竿が、キャストからロッドワークによるアシの排除、
フッキング、ランディングまで
スムーズにできる竿だと思ってます。
ちなみにピッチングの釣りに問題が出ないことも重要です。
クランクのピッチングは多用しますので。
それから同じアシレイクでも霞ヶ浦水系のアシは
奥行きが無く、「壁」状態で際を打つような釣りになりますので、
グラスロッドでも良いと思います。

(霞ヶ浦 ※スノヤワラ)
これは私個人の印象なので、
「ふ~ん」程度に思っていただけたらと思います(^^)
次はリザーバー。
週末の亀山やその次に控えている津久井湖、相模湖は、
ここからまた少し変わってきます。
一番の問題はより難易度が高くなるということです。
それは2次元的な精度から3次元的な精度を求められるから。
早い話がオーバーハング攻略です。

(亀山湖)

(相模湖)
弾道に高さがあるとアウトです。
枝と葉に刺さります(^^;)
というわけで、先程の竿よりもアキュラシーを重視したロッドが欲しいです。
そして、鋭くライナーで打てる竿であるべきです。
アキュラシー向上については、
さらにフレキシブルなティップ・ベリーセクションを持つことで、高まります。
逆に弾性を高めてティップの戻りが速くなると、
リリースタイミングを誤りやすくなります。
そして、全体的にトルキー…というか、
パワーがしぼり出せる竿が良いです。
弾道にある程度のスピードを乗せ易い竿です。
そう考えると、フレキシブルなティップ・ベリーセクションを持つ
肉厚の低弾性カーボンロッドで、パワーはML~Mくらいが使い易いです。
先程のアシ用の竿よりもワンランク柔らかいんだけど、
鋭い弾道のキャストとしっかりしたフッキングができる
トルクのある竿。
私は、RR600BSMと、6.6ftのとある古い国産ロッドを使っています。
RRは決して低弾性ではないのですが、
しっとりした中にしっかり感もあって、
フレキシブルなティップで小さめのルアーをアキュラシー重視で打つ時にも使える
大好きな竿です。6ftと短いので取り回しも良好です(^^)
確か廃盤になってますが(^^;)
基本的にRRはHBSPでなくても、
全体的にそうした傾向があるので、
ハードルアーとの相性が良いですね。
3/8~1/2ozのスピナベにはRR630MHという
テキサスロッドを使っています。
強さの中に粘りがあるというか、
安心感があるというか…キャストもし易くて、無理が利く竿です。
スピナベもガンガンカバーに絡めるので、
こういう竿が好みです(^^)
6.6の方は同様にしっとりの中のしっかり感、
でもパワーはちゃんとあるよ、
という低弾性カーボン厚巻きの竿です。
レギュラーサイズ~フルサイズまで行けます。
パワーはM。現在ガイド設定を悩み中。
なんかグラスロッドの出番少ない??
という声が聞こえてきそうですが、
最近のグラスはこうした使い方でも問題ないくらいの
シャープな竿が増えましたので、
そういう竿なら全然行けると思います。
私が使っているのは典型的なグラスロッドであるVIPなので、
先述の2つの使い方には合わないのです。
そうした古き良きグラスロッドの出し所ですが、
私の場合、割と開けたフィールドで、
シャローのウッドカバーやロック系カバーを釣る場合に多用します。
H1から外れますが、
八郎のリップラップ、小貝川の複雑なカバー群は
大好きなVIPを多用します。
でもこれらが先程の2本でできないかというと、
そこそこできてしまうと思います。
特に小貝は問題は少ないな~。
でもグラスならではの当たりの柔らかさとか、
クランクの生き生きとした動きが、
こうした硬いカバーをより軽快にかわしてくれます。
あと、やわらかいドロっぽいボトムに点々と
硬質なカバーがあるようなところでも、
そうした「力が抜けた」クランキングは
ドロに突っ込みにくくなるので、
長めのラウンドリップを備えたワイドウォブルなクランクを
グラスロッドで引きたいですね!
ちなみにグラスロッドはバットのしっかりしたものが良いです。
全体がダルダルですと、ロングキャストができないですし、
フッキングも決まりませんので。
リールですが、カバークランキングは
とにかくアキュラシーが命です。
ボトムカバーの釣りは、そこまで必要ないのですが、
総じて、精度の高い釣りを要求されます。
なので、使い慣れたリールをちゃんとメンテをして、
常に最高のパフォーマンスを発揮するようにしておいて、
それを長く使うというのが良いと思います。
古過ぎるモデルでなければ、全然問題ないですし、
ギア比も好みで良いかと思います。
私の場合はカルコン101とアンタレスAR-LHを使用しているので、
全体的に低めのギア比でクランキングしてます。
カルコンはもう10年のつきあいです。
壊れないリールで、長いつきあいのできる
信頼性の高いリールだと思ってます。
最近はアベイルのスプールを入れたものが
お気に入りです(^^)
ラインは最近はフロロが多いですが、
フロロの場合は14か16lb、ナイロンなら16か20lbを使ってます。
フロロかナイロンか…という話は、
今はできません(^^;)
ずっとナイロンでやってて、去年は試しにフロロを使ってみて、
今年もそのままフロロです。
まだどちらが良いか分からないのですが、
これもケースバイケースなんだと思います。
リールとの相性もありますし。
唯一言えるのは複雑で濃いカバーになればなるほど
キズに強いという安心感と
一瞬で掛けるためのダイレクト感が欲しくなるので、
フロロの方がいいかな~という印象です。
ということで、言いたい放題書いてしまいましたが、
タックルは個人差があるので、
自分の得意な釣りにあった道具を見つけて、
その釣りをさらに昇華させていくしかないのだと思います。
さて、週末はいよいよH1GPX第2戦です!
去年は亀山ロコ vs 牛久ロコみたいな試合でしたが、
今年はどうなるんでしょうか。
ホームレスな私は私なりに頑張って、
ウエイインしたいな~と思っております。
もちろん、去年同様にBOSEでもレポートしますので、
お楽しみ~♪
H1GPX 2013 第2戦[亀山湖(千葉)]
[ドンマイ]
[感]《Don't mind.から。「気にするな」「心配するな」の意》
失敗して気落ちしている人を励ます掛け声。スポーツの応援などに用いる。
Yahoo!辞典より
試合当日の肌寒い朝、
ミートテックでは凌ぎ切れずに
パーカーを着込んでボートセッティング。
先週に宣言した
「もう秋まで半袖しか着ないぞ宣言5.31」
は2日後に破られることになりました。
どうせ破られるなら、早めに破っとけ!と
人生39年の中で教えられたもので、えー。
長崎と呼ばれるポイント沖に
おりきさわボートさんとつばきもとさんから出船した
総勢約100名の選手が集まりました。
今日はこの大型船がオフィシャルボート。
6:00前にスタート。
水温は21〜22℃。
先週より1m近く減水。
天気は曇り後晴れ。(AM中は曇り)
上流部(おりきさわボートさん周辺)の朝の写真
濁りが結構ありました。
中流域。
お昼過ぎに撮った写真。
上流より少しキレイな水。
この日の戦略は以下のようなものでした。
プラでは小さい100〜300gくらいの魚なら、
イージーにスピナーで獲れました。
これは去年の相模湖と一緒。
そして、カバー周りやアーリーサマー向けの地形に居る
キッカーをどう獲るか…というのが、
私の中でのテーマでした。
ここでのキーは如何にしてそうしたバスにスイッチを入れるか…
(基本的にニュートラルな魚なので)
というもので、ひとつはカバークランクで、
もうひとつがこちら。
5日間という短期間で完成させたフラットサイドクランクと
ギル型ジョイントルアー。
まあ、ギルを食うヤツはデカイというのはわかっていたので、
それをイメージしながら作ったのですが、
フラットサイドは75MIDの流れを組むもので、
動きもほぼ同じ。やや体高を出してギルカラーに塗ってみました。
割と早巻きで使いました。
ジョイントものはシンキングで、ただ巻きも出来ます。
ふいに不安定な挙動を示すので、使ってて面白いベイトです。
実際の釣りとしては、
デカそうなやつが潜んでいそうな所では、
こうしたギルベイトを。
カバーが少なくところは、
保険の意味でスピナーを通して、
獲れる魚をとりあえず獲っておく。
出る前にスピナーの使い手である
Basser編集部の佐々木さんに
「十八番使わせてもらいます!」
と宣言するのは忘れてません(^^)
という釣りでした。
水位が下がったことによって、
何となく先入観でカバークランクが厳しくなった?
と思ったのですが、
今思うのはそこが私の運命の別れ道だった気がします…。
1バイト目はスピナーを食った最少サイズ。
気が抜けた瞬間、ボート上でフックが外れて、
ヘリに当たりオートリリース。
「何か嫌な予感…」
その後、保険が機能して、
割と早い時間に同サイズが2本。
ひょっとして1本100g無い?
くらいの魚です(^^;)
少しずつキッカー狙いの割合が増えていきます。
でも反応があるのはスピナーのみ。
下流域に移動すると、
ちょっとマシなサイズがヒット。
500g前後のレギュラーサイズでしたが、
ファイト半ばでフックオフ…。
ここは去年バラしたところとほぼ同じところでした…。
しかもベイトを追っている魚で、
魚の種類まで似てました。
その後もスピナーだけにはチェイス(レギュラーサイズ)があり、
完全にキッカー狙いにさせてくれない
悩ましい流れに。
でも時間とともにそうしたチェイスも減って行き、
午後は、かなり渋い感じになりました。
鋼派の時もそうでしたが、
天気が回復傾向にある場合は、
こうした典型的な展開になりやすいですね!
まあ、人が多いのも関係していると思いますが。
キッカー狙いへの反応は、何回かありましたが、
決定的なものは無く、完全に失敗と言えるものでした。
ただ、そうしたバスが居る具体的な条件みたいなものが、
見えたので、これは次に繋がるものでした。
結局、そんな流れのまま14:00前に帰着。
メザシ2本のウエイインになりました。
それにしても、午後はいい天気になりました。
ウエイトは予想通りの200g。
前回の倍の数で、ウエイトが1/10以下…。
「貯金を使い果たしたね」
と美津男さんに言われる始末(>_<)
「栄光の赤いコーン」と呼ばれているかどうかは
わかりませんが、これともお別れか?
(年間上位の選手に乗せられるコーン)
この日をもう一度やり直すとしたら、
多分一日カバークランクを巻きます。
減水したことによって、
当初狙ってたカバーは露出してしまったのですが、
逆に減水したことによって、
新たなカバーが、実は出現していたんですよね。
それは、試合途中にはっきり認識していたのですが、
中途半端に切替えるもアレだし…という思いや、
中途半端に反応があるスピナーの釣りにより、
負のスパイラルに陥ってしまったのでした。
試合ではよくあることです(^^;)
キッカー狙いは焼き付け刃もいいとこで、
やっぱりそれらは余程偶然が無い限り、
機能しません。
釣れる釣りやルアーは、
トライ&エラーの中からしか生まれません。
作り手の悪いクセが出てしまいました。
詳しい結果はH1GPXオフィシャルサイトにて!
ちなみに優勝はマルキューの伊藤巧君!
圧勝と言っていいと思います。
クオリティーフィッシュをきっちり3本獲って
余裕の3キロオーバー。
基本的には上位陣は食わせの釣りが多かったです。
いわゆるI字系、虫系です。
巧君はこれらにメタルジグの釣りも入れてましたが、
私にとっては苦手な釣りが多いな〜(^^;)
メタルジグは良いですね!好きな釣りです。
ちなみにメタルはリアクションの釣りです。
来年、もしこの時期に亀山が組まれたら、
私はそれでもクランキングをメインにすると思います。
実際、当日クランクでも釣れていて、
そうした条件もあったのは自覚しているので、
先程の自己分析に繋がったわけです。
ちなみにラッキークラフトからの刺客として、
SINGOさんも参戦。
しっかり表彰台に上がっておりました。
I字系のスキルは、そのコメントに現れておりました。
亀山のスーパーロコである
川島さんも去年同様に参戦。
川島さんも、新発売となるハネモノルアー「ポンパドール」で
しっかり3本ウエイインされてました。
皆さん背負っているもので、きっちり結果を出してます。
凄いな〜。
上位入賞者の方々!
祝福されている感がある写真ですね(^^)
もちろん、本心は「ちきちょー!!!」ですが(笑)
全体としては、先述したローインパクトの繊細な釣りが強かったのですが、
クランクやノイジーなどのトップ系でのリアクション狙いも
うまくはめれば、そこそこのウエイトは出せた…という試合でしたね。
アフターのネガティブな影響はかなり少なく、
食いたいアフターフィッシュが多かった気がします。
ウエイイン率は50%を越えていて、
さすが、魚の数は多い亀山ですね。
あれだけ人が居て、ちゃんと釣れるのですから。
あっ、忘れるところだった。
冒頭の[ドンマイ]。
自分に向けたドンマイの意味なのですが、
今回ダメだった人に向けてのものでもあります。
もう自分で言っちゃいましょう!
「俺ドンマイ」と。
私はすでに自分に向けてツイート済(笑)
MYGのAさん、ドンマイサンキュー!
ノーフィッシュが約半分。
私もほぼノーフィッシュみたいなもので、
キッカー狙いオンリーの戦略を取った人は、
厳しかった日だった気がします。
でもノーフィッシュの影には、
それぞれのドラマがあったはずです。
多分、そうしたリスキーな戦略を取った選手も
多かったと思うのですが、
試合前までは割と好調に釣れてた亀山だったので、
無理もありません。
これもよくある話なんですが、
試合前までは良かったのに…という状況です。
「如何に当日の状況をいち早く掴んでアジャストするか…」
というトーナメンターの永遠のテーマ。
そしてH1GPXの特徴である「ハード縛り」が
「貫くことの大切さ」というテーマをより浮き上がらせています。
H1GPXは、縛りがあることで、
とっても悩ましいトーナメントになっています。
それが、逆に面白くさせているのですが、
次回の津久井湖戦(6/30)とその次の相模湖戦(7/28)は、
全国屈指のタフレイクであると同時に
ビッグフィッシュレイクでもあるので、
さらに悩ましい状況です。
さて、どんな展開になるのでしょうか!
津久井湖まであと3週間。
津久井湖の経験が浅い選手が多い(はず)上に
時間も無いという過酷な状況(^^;)
次回のレポートもお楽しみに!
今回は、試合結果の情報に加えて、
試合後にいろんな人とお話をさせて頂き、
とっても勉強になりました。
こうした情報って釣り場に行かないと得られないものです。
作り手としても、参考になることがかなりあるので、
鋼派やH1GPXは、作り手としての能力と、
アングラーとしての能力を高めてくれる存在になってます。
お話しして下さった方々もサンキュー!です!!
それから、今回作ったフラットサイドのギル。
1個プレゼントします。
欲しい方はコメントに「ドンマイ!」と記入の上、
応募してください!
作業デスクに転がっていたフックのパッケージに
数宇を書いて折ってあります。
コメントしてくれた順番がこの番号だった方に
プレゼントします!
(印字されている数字は関係なし!)
アミダはちゃんとしたプレゼント企画用にして、
簡易的なのはこんな感じで行くことにしますね。
このクランク、75MIDの流れを組むものなので、
サイズも75mmで12mm厚のバルサから削り出しています。
製作期間は最短だったので、よく見ると雑だったりします(笑)
個人的には幅広のコフィンリップにして、
カバーに突っ込ませて使ったらしたら面白そうだと感じています。
当選した方は改造してみては?
ではでは、ふるってご応募ください(^o^)/
もちろん初コメOKです!
ジョイントルアーとドンマイ当選者発表!!
6月末と7月末、夏のリザーバー戦が2戦あります。
津久井湖と相模湖なんですが、
津久井湖のすぐ上流に位置するのが相模湖なので、
この2つのリザーバーは兄弟みたいな関係です。
津久井湖はかなり昔に一回だけ言ったことがあって、
微かな記憶を辿ると、途中から相模湖の記憶につながってしまいます(笑)
つまり、それだけ似たようなタイプのリザーバーなわけです。
バスが入ったのも古く、当の昔に安定期に入って、
タフレイクの名を欲しいままにしております(^^;)
あの田辺さんに「津久井湖の1本は格別」と言わせる程に。
でも、近隣のリザーバーである奥多摩湖などと似ていて、
釣れないけど、デカイのが結構見えるレイクでもあり、
デカイのを狙って釣るフィールドとしては、
とても面白いところだと思います。
ちなみに津久井湖・相模湖はフロリダ種も存在しています。
去年はそれ狙いで、ビッグベイトの「ウゴイ(ウグイ+ニゴイ(笑))」を
作ったのですが、あまりにもデカ過ぎて、
扱いにくく、チェイスが数回あっただけという感じでした。
今回はこの2つのリザーバーでどんな釣りをするかは
まだ全く決めてないのですが、
とりあえず、こうしたビッグベイト的なルアーは
やっぱり用意したくなるわけですよ。
元々、「MB-1」という
ビッグミノーの発展型という位置づけで作っていた
ジョイントルアーがあるんですが、
それのノウハウを活かして、新たに作ってみようと、
冬に設計していたルアーがあります。
こちら。

以前ちょっとアップしてた「オイカワ型」のジョイントルアーです。
ビッグベイトと呼べるか微妙な、150mmクラス。
3連ボディータイプです。
MB-1とはまた違った用途になるので、
実験的な要素がいくつか入ってます。
うまく機能してくれれば、プラに投入して、
反応が良ければ試合でも使ってみたいです(^^)
あと、こちらの製作行程ですが、
完成したらざっと製作手順をまとめてアップしたいと思います。
そういう記事、最近アップしてなかったので、久しぶりにやります。
ジョイントルアー作ってみたい!
という方の参考になれば(^o^)/
さて、「ドンマイ」。
たくさんの「ドンマイ」ありがとうございました!!
(このブログアップにて、締め切りとさせていただきます。)
早速当選ドンマイ番号の発表です!
肝心の当たり数字はこちらになります。

頭にパッと「ラッキー13」が思い浮かんだので、「13」に。
バスにとってはアンラッキーな「13」という意味というのが、
洒落たネーミングですよね!
ということで、
13ドンマイをゲットした方は…
「KP」さんですかね!
おめでとうございます!!
佐藤さんのコメントは、「ドンマイ」が入ってなかったので、
「エントリーはしないけど、応援コメント入れるぜ!」
ということで解釈させていただきました(^^)
ただ、13番目に入れていただいた「マック熊谷」さんが
少しかわいそうなので、
「マック熊谷」さんも何か差し上げます(^^)
つきましては、お二人はこちらまで発送先の住所、お名前をメールください!
monkey_brain_lures@yahoo.co.jp
「KP」さんにはギル型クランクを、
「マック熊谷」さんは放置している完成ブランクを仕上げて
定形外郵便お送りします。
マックさん分は何にするかはまだ決めてません。
開封するまでのお楽しみということで♪
ではでは、次回もドンマイな結果だったら、
またやりますね(笑)
でもそうならないように祈っててください(^^;)