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毎年恒例のディープダイバー開発

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IMG_2829.jpg



もう何の生き物だかわからないですね…。
うちのワンワンのお尻です。
コーギーは手や足を、気分によって体の中に出し入れして
床にペターとなるので、面白いです(^^)




IMG_2821.jpg





この間、右手を庇うようにして歩いてたので、
脱臼か?骨折!?
と慌てふためきましたが、時間は深夜…。
朝、様子を見て病院に行くしかねーな…
なんて思ってたんですが、
翌朝、トイレがてらに抱っこして外に連れ出すと、
ん!?普通に歩いてる??

さっきまで家でびっこ引いてなかったか?

終いには走ってるし…。
わけ分からなくなって、手の肉球を良くみたら
肉球と肉球の間に死んだ虫が挟まっていました…。

どうやら、それに違和感を覚えて
「ご主人様、私、もう手がダメみたいです…」

と勘違いして一晩中、けが人(犬)だと思い込んで、
びっこ引いてたようです(笑)

基本的にビビりな性格で、
ちょっとした障害物があると、もう進めません。
例えばコンビ二の袋とか、ティッシュの箱とか…。

その先に食べ物があると、
なんとか抜けてくるところが
またコーギーらしい(^^)


さて、この前置きに何の意味もないわけですが、
強いて言えば、たいしたネタもないので、
こんなことを書いているんですね、えー。






現在、いろいろと製作しておりますが、
一番先に完成しそうなのが、こちら。




P6077924.jpg




大人気なクランクベイトの中にあって、
イマイチ人気のないディープクランクです。
これから夏、秋にかけて、出番が出るのではなかろうか?
というのと、「この設計だと何メートル潜る?」
という実験も兼ねて作っています。

ディープクランクは毎年1回は考察&製作をするようにして、
スキル向上を図っています。

ボディー設計は新たに起こしてまして、
以前作っていた「D1」という試作ディープクランクの
発展版となります。

ちなみにこれ、けっこうデカイです。





P6077925.jpg


オールドB3より一回りデカイ(^^;)
ウエイトも1ozクラスかと。

レングス86mmのフルサイズディープクランク。
とりあえずD86と呼ぶことにします。
まずはこれを投げるタックルの準備をしなくては。

ラインは、フロロの10~12lbかな?
フルキャストしたら間違いなく切れますね…。
あとはドラッギングでしょうか。


ジョイントオイカワと合わせて
週末に塗装します(^^)




ジョイントルアーの作り方 - その1

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予告通り、ジョイントルアーの作り方
ざっとまとめてみようと思います。

ハンドメイドのジョイントルアーは
ある程度の数を作ると負担が大きいので、
最近は、自分が欲しいと思ったときだけ作るようにしてます。

ジョイントルアーの最大の利点は、
艶かしいリアルな動きと思われがちですが、
私の場合、ルアーを大きくできるというのが
最大の利点だと思ってます。

小さいものなら1ピースボディーでも十分騙せるのですが、
大きくなってくると、いろんなところに無理が出てくるんですよね。
それをジョイントでうまく吸収してあげて、
無理のない動きにすることで、使い勝手も良くなるし、
インパクトがあり過ぎない存在になります。


まずはサイズですが、
ディッピングによるトップコートを考えている場合、
大き過ぎるとビンに入らないので、
作業環境の確認が必要です。

あと、大きいと専用のタックルが必要になりますので、
「そこまでは…」という方は、普通の魚フォルムという前提で、
テールまで入れて170mmくらいが扱い易いです。

ただ、シンキングにする場合、相当のウエイトを入れることになるので、
そのサイズ内でもかなりのウエイトになるので、
その辺も考慮しながら設計するのが好ましいです。

そして、素材
トップでキビキビ動かしたいのならバルサも有りです。
普通に使いたいならハードウッドが良いです。
私の場合ヒノキを多用します。
手に入れ易く、比重が丁度良いというのと、
加工も結構ラクです。


まずは型紙を作り、切り抜きます。
卓上糸ノコがあると超ラクですが、
無い場合は、大体の形にノコギリでカットして、
あとはカッターやナイフで形を整えます。

私の場合、左手でカッターを持ち、
右手の親指をカッターにあて、
押し出すようにしてカットします。
カッターの方向、角度などの調整は左手に一任して、
力は左手の力は補助的なもので、
右手の親指をメインに使います。

こうすることで、ハードウッドでもカッターで精度の高い削りが可能です。
あくまでも私のやり方なので、
ナイフで同様にやった方が良い人も居ると思います。
カッターの利点は、替え刃による切れ味の持続が容易というところ。
あと、私の場合、利き手が作業によって変わるので、
逆の方が多いかもです。


で、カットしたブランクのテールとヘッド側を少し細く削り、
その後、角を丸めて行きます。



P4177569.jpg


ちなみに写真の上の状態のものを1個確保しておくと、
同じものを後から作り易くなります。
ウエイトの位置なども記入しておくと便利です。



次に顔を掘ります。
鉛筆で顔を描き、それに沿って顔の造形を作ります。
彫刻刀が良いという人も居ますが、
私の場合は、先程のカッターでやります。
溝を掘るときはV字にカットします。


P4267677.jpg


目玉の凹みもカッターで大まかに削ってから
ルーターに円柱状のビットを付けて、
キレイに形を整えます。


西根さんがバサクラで実演した時は
ポンチでアイを開けてました。
多分それが王道かと思います(^^;)


この凹みは、入れるアイの大きさより
大きめにしておかないと、
後々コートが乗った時に入らない…なんてことが
起きますので注意です。
まあ、完成後に新たに掘り直しても良いのですが、
凹ませたところの壁に木目が出てしまいます。



次はジョイントルアーならではの苦行「分割」作業です。

ハードウッドが使われることが多いジョイントルアー。
この分割作業は便利ツールが無いと骨が折れます。
方法はいくつかあります。


私がやったことがある方法を羅列すると、


●カッターで切る
刃が折れるくらい力が入るのでとても危険。
そして超疲れます。
でも仕上がりは一番キレイ。

●カッターで筋を入れてからノコギリで切る
電動ツールが無い場合のオススメがこちら。
ノコギリはピラニア系の薄く細かい刃のものが良いと思います。

●カッターで筋を入れてから卓上糸ノコで切る
力を使うことはほぼないので、非常にラクですが、
カットラインを外しやすいので、精度がイマイチ。

●超音波カッターで切る
精度、安全性、ラク度のバランスが良いです。
刃の長さに制限があるので、
大きなボディーだと完全にカットできないかも…

●小人さんに切ってもらう
2ピースの場合は角砂糖を2個、
3ピースの場合は角砂糖を3個
寝る前にブランクと一緒に作業机に置いておけば、
翌朝、きれいにカットされています。

心が汚れている方の場合は、ただ蟻がたかるだけなので注意です!
信じるか信じないかはあなた次第!!



という感じです。



今回はたまたま超音波カッター(エコーテックZO-40W)
を借りているので、これでやってます。
事前に鉛筆でカットラインを描きます。
(今回は2ピースから3ピースに変更しました)


P6057896.jpg


P6057899.jpg


切れ味はバターのように切れるところと、
筋が堅くて刃が止まるところがあるので、
刃の入れ方と方向を変えながら、
カットしていきます。

ザクザクと刃が入っていきます。
恐るべし、超音波カッター(^^;)

熱が発生するので、カット面にコゲ痕が付きます。


P6057900.jpg



カット面をカッターで整えて、
場合によっては、木工パテで
カット面をキレイにします。
(尾びれのところはまた別途説明します)



P6057903.jpg



ウエイトを入れます。

電動ドリル、カッター、ルーターを使って、
お腹を掘削してウエイトを仕込みます。


P6057912.jpg


写真はウエイトを入れたあとに
木工パテでキレイに均した後のものです。
なぜ中央が空いているかというと、
ここにウエイトを追加する、しないで
フローティング→シンキングと素早く比重変化させるようにするため。
現場で簡単にチェンジすることを想定しています。

この辺のギミックはいろいろ考えると面白いですよ(^^)

ウエイトの入れる位置ですが、
このオイカワのバランスだと、
メインボディーにだけ入れることで、
ほぼ水平になります。
浮力の弱い後方のボディーには、
フックやステンワイヤーのウエイトが乗るので、
あえて鉛のウエイトを入れなくても良いです。
(尻下がりにしたい場合は別ですが)

ラインアイやフックハンガーをヒートンではなく、
ステンワイヤーにする場合は、予め入れておくのも良いです。
適度な穴を空けて、接着剤を充填、接着します。
強度はそれで問題ないです。
エポキシや瞬着で行けます。

万能系の接着剤は硬度が低い(弾力性がある)場合あるので、
強い力が長い時間加わると抜ける恐れがあります。


また、今回はヒレを付けるために
それ用の溝を掘ってます。



次はディッピング。
セルロースセメントで、下地を作ります。
回数や粘度はそれぞれ任意に調整してください。
今回はアルミを貼るので少なめです。

アルミテープはヤスリでウロコを刻みます。
この辺もお好みで。


P6067915.jpg


ヤスリが無い場合は、定規と安全ピンなどの針を使って、
1本1本書くという手もあります。


ボディーにアルミテープを貼ります。


P6067916.jpg


エラ蓋に素のアルミテープを貼ります。


P6067917.jpg


カットは凹凸の境目をよく見ながら
カッターでカットします。
エラ蓋のラインを入れるときは
ドライバーセットのスピアー状のやつありますよね?
名前は知りませんが、それを使って入れてます。


ボディー全体を貼り終えるとこんな感じ。




P6077918.jpg




長くなったので
今日はここまで。


次回に続きます!!


ジョイントルアーの作り方 - その2

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アルミテープを貼ったところから
「その2」スタートです。

テープを貼るのはショルダーまでなので、
何か先の丸まったもので、テープの端っこを押しつぶし、
段差を緩和しておきます。
その後、セルロースセメントにディッピング。
(ウレタンの方はウレタン)

段差を丁寧にヤスリ掛けしながら、
ディッピングを繰り返します。

まあ、私の場合は自分で使うものの場合、
この辺は結構いい加減です。

季節的に今時期はセルロは白濁するので、
最後のディッピングの後は、
リターダーや薄め液、シンナーなどを吹いて
白濁を取り除いて、塗装前の準備完了です。

そうそう、ここで
目玉の凹みは今一度掘り直した方が良いです。




今回、塗装したカラーはオイカワカラーなのですが、
全く写真を撮ってなかったので、
2年前、HapPapの前身であるSSPに
ブルーギルカラーを塗った時にアップした記事をご覧ください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2011年7月6日記事)

まず、地の色を統一させるために、シルバーを塗ります。
P7012867.jpg
バック側。

こちらがベリー側。
P7012870.jpg

次にバックにブラックを吹きます。
P7012872.jpg

お好みのネットを被せて、シルバーを吹きます。
P7012881.jpg
ウロコのラインが出ました。

ベリーにホワイトを吹きます。
P7012882.jpg
このタイミングは人それぞれで良いかと思います。

クリアイエローやクリアオレンジを吹いて、
ゴールドっぽい色を入れます。
P7012889.jpg
ここら辺からお好みで好きな色を乗せていきます。

淡水魚のベースカラーのひとつであるダークグリーンを
バック(濃く)からサイド上部(薄く)に入れてます。
P7012896.jpg



---------------------------------------------------------

(2011年7月11日記事)



今回、シマシマ模様を付けるために用意したのが、こちら。
P7103015.jpg




普通のコピー用紙です。
こんなので十分です。
今回は真っ直ぐ切らないで、ランダムにジグザクに切ってみました。

これを被せて、濁らせた茶色を吹きます。
もっと黒っぽい色でもいいですね。この辺もお好みで。
P7103024.jpg




これだけでかなりギルっぽくなります。
続いて、バックを同じ色で塗ります。
P7103045.jpg




そして、ギルのトレードマークであるブルーなギルを入れます。
こちらもテンプレートが必要です。
P7103021.jpg




ブルーと言っても、実際は黒に近いブルーなので、
そんな色を調合して、テンプレートを被せて、シュッとひと吹き。
P7103054.jpg




リアル系は様々な色を重ねることで奥行きや雰囲気が出てくるので、
バックからサイド上部にかけて、パープルを薄く吹きます。
P7103074.jpg

ゴールド、ダークグリーン、ブラウン、パープルと4色でレイヤードされたボディは
実際の魚がそうであるように、見る角度や光量、時間によって様々な光(色)を放ちます。




ベリーに、あの毒々しいオレンジを入れます。
P7103078.jpg

今回はよりリアルに頭側を濃く、お腹~テール側は薄く塗ってます。
色はオレンジに少しだけ蛍光オレンジを入れてみました。




最後に紅を差します。
P7103094.jpg


本来、ギルの口元はこんな色ではないですが、
メリハリが出て雰囲気が出ます。
全体に締まった印象になって、カラーバランスも良くなるので、
多用してます。



で、完成です!
P7103087.jpg


※この時、エラ辺りに入るブルー系の色を塗り忘れてます(^^;)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


で、塗装後、色止め、トップコートです。


乾燥後はいよいよジョイントの連結です。
ジョイントの方法はいろいろありますが、
私が行き着いた方法は、シンプルなものです。

オイカワ型ルアーは文字通り、オイカワ♂カラーに塗ってみました。



P6107928.jpg


P6107929.jpg




ツイストワイヤーを連結したものを2対ワンセットで
組んで行きます。

これもフックハンガーと同様に
穴をドリルで空けて、
エポキシや瞬着で接着します。

エアが入り過ぎないように、
何度か出し入れしながら確実に接着します。
瞬着の場合は、一瞬で硬化させる硬化促進剤を使うと
白化しにくくて便利です。



P6107938.jpg



一回組んでしまうと、
調整ができないのがネックなので、
後々調整したいと言う方は、
ヒラクランクのようなタイプにしたら良いと思います。




P7301618.jpg




さて、ここまで来たら完成は間近です。



P6107931.jpg



テールを付けて、リップ付きならリップを付けて完成となります。
今回はヒレ付きなので、スリット部分をカットして、サイズ調整してあります。


P6107935.jpg


あ、忘れてたリアルアイの装着。
これも瞬着と硬化剤ひと吹きで終了。
アイの製作は、こちらも以前の記事より

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2010年2月6日の記事)


作り方は至って簡単。
まずはガムテープを板状のものに粘着面を上にして貼り、
そこへ任意のサイズのポンチで打ち抜いたホログラムシート(シール状のもの)を
下地ごとガムテープの上において行きます。
P2092349.jpg

ポンチで打ち抜く音で家族から苦情が来る方は、
ポンチをグリグリ回しながら押し込むと音もなく抜けますよ。
深夜の場合、私はこれです(^^;)
ポンチの中に入ったホロシートを取り出す時は
棒状のモノで押し出します。

このホロシートが白目の部分になるので、
そこに色を入れたい場合は、この状態でサッと色を吹けばOK。
クリアイエローを吹けばゴールドになりますし、
レッドを吹けば充血した目になります。
(写真の赤ホロはもともと赤いホロシート)

これで多分150個くらいあると思います。
さて、最終的にいったい何個が生き残るでしょうか?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(2010年2月12日の記事)


まずは黒い塗料を準備します。
立体仕上げはクリスタルレジンを予定しているのを前提に話すと、
黒い塗料は別に何でもいいと思います。

Mr.カラーでもいいですし、黒いシールでもいいと思います。
また、ここで立体感を出さなくても
クリスタルレジンを盛れば立体的に見えるので
私の場合はその時にやりやすいものでやってます。

今回は黒いマニキュアを使ってみました。
筆の後ろとかでポンポン黒目を作っていきます。
大きさはマチマチになりがちですが、
あとで同じくらいのをペアにするようにして使ってます。
P2112392.jpg

黒目を入れたらしっかり乾燥したのを確認して、
いよいよ最後の仕上げです。

まずはクリスタルレジンを調合します。
クリスタルレジン自体は割と有名な商品(確か1,000円ちょいくらい)なので、
すぐに手に入ると思います。
それ意外では作ったことがないので、これを使う前提で話を進めると、
まず、2液を調合する用の付属のスプーンは目玉作りにはデカ過ぎるので、
アルミテープを使って半分にしてしまいます。
P2122403.jpg

これを紙コップとかで混ぜ混ぜしたら、
混ぜ混ぜ時に入った気泡を紙コップ下からドライヤー等の熱風で消し、
さあ盛り作業開始です。
コツは「円を描くように」置いていくことです。
中央にいきなり置くと気泡が入りやすい気がします。
盛りが足りないと感じたら追加してもOK。

どんどん進めていくと途中で粘度が上がってくると思いますが、
150個くらいなら余裕で行けます。
P2122411.jpg
P2122417.jpg

あとは乾燥してカチカチになったら出来上がり。
黒目の大きさを基準にペアを作って使うだけ。
ちなみに瞬着でくっつけると白くなりがちですが、
最終コートとしてマニキュアのクリアーを塗れば目立たなくなります。
(※硬化剤を使えば必要ないです)

以上で簡単リアルアイ作り講座修了。

ちなみに今回のリアルアイ製作のコストは
多分200円かかってないです。激安です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



リアルアイはこんな感じです。
もっと趣向を凝らしたものにしても良いと思いますが、
これで十分と言えば十分です(^^)


P6107933.jpg



またまた長くなったので、
続きはまた次回!!



ジョイントルアーの作り方 - その3

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さて、続きです。
今回は、各種のヒレの再現という課題を設けていて、
既にそれ用の溝も掘ってあります。




P6107934.jpg




で、ヒレ製作です。

尾びれは以前はよく生ゴムを使っていたのですが、
今回はそうした軟質の素材を用いずに、
透明感のある硬質な素材であるポリカーボネートで作ってます。


ちなみに、テールで使えるお手軽な軟質素材は以下の通りです。
(東急ハンズで購入可)


●生ゴム板
やわらかいので、動きの追従性が良好。

P6127952.jpg




シリコン
そこそこな柔らかさで半透明。
JB、NBCトーナメントでも使用可。
ちょい高価。

P6127951.jpg




●エラストマー板
入手したものはちょっと硬め。
黒しかなかったが、他の色も存在している。
耐久性は生ゴムより良好。
JB、NBCトーナメントでも使用可。

P6127950.jpg





さて、ポリカ製のヒレの製作。



型を写します。



P6047885.jpg



金切りバサミで切り出します。



P6047886.jpg



結構堅い素材なので、加工が大変。
ここで、またあのツールの登場です。


「超音波カッター」です。
最近度々出て来ますが、
これがあると、今まで面倒だからやりたくなかったことも
気軽に手を出せます。
ちょっと高価ですが、手元にいつもあると便利に使えます(^^)
正直このツールを借りてなかったらやってない作業です。

これで、大まかに切り出したポリカを
型通りのシルエットに削ります。



P6047889.jpg



他のヒレパーツも同様に切り出して、
サンディング。



P6047891.jpg



その後、先端部の角を落としながら、
薄く超音波カッターでスライスしていきます。



P6047895.jpg



大体の形を削ったところで、
ヤスリ類で整えます。

ベースの完成です。

P6127955.jpg



さらにそれっぽくするために
筋を入れます。

ここも超音波カッターの出番です。
先端のカッターはこの筋堀用のものにチェンジ。



P6127954.jpg



扇状にラインを入れて入れていきます。
ライトテーブルがあると便利です(^^)


P6127956.jpg



この筋堀用の刃は先端しか刃が付いてないので、
樹脂の定規を使っても大丈夫でした。

反対側も同じ位置にラインを入れます。
基本的にあまり精度にこだわってないです。
結構テキトー(^^;)


P6127958.jpg


ラインを入れたら、再度サンディング。



P6127959.jpg



他のパーツも同様にやります。


P6137961.jpg



お次は塗装です。
塗装と言っても、超簡単にできます。
使うのは筆とティッシュと塗料だけ。
透明感のあるパーツなので、
適当にやってもそれなりの仕上がりになります(^^)


まずはブラックで筋を埋めます。
ティッシュなどでテキトーに。


P6137962.jpg



そして今回のベースカラーであるオレンジ(クリアオレンジ)
を筆でそれっぽくカラーリング
ムラになったら薄め液などで、ササッとするだけ。
濃い所と薄いところのメリハリがあるとそれっぽく見えますね(^^)


完成。
P6137964.jpg



表面が荒れているところに塗料が入り込むので、
剥げることはありません。コーティングも不要!
樹脂ルアーの簡易塗装もこれでいけるかもしれません(^^)






ヒレを装着。
尻びれはフェザーに一任。








P6137986.jpg


P6137981.jpg




う~ん、それっぽくなりました。
これはまだ未接着で、きつくハマるように作ってます。
しばらく脱着式でいろいろテストする魂胆です!


さて、このジョイントオイカワは、
完全な実験機なので、フックの仕様とか、
動きの出し方とか、実はまだ未定です。
リップも有り物をとりあえずはめただけ。
いろいろ試しながらいじって行こうと思います(^^)

ちなみにヒレがあると、
全体的に動きは抑制されていきます。
ヒレに抵抗を受けるからなんですが、
現状では本物っぽいヌメヌメした感じで
おしとやかに泳ぎます。

このヒレの意図は、動きの変化の考察と、
エサとなる魚の再現度を上げるとバスの反応は変わるのか…
などなどいろいろあります。
フックを外したらバイトするのか…というのも興味あるな〜。


今回のオイカワ型ジョイントルアー。
一言で言えば、「持論を確立するために作ってみたかった」
というところでしょうか。
さて、どんな結果が出るか!楽しみです♪




P6137997.jpg




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小貝ガンジス川とゴミとBBX

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空梅雨の様相を呈してきた今年の梅雨。
日曜日、台風の影響による雨が
束の間の梅雨らしい雨模様にしたのは
喜ばしいことなのかもしれませんが、
小貝川に到着すると、
その雨は小貝川をガンジス色に染めておりました…。














IMG_3547.jpg






村中氏と絶望感を抱きながら、
水がマシなところを中心にやるも
浅いワンドの奥で、このコが相手してくれただけ(^^;)











IMG_3551.jpg




それにしても、住宅街を流れる川は、
増水すると手が付けられないくらいゴミが流れてきますね。



IMG_3555.jpg


IMG_3549.jpg




ボートでステイしながら、
ネットですくって、
下流側にゴミを流したら、負け。
みたいなゲームを想像してしまいました。
ゲームウォッチでありそうなゲームですね(^^;)



増水することで、水辺に捨てられたゴミが
一気に流されてくる様は見ていて気持ちいいものではありません。
これがしばらく続くと、ゴミも「打ち止め」になって、
またしばらく雨が降らないと、
ゴミがしこたま水辺にストックされ、
次の増水でまた一気に吐き出される…というサイクルなんですね、きっと。

堰である程度回収できるシステムみたいの、
作れないんでしょうか?
増水し始めの時間帯だけやるだけで、
かなりのゴミが回収できると思うんですけど、
難しいのかな〜。

ゴミはペットボトルや空き缶、空き瓶が多くて、
ボールや衣類、ビニール、発泡スチロールなどなど。
ほとんどが釣り人のゴミではなく、
生活ゴミと思われますが、ひどいものです。

ちなみに減水期になると、
見える川底は空き缶だらけです…。

ふと、思ったのですが、
この流れてくるゴミって、海に出て世界中を旅してるんですかね?
何だか恐ろしくなりましたよ。


釣れなかった分をゴミ問題に割いてみました。




さて、釣果の方はイマイチだったのですが、
カバーの豊富な小貝川、カバークランク「BBX」のテストには
うってつけなわけですよ。

増水したことで冠水植物あり、
リーズあり、ブッシュあり、レイダウンありで、
あえて無理と思われるところに入れたりしながら、
テストしてきました。

カバーの写真とってくれば良かった…。

ひとつの種類のカバーが永遠に続くようなフィールドではなく、
こうしたいろんな種類のカバーが混在するフィールドでも、
かなりの確立で効率的な回避を見せてくれました。
「BBX」良いです(^^)


ただひとつ無理だったカバーは、
浮き草系のカバーで、
葉っぱが小さくて、ボトムまで1〜2m茎が伸びているやつ。

あれは、簡単に引っ掛かって、
そのままくっついてくるので、
無理でした…。
クランクベイト場ではないですね(^^;)


と、テストとしては有意義なものでした。
ちょっと作って、さらにテストに励みます(^o^)/





IMG_3545.jpg




漬物

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えいや〜!!
超音波カッター
オールドBB2にメスを入れる。




P5227800.jpg






取れました。





P5227812.jpg




とりゃー!!
とペンチをビンの蓋に刺す。



P6158033.jpg





そして、そのままBB2のフックハンガー
ガブリ!と掴んで…




P6158035.jpg






この状態を作り出す。





P6158040.jpg






ドボドボドボ…










シンナー漬けの刑に処す。


P6158044.jpg





蓋からシンナー臭が漏れないようにテープで隙間を埋める。



P6158046.jpg







1時間後にはこんな感じになりました。


P6158049.jpg






これをやったのが週末なのですが、
実はちょっとコレの存在を忘れておりまして、
まだ浸かっております(^^;)

今となっては、「21:40」と書かれた
開始時間は意味をなしてないという(笑)


今朝パッと見だけしたら、
何となくふくれていたような…。
帰ったら、出してみます。


何をしているかというと、
コートを剥がす作業をしております。
ブランクの状態から、気になるところを修正して、
MB的BB2にリメイクしてしまおうという企画です(^^)
バルサがあまり良くなかったら次のやつを漬けます!


漬物の出来とディープクランク塗り塗り

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ずっと忘れられていた漬物。
3、4日漬けられていたことになります。

かなりブヨブヨになっていることは、
分かっていたので、どこまで剥離しているか、
ワクワクしながら取り出してみたところ…


















IMG_3560.jpg


腐乱死体のようになってました(^^;)
漁船に引き上げられたネッシーみたい(笑)

塗装の膜は剥がれ、ズルっと剥けました。


IMG_3562.jpg


プラサフ的なものはゼリー状になっていて、
カッターで軽く剥ぐと簡単に剥がれました。














IMG_3563.JPG



素体現る。


シンナーが染み込んだ状態なので、
しばし放置。
1日置いて、約0.3g軽くなりました。
その後、大きく変化がないので、
ほぼ抜けたかな?


ラインアイは刺し直すので抜いて(途中で切れた…)
その穴とリップスロットをバルサで埋めます。


P6216967.jpg


テールも斜めにカットされてたので、
均等になるように調整。
テールのフックハンガーもセンターからズレてたので、
ここも少し調整しました。



P6216963.jpg



持った感じだと、ウエイトを削った方がいいかな~という感じ。
キレキレ仕様で仕上げてみます!


P6216959.jpg





そんなことをしながら、
オーダーいただいているルアーの作業もしつつ
(さりげなくやってますアピール)、
ディープクランクD86も塗り塗りしました。









P6216951.jpg
(未コート


パールを多用したシャッドカラー。

サイドもスケール入れてます。


P6216958.jpg


仕上げて週末テストしてみよう!
フィールドが濁ってませんよーに!!



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お台場の人混みはここが一番かな?



そこには、人々が
それぞれの趣味を謳歌する姿がありました。
















ガンダムな人。

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アイドルな人。


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ゆるキャラな人。


IMG_3590.jpg




どれも日本が誇るサブカルチャー。
1/1の機動戦士が立ってても、日本は平和だな〜。







さて、我々も趣味を謳歌しましょう!
翌日曜日、来週末に開催されるH1津久井湖戦のプラに
行ってまいりました。



「津久井湖行ったことないから、連れてって〜♪」

と言うMr.村中同船のもと、いざ津久井湖!!



この人、私のH1プラに乗じて、
各地のバスフィールド探訪しているようです。
趣味のバス釣りを謳歌していますね(笑)




IMG_3622.jpg




趣味を謳歌する人の顔です(^^)



私的にも話し相手がいると、楽しくプラができるので、
プラ同乗はありがたい。



さて、津久井湖。
プラなので、その内容は書けませんが、
津久井湖ってどんなところ?
という方も多いと思われるので、
ざっと紹介したいと思います。

と言いつつ、私も行ったのは10年以上前に1回だけ…。
記憶がほとんどありません(^^;)


最寄りのICを降りるとすぐに相模湖があるというのと、
ただでさえ、タフレイクのイメージが強いのもあって、
なかなか行く機会もなかったわけです。

H1のトレイルに入ってなかったら、
多分この先も行くことはなかったと思います。


でも行ってみると、相模湖もそうなんですが、
なかなか面白いですよ、津久井湖も。
ロコアングラーも大勢居るし、
デカバスも結構居る。
簡単ではないですが、やりがいはあるな~と。




津久井湖はこんな形をしております。




TS_MAP.jpg




左側(西)が上流で、
上流には第4戦の会場である相模湖があります。
かなりニアーな関係です。

芦ノ湖の次に相模湖やら津久井湖に移入されたので、
バスの歴史は古く、小学生の時に買ったルアー釣り入門の本には
必ずその名前が載ってましたね。



IMG_3640.jpg



いつかは知りませんが、
正式にフロリダ種の放流も行われた過去を持ちます。
その子孫?が巨大化して、
関東のタフレイクらしからぬデカバスもいるという。

ロマンがあるな~。
釣りキチ三平なら、あのBGMが流れて、
深みで吊り上がった目が
ギラッとしているところですね(笑)


会場は津久井観光ボートさん。



IMG_3621.jpg




現在は夏水位で、岩盤があらわになっています。
ちなみに私、深いより浅い方が好きなのです。
増水は嫌いで減水が大好き(^^)
でも、津久井湖に限っては夏水位は
あきらかにショアラインがプアになりますね…。

岩盤は相模湖や奥多摩湖と同類のもの。
崩れ易いので要注意です!
地形的には見ての通り、基本的にはドン深です。
ちょっと沖にポジションを移すと10mを超えるような感じ。




IMG_3647.jpg




「オカッパリは気をつけるなっしー」
という声を聞きました。






ここで相模湖からの水を調整しているみたい。
(釣り禁止)


IMG_3632.jpg




ベイトは豊富にいます。
見えるかな水面のバチャバチャが。




IMG_3638.jpg




むむむ!これは週末の準備か?





IMG_3626.jpg





改めて感じた津久井湖の印象ですが、
やっぱり一筋縄ではいかないレイクですね。
亀山湖バスがかわいく思えます(^^;)
この時期にしては、
低いウエイイン率になるのではないでしょうか。

「タフレイク+ハード縛り」
というド級の組み合わせ。
どんな結果になるのでしょうか!?

この日は何だか良く見る顔が多かったな〜。
みんな真面目にプラをしているようです(^^)

動きに影響を与えるパーツ

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完成後、いろいろと試して遊んでいるジョイントルアー。


P6266998.jpg


名前が無いと面倒なので、
仮に「G3」としましょう。
以前作っていた「G2」の後継と言えば後継な気がしてきたので(^^)

このルアー、いろいろギミックがあって、
まず、ウエイトが入れ替えられます。
入れ替えられると言っても、いい加減なもので、
穴が空いているだけ。





P6266983.jpg



この穴の前後には固定ウエイトが入っていて、
その中央に穴を設けることで、
任意にウエイトを変更できるようになっています。

主に使うのは2種類のウエイトで、
写真に写っている小さい方を入れるとスローフローティングになります。
大きい方を入れるとスローシンキングになります。

シチュエーションによって、入れ替えられると結構便利に使えます。






あとリップ


P6266980.jpg


単純に接着してないだけなんですが、
現状取外しが可能です。

付ければ、大き過ぎない動きで、
いわゆるリップ付きの動きが出ます。

外せば、あのワームのスラッゴー的な動きが出せます。
S字ではなく、スラッゴー(笑)
ある意味新しい。

ジャークやトゥイッチ、リーリングによって、
非常に艶かしい動きが出せます。
フローティングでもジャークすることによって、
水面下数十センチまで潜るので、
演出が楽しいベイトになってます(^^)




そして、写真に思いっきり写ってましたが、
フロントフックがPEで結節されています。




P6266971.jpg



これは、フロントフックを胸びれで支えて半固定することで、
フックの存在感が消えないかな~という思惑があってやってます。

実験なので、まだ効果の程はわかりません(^^;)

フロントフックに掛かったときは、
その衝撃で外れるくらいの固定感なんですが、
その衝撃でヒレが破壊される可能性も高いですね(笑)
うまく外れた時は、フックが自由になる程度の長さのPEで
結節されています。


あと、リップ付きver.の時にフックが外側に出ていないために、
回避性能はややアップすると思います。


ギミックはそんな感じです。






さて、このG3の特徴である「ヒレ」ですが、
尾びれは置いといて、
他に3種類付いています。



背びれ


P6266973.jpg




胸びれ


P6266974.jpg



腹びれ


P6266976.jpg











さて、ここでいきなり問題です。
当たっても何も出ません(笑)





この3種のヒレ。
一番動きに影響するのはどれでしょう?








シンキングタイム…























































答えは決まりましたか?















え!?まだ?















では再度シンキングタイム…










































では、答えを。










答えは



























「背びれ」です。







当たってましたか?
背びれは面積が大きいのと、
背中が大きく傾くロール運動の抵抗となって、
動きがかなり抑制されます。


なので、ある程度ルアーらしい動きを出したい場合は
無い方が良いです。


以前からジョイントルアーでいろいろ実験している中で、
魚のパーツの機能性を考えたりするのですが、
背びれがあると、そうした変化(抑制されるという)が出る他に、
もうひとつ、大きな変化があります。

それは、直進性が高まるということです。
これも想像すれば、すぐに理解できることで、
サーフボードのフィンみたいな機能があるわけですよ。
(私はサーフィンはやらないのですが…)

背びれが無い場合、ジャークやリーリング後に、
左右に反れるような動きを出し易いのですが、
背びれが付くと、真っ直ぐに進もうとします。

多分、実際の魚にとっても
背びれは直進安定性を保つために付いているのかな〜
と考えられるわけです。
(そうしたことがまとめてあるサイトが探せばあるかもしれませんね)


胸びれと腹びれは動きにさほど影響はなく、
ややロールを抑制する程度です。
まあ、実際の魚のヒレはG3のように固定されているわけではないので、
もっと別の機能を持っているはずです。
静止時によく動かしているので、
静止時や低速時(ホバリング時)の姿勢の微調整用とかそんな感じかと思います。

推力を得るのは尾びれ。
背びれは、ブルッと尾びれで推力を得た直後に伸ばして(立てて)
効率よく真っ直ぐに進んでいるのかな?

あっ、何か話がズレていってますが、
ジョイントルアーを魚に近づけようとすると、
何だかいろいろなことを考えてしまいまうのですよ。

これが釣れるルアーの設計に活きるのかどうかは
正直わかりません(笑)
でも何だか面白い話でしょ?


そんな考察の元、
現実的に使い易い感じにしたのがこちら。












P6267001.jpg


白く塗った小さな背びれを装着しました。
動きとしては無い方が良いので、
ほぼ影響を受けない程度に留めて、
アングラーが見易い色にすることで、
マーカー的な機能を持たせてます。

実際これがないと、水に馴染んでしまい、
見失います…。
背中に目立つ色を少し入れれば良いだけの話ですが(^^;)


G3によるジョイントルアーと魚の考察。
今日のところは以上で!


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新型ブルーギルルアーと頂き物のクランクベイト

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ギル型ビッグベイト第2弾。
サイズアップして、フィニッシュも簡易なものに。

木目を生かしたギルカラーにしてあります。
木目のままのルアーがよく釣れるのは
ハンドメしている方なら分かると思うんですが、
そのままだと素っ気ないので、
木目ベースの簡易塗装フィニッシュにしてあります。
でも実験機なので全体的に雑な作りです(^^;)



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自然な模様なので、人工的な部分を少しは和らげられるかな〜と
思ってます。

テールはエラストマー。





P6287014.jpg





シルエットや各パーツの位置は、
本物からのトレースなので、
見た目のバランスはギルそのものです。




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こちらもG3と同様のギミックを持っています。
穴が空いていて、ウエイトの増減ができるのと、
リップの有無の2パターンの仕様が可能です。




P6287012.jpg





ただ、テストした感じだと、
リップはいらないかな〜と。

現状ではリップレスが好み。
水面をライブリーにウネウネできます。
ペンシルとかポッパーを扱うように、
ロッドワークやリーリングで操作して使います。
これもG3と同様です。



浮力が強いので、シンキング仕様にする場合、
かなりのウエイトを積むことになるので、
ちょっと投げにくくなると思われます。


ギルレイクのデカバス用ルアーとして、
ギル型のビッグベイトは面白いな〜と思って、
開発することにしたんですけど、
亀山湖とか、ギルの生息数の多いフィールドでは
使い所があるルアーだと思います。
琵琶湖でもあのギルルアーが注目されてますし(^^)

今後このルアーは「MG3」と呼ぶことにします。







さて、それはそれとして、
プレゼントをいただきました〜♪

ギルクランク当選者であるKPさんからの
プレゼントはこちら!!











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小型のフラットサイドクランク。
なんと発泡で、ラトル入り。
発泡ってだけで珍しいのに、ラトルまで入ってます。

カラーも凝ってますね!
手間がかかりそうなこのギルカラーは
好きな方も居るのでは?

リップはポリカのコフィン。
カバーを意識したタイプの見た目ですが、
千鳥系でもあると言う。
まだ巻いてません(^^;)



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私的にはやや濁りのあるフィールドで
カバーに絡めて使って見たいクランクです。
KPさんありがとうございました〜!!







今週末はいよいよH1の津久井湖戦!
H1史上初のフィールドなので、
どういう結果になるか、全く予想がつきません。

ただ「めちゃくちゃ釣れる!!」
という展開にだけはならないと思われます(^^;)
津久井湖限定でいいので、いっそのこと他魚種もOKにしたら
ちょっと面白いかも。
たぶん、ほとんどの人が大型のニゴイを狙うことになると思います。
リアクションで巨ゴイを狙ったり(笑)

ではでは、月曜日の更新をお楽しみに〜♪



自分以外の選手みんなが苦戦しますよ〜に!!(笑)



H1GPX 2013 第3戦[津久井湖(神奈川)]

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日曜日は津久井湖戦でした。



IMG_3673.jpg




会場である津久井観光ボートさんには、
H1スタッフの方々や津久井湖ロコの方々が
早朝…というか夜中から交通整理されていて、
ボートセッティングが凄くスムーズかつラクでした。
感謝ですね!!





IMG_3675.jpg




現地で30分くらい仮眠しただけで、
寝不足なんだけど「ぷわ~!!」
というスタートの合図が鳴ると、釣りモードに。




IMG_3677.jpg



今回のメインルアーは
小さめのミノーやシャッド、
ビッグベイト(ジョイントルアー)、
ディープクランクの3種。


基本的には去年の相模湖と同じ感じで、
スピナーの代わりにシャッドを多用しようという感じです。
スピナーは小さい魚になりがちで、亀山戦で反省した後、
スピナーはちょっと封印しようと。
1本でもいいから普通なサイズ(100gとかではないサイズ)
を獲ろうという些細な決意(^^;)


小さいバスは比較的釣れるという情報があって、
プラの段階ではそうした魚はシャッドにも反応していました。
そしてレンジとかの調整で、普通サイズが混じらないかな~
という淡い期待がありました。
ディープクランクとビッグベイトはキッカー狙い。



現地でこれも衝動買い。




IMG_3672.jpg




SKT120マグナムDR。


手持ちのタックルでちょい投げしてみましたが、
明らかにタックルが負けています(^^;)
鈴木美津男さん曰く、Hクラスのグラスがいいよ!
とのこと。
そんな特殊な竿持ってないし、これにしか使わそう…。





さて、試合。
まずはミノー、シャッドでフラットをやってみる。
思ったより反応ない…。
深いところや岩盤エリアに移動。





生命反応。





ゴイニー…。
プラでもいっぱい釣れたな~。




IMG_3681.jpg




今回、シャッドはシャッディングX 75SPをメインにしてます。


いくつかあるクリーク(インレット)は銀座…。
魚影は濃いですからね(^^;)

うろうろし出す。
悪い展開です(~~;)



IMG_3686.jpg





要所要所でビッグベイト、ディープクランクに切り替えながら
中下流域をぐるっと回って、スタート地点のフラットへ。
魚探の反応を見てメタル投入。




わずかな生命反応。






IMG_3683.jpg





小さいハスが釣れました…。






西根さんのSCスメルトを投入。
(最近気に入ってるルアー)



バーチカルだけではなく、
軽くキャスティングしても使えるジグミノーで、
テンポ良く打って行けるので、
使ってて楽しいルアーですね(^^)



でもゴイニー…。





IMG_3684.jpg




ブログ仲間であり、H1仲間でもあるしんごさんと遭遇。
ダメだね~とかいいながらさらに良型ゴイニーをゲット。


ゴイニーのリミットメイク完了!!!




完全に見失ったまま、ダメぽ状態。





取水塔のブイをやりに行くことにする。




IMG_3695.jpg





今回のビッグベイトはギル型のMG3で表層付近をネチネチしたり、
S字風に泳がせたりがメイン。
地形によってはオイカワ型のG3で1mレンジを引いたりしてました。



それらでチェックするも、ブイ異常なし!
後で知ったことですが、
まあ、いろんな方がこのブイをチェックしてたみたいです…。


この近くでSCスメルトでハスを2連ちゃん。



IMG_3690.jpg




IMG_3694.jpg




ハスのリミットメイク完了!!!



気のせいか


「やったなっしー!」


という声が聞こえました。




意味もなくエアレーションの写真を獲ったり(笑)





IMG_3697.jpg







もう時間が無くなったお昼頃に確信したことが2つ。



●トリッキーなアクションによるリアクションは
 ゴイニーとハスしか反応しない。
●この日はビッグベイトに反応してバスは浮いてきてはくれない。



あくまでも私が感じたことであり、
他の参加者がどう感じたかはわかりません。
でも、小さいながら数多くウエイインされていたバスは、
I字系への反応が良かったと言えます。


そしてビッグベイトで獲った選手はいなかったのでは?


それにしてもI字系は必修項目になってきましたね。
真面目に取り組む時がきたか!?




結局そのまま終了して久しぶりのゼロ申告。
ウエイイン率60%で、
亀山以上に釣れた試合でした(^^;)


ただやっぱりサイズに悩んでた人が多かったらしく、
トレーラーウエイインでは、
普通サイズのバスに歓声が上がっておりました(笑)

この日、試合に出てた人にしかわからないこの魚の価値。
あー、あの1本が欲しかった!


ちなみに今回のトレーラーウエイインはこんな感じ。
開発クランクの開発さんのアルミボート(^^)



IMG_3699.jpg




ビッグフィッシュを獲ってこれた方は
ごく僅か。


現在年間ランキング 1位の萩野さん。
TDハイパークランクにて。
(津久井湖戦2位)


IMG_3711.jpg



次を外さなければ年間タイトル王手ですね。
安定感のある戦いは凄いの一言!






津久井湖戦第1位であり、
ぶっちぎりのウエイト(3本4kgオーバー!!)を獲ってきた
津久井湖ロコの金子さん。
ソウルシャッドとアイウェーバーにて。



IMG_3722.jpg





別次元の戦いで、2.2kgのビッグワンを含む
いい魚を3本獲ってこられて、津久井湖のロコが
その凄さを見せつけた試合でした。


他の選手とは違うルアー、違う使い方
聞けば理解はできるかもしれませんが、
なかなかできるものではありません。


詳しくはH1GPXオフィシャルサイト
次回発売のBasserにて!!




今回の試合で、亀山を含む、
関東のハイプレッッシャーリザーバーの釣りが
何となくわかったような気がしますが、
同時に課題がいっぱい出て来ました。

やっぱりトレイルすると
オールマイティーに高いレベルでルアーを選んで使える人が
強いんだな~と思いましたね。
まだまだ力不足だな~。




5位までの入賞者の方々。



IMG_3723.jpg




後ろ姿のセクシーラムちゃんは
お馴染みの痴虫松本氏。



さー次は相模湖戦。
見通しは暗い…。
基本的に同じようなタイプのフィールドなので、
ちょっと気が重いです(^^;)

スピナー復活?


マッディーシャローが恋しい今日この頃です。






さて、今回もまたドンマイな感じだったので、
プレゼント企画でもしましょうかね!

こちらを1名の方にプレゼント!


IMG_3737.jpg


今回、試合に持ち込みながらもほとんど使わなかった
シャッドと言っても差し支えないクランクベイト「DAT55」。

正確にはテールをスリムに絞ったタイプなので、
DATの亜種のような存在です。


キレのあるタイトウォブロール。
バルサならではのハイピッチなアクションで、
速めのリトリーブでも対応します。低速ももちろんOK!
カラーはペイントオイカワ。
レングス56mm、ウエイト6gちょいです。


キーワードは、またもやMYGのAさんのツイートから引用して


「気にするなっしー!」


で行きます(^^)




コメント欄に「気にするなっしー!」
と入れていただければエントリーとします。
(このコメントがなければ飛ばします)

このカロリーメイトチーズ味の箱に当選数字を
小さく書いておきました。(モザイク部分)
コメント順がこの数字の方にプレゼントします!



no.jpg




ではではお気軽にエントリーください!!



リペイント?リメイク?

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試合も終わり、次は相模湖が7月28日。
すぐにその日は来るんでしょうが、
溜った作業をガンガン進めたいと思います。



オーダー品もやりつつ、
(またもややってますアピール(^^;))
オールドバグリーのリペント。


順番に漬かってもらって、
身ぐるみを剥いでいるのですが、
これなんか、元がこれだけに、
修復しがいがあります。








P6158048.jpg







BB3なんですけど、
素性は良さげな感じなので、
しっかりと仕上げたい。


身ぐるみを剥いだ後に、
えぐれた部分にバルサを差し込んで、
ある程度のカタチを復元して、
木工パテで細かいところを埋めました。




P7037033.jpg



写真は下地作りのディッピング中のものです。
ツルピカにしたったる!!


これも合わせて、
これだけの数をリペイントします。



P7037041.jpg



BB2が3個とBB3が2個。

BB2はほぼ同じカタチなのに対して、
BB3はまずレングスが違います(^^;)
まあ、長く作られたルアーなので、
いろんなボディーが存在してますね。


リップとか、ラインアイとか、
その辺も私がベストと思う設定で
装着しますので、
リペイントというよりもリメイクに近いリペイントで、
オリジナルと少し違う感じになるかもしれません。

ちなみにこれらは全て実釣用です。









さて、「気にするなっしー!プレゼント企画」。
当選番号を発表しましょう!


















当選番号はこちら!!



























no2.jpg















5番なっしーーーーーーー!!!















え~っと…
















5なっしーの方は…






















tei-gさん!!

おめでとなっしーーーーーー!!!

(BackFireさんはエントリーしてないのでカウントせず)







以前、ルアーを送ったことがありましたが、
すいません、再度送り先を教えてください。


こちらまで。よろしくです!!


monkey_brain_lures@yahoo.co.jp


今週中に定形外で発送しますね(^^)




相模湖はプレゼント企画ないな。
釣っちゃうから(笑)




根拠のない自信を見せて、本日はおしまい!








サイレントシャッド

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フィールドがタフになったり、
低水温だったり、
ベイトが小さかったりといった、
どちらかというと、マイナスな要素が絡み出すと、
ちょくちょく顔を出すのが、
「シャッド」というルアー。

改めてこのシャッドというルアーを
考えると、極めて日本的なルアーですよね。
元祖はラパラのシャッドラップだと思いますが、
いわゆるスモールサイズの元祖はベビーシャッドです。


巻いて良し、トゥイッチして良しで、
お世話になった人も多いはずです。
私も一番お世話になったシャッドと言えばベビーシャッドです。




P7057042.jpg





登場したのは、かなり前ですが、
今でも一軍シャッドです。
フォロワーがかなり出てますが、
ベビーシャッドは基本的には動きは強くはなく、
跳び(ダート)の素性も優等生的なもので、
非常に使い易いシャッドです。


今日はそんなシャッドの紹介をしたいわけではなく、
ちょっとマニアックなサイレント化について。


シャッドには幾つかのウエイトとラトルが入っています。
これが、結構な音を奏でます。
これを嫌うバスもいるはずなので、
サイレントverがあるとシャッドの使い所の幅が広がるはずです。


シャッドに入っている主な「音の元」は以下の通りです。

●メインウエイト(固定されてない場合も多い)
●移動ウエイト(重心移動ウエイト)
●ヘッド(メイン)ウエイト(ほぼ固定されてない)
●ガラスラトル

ベビーシャッドの場合はヘッド側に半固定ウエイトがあって、
お腹からテールに移動する移動ウエイトがあって、
お腹後方からテールに掛けてガラスラトルが入っています。




P7057046.jpg



これらを全て固定しちゃいます。
写真は固定済のもの)
移動ウエイトはもちろん前方の位置で固定します。



「おいおいサイレントのベビシャ売ってるだろ」



というツッコミはなしで(笑)
自分でチューンすることに意味があるんです!



なんてったって愛着が湧く(^^)




ウエイトやラトル目掛けて、ドリルで穴を空けて、
瞬着を流し込み、硬化促進剤をシュッと吹いて固定。
穴も瞬着で埋めて硬化促進剤でカチカチにします。
どちらも注入用の極細チューブを使うと簡単に作業ができます。

サイズが合わなくても
無理矢理マスキングテープで固定して使ってます。


瞬着の他に、現在はUV硬化のABSキットが出ているらしいので、
それを併用するのも良いと思います。


どちらにしても、注意点としてはウエイトは幅に対してセンターで固定すること。
ガラスラトルは軽いので、そこまで厳密でなくても大丈夫です。
当然、ゴーストカラーがやりやすいので、
いきなりソリッドなカラーをベースにするのは避けた方が良いです。






仕上がりはこんな感じになります。





P7057044.jpg


3ヶ所に穴を空けました。
動きはほぼ変わりません。

おひとついかがですか?



あ、当然キャスタビリティーは若干落ちますので。
実行される場合は自己責任でよろしくです!









次にお世話になっているシャッドがこちら。










P7057048.jpg


スピンムーブシャッドです。
これも古いモデル。


これは結構異色なシャッドで、
動き自体はシャッドにしてはウォブルが強めな感じで、
クランキングシャッド的な位置づけ。
リップの角度も立ち気味です。

そして停止姿勢が、移動ウエイトが前方にある状態で、
水平~ややテール寄り。
個体差があると思いますが、私が持っているのは、
なぜかスローシンキングなものが多いです。
それ自体は、個性として便利に使っているので、
モーマンタイです。






ウエイトなどの配置はベビーシャッドと同様です。



P7057050.jpg






オペ後の写真。







P7057049.jpg



真ん中の穴が大きくなっているのは
ガラスラトルを取り出したかったから。
テール側のウエイトを少しでも落としたかったので、
取り出してます。


テール側の穴は、移動ウエイト固定用のものですが、
お腹に穴を空けるとキレイにウエイトが中央に収まらなそうだったので、
後ろから瞬着を流し込みました。
(穴を空けると内壁に凸起ができる)


 
この2つが私の主力シャッドなんですが、
ベビーシャッドはオールマイティーに使えるシャッドとして使います。
スピンムーブシャッドは、動きの強さを生かして、
リーリングでグリグリメソッドをやって、暴れさせて使います。
ちなみにコレ、管釣りのマスにも効果絶大です。
グリグリ!の後のポーズでガツンと食います(^^)






最近、ちょっと試しているシャッドがこちら。






P7057051.jpg





メガバスのシャッディグX。
大きめの75SPというモデルです。
津久井湖でも使ってました。


大きめのシャッドを引出しのひとつとする計画の
一翼を担ってもらうために研究中です。
こちらはサイズが大きいのもあって、
結構音がでかいです。

なので、早速サイレント化してます。




P7057053.jpg





背中側に二つの移動ウエイトがあるので、
ひとつはヘッド側で固定、
もう一つはテール側で固定してます。


P7057055.jpg



こうすることで、ポーズ時に水平寄りになって、
よりナチュラルな感じになります。


そして、試しにPEで結節して完全サイレント化。





P7057058.jpg




まあ、スナップとかフックのボディーに当たる音は消せないんですけどね。
スプリットリングの打音を消すことで、
かなりの消音効果があります。


シャッディングXは使い始めたばっかりですが、
なかなか使い易いシャッドです。
動きの強さ自体は弱めで、ダート性能は高いです。
これは結構潜るタイプなので、
レンジが深い場合にマッチしそうです。

エッジの効いた造形はメガバスならでは。
ボディーが薄いのは好みです(^^)






同じようにチューンしたのがこちら。









P7057060.jpg






スレッジ6。
これはだいぶ前(新発売時)に買って、
ずっと忘れ去られていたものなんですが、
このチューンをすることで、
何だか出番がありそうな感じです。


P7057063.jpg


もともと、ただ巻きでも良いし、
ダート性能も秀逸なので、
ジャーク時のあのデカイ音を出なくすることで、
戦闘力がかなり上がりそうです。
ボディーのサイズ感、縦横比率も使い勝手が良さそう。


P7057062.jpg

P7057064.jpg



大きめのシャッドは、この2タイプを
しばらく使ってみます(^^)









現在、世間でよく使われているシャッドといえば、
やはりこちらでしょうか。



P7057065.jpg



ソウルシャッド。


私も数個持ってまして、
機会があれば使ってみようとタックルボックスに入れてるんですが、
まだ、検証できてません(^^;)

新しいシャッドだけにこの音に対する配慮もされていて、
重心移動はマグネットで固定するタイプです。
まあ、動きの安定を狙ったものかもしれませんが…。

しかも、フックの交換が無用な、
ガマカツRB-Mが標準装備という強み。
恐るべし!!





シャッドは、小さくてセコいイメージあるかもしれませんが、
かなり奥の深い釣りで、クランキングの延長としても使えますし、
ジャークベイトの延長としても使えますので、
実はかなり出番のあるルアーなんですよね。


サイレント化は、他のアングラーとの差別化にもなりますし、
シャッド内でのローテーションに入れるのも良いと思います。
基本的に音は相対的に濁りが入らなければ、そこまで必要ないのでは?
と思ってます。


というわけで、今日の記事は、
シャッドのサイレント化という意外なテーマでお送りしました~♪



ジャイアントクランク

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バスは自分の全長のおよそ1/2までのエサなら、
躊躇無く食べる。(体高のあるエサは除く)


というのを、何度か記事に書いていますが、
これは実験したので本当です。
食べた後に口からエサがはみ出てても
大して問題にはしてないようです。

これが回遊性の高いバスだったら
その辺も考えるかもしれませんが、
カバーに依存したがるバスは、
静かに消化を待つのだと思います。

正確には覚えていませんが、
だいたい1日2日で口からはみ出たものが
消えていたと記憶しています。
それが魚であれ、カエルであれ。


今はバスを飼育することは基本的にできませんので、
お手軽に実験はできませんが、
リアルな水中では、バスは思いのほか大きいエサを
食っているのが現実なんでしょう。
特にデカイバスは。



という前置きをしなければ、
ほとんどの人がスルーするであろうクランクがこちら。














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H1の津久井湖戦で購入してみた
ラッキークラフトの「SKT120 Mag DR」。
8mダイバーです。
ウエイトは量ったら約90gありました(^^;)


シャロー版もありますが、
それでも5mダイバーです。




実際の大きさがわかるように
比較対象物であるBB3を置いて撮影








P7097071.jpg





BB3がエサクランクに見える(^^;)



抵抗の強そうなリップです。






P7097075.jpg






使い倒してはいないのですが、
ちょっと泳がせてみた感想は、









「ものすごい存在感」





があるということ。


小さい魚はハイピッチで、軽快に泳ぐのに対して、
ある程度の大きさになると、
ゆったりとした感じで泳ぎますよね?

そんな感じの動きです。

捕食される側というより、捕食する側という感じ。



本気で使うなら、それなりのタックルを準備する必要があります。
ドラッギングしたら相当潜ると思いますね~。
でもこのボリュームだとトローリングしてる気分になりそう…。



規格外の大きさで登場したこの「SKT120 Mag DR」ですが、
最初に書いた通り、40アップのバスなら全然余裕で食うサイズなわけですよ。
ただ、大きいことのデメリットは偽物と見破られる可能性が高くなるということで、
当然スレるのも早いと思われます。

強みとしては、圧倒的な存在感と潜行能力。
リザーバーや琵琶湖などのビッグレイクの定番ベイトとなるのでしょうか?
私も買ったはいいけど、どこで使おう…と思案しております(笑)




先に「SKT120 Mag DR」を出してしまったので、
インパクトは薄れますが、
私が試作した今年のディープクランクも
結構なボリュームです。






P7097078.jpg



D86と読んでいるディープクランク。
これも水中では圧倒的な存在感を放ちます。
まあ、津久井湖では存在感を放って終わってますが(笑)

BB3との比較写真はこちら。





P7097085.jpg




BB3よりひとまわり大きいサイズです。


リップは1mm厚のサーキットボード。
ポリカの方が良いかな?
引き抵抗はそこまで重くはないです。






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浮力がちょっと勝った感があって、
ウエイトをもう少し積んだ方が良さそうです。

潜行レンジは現状で4~5mくらい。
ドラッギングで6m以深に到達します。

このボディーの素性は良さそうなので、
ちょっと浅めの2.5mダイバーが欲しいな~と思い始めたので、
予備ボディーの方で試してみます。


ちなみにウエイトは約30g。
普通のMHロッド+フロロの10lbでの使用が可能です。




それにしてもバスルアーって幅広いですね~!!

コフィンリップのYackle

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クランクベイトのリップは大きく分けて3種類あります。

●スクエアリップ
●ラウンドリップ
●コフィンリップ

の3種です。



たまに変わった形のリップのありますが、
この3種を頭の中で整理しておけば、
そのクランクベイトを見ただけで、
何を意図して作られてものかが、
だいたいわかってきます。






週末、ちょっとリップラップを叩く機会がありそうなので、
「Yackle」のコフィンリップver.を作ってみました。





P7117091.jpg
(Yackle)



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(Yackle MID)





オリジナルはラウンドリップで、
カバーに接触した際に、
引っ掛かり感の少ない設計となっています。

ラウンドリップは、リップに一点集中で強く当たるのではなく、
カバーに沿うように滑らかに接触するので、
引っ掛かり感が少ないのが特徴で、
先端が丸いがゆえに、固定されているカバーに接触した場合、
ボディーが倒れ易いです。

カバーと喧嘩するのではなく、自らが翻ってすり抜けてくる感じ。
デメリットとしては、ボディーがフックをカバーする姿勢を保ちにくくなるのと、
軌道を大きく反らす傾向にあるということ。
軌道が反れるというのは、リアクション効果もあるので、
完全にデメリットではないですが、
混み入ったカバーにおいては、周辺のカバーに引っ掛かり易くなるという
デメリットが生まれます。

でもそのフレキシブルな特性は、
ドロ底などやわらかいところで活きるリップでもあります。
引っ掛かりが少ないので、
うまく安定してなめらかに動き続けてくれます。
その場合は、ある程度強いアクションである必要があります。

まとめると、ラウンドリップは、
対象物として、総じてやわらかいものに向いていると言えます。
カバーと喧嘩しないでスルっと抜けてきてくれるのが
ラウンドリップの特性です。



それに対して、今回装着したコフィンリップは、
ラウンドとスクエアの中間的特性を持ったリップです。
Yackleの場合は短めのリップではなく、長めのリップ設計なので、
リップラップなどの硬めのカバーに対しては、
コフィンリップが有効になります。

スクエアではダメなのか?
というと、先程書いた「長め」というのがキーになります。
長めのスクエアリップが装着されたクランクベイトって
見たことありますか?

事実、ある程度深く潜るために長めに設定されたリップと
スクエア形状は相性が良くありません。
なぜなら、ラウンドリップと真逆の特性を持つがゆえに、
カバーに接触した際に引っ掛かり過ぎて、
クランクベイトのアクションを止めてしまうからです。


そこでこういったタイプのクランクベイトには
コフィンリップが有効になってくるわけです。
ある程度の姿勢維持性能を持ちながら、
点でカバーに接触でき、大きく軌道をを反らさない、
絶妙な性能を得ることができます。



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タフィーとかポーのRCとか、
コフィンリップである理由というのは
ちゃんとあるんですよね(^^)


スクエアリップというのは、
ショートリップでしか成立しない、
硬めの固定されたカバーに対して、
絶大な威力を発揮するタイプのリップで、
バグリーのBBシリーズに代表される、
生粋のカバークランクに採用されるリップです。

専用に設計された太めの高浮力ボディーと組合わされると、
素晴らしいカバー回避性能を発揮して、
ストレスフリーなカバークランキングが可能となります。
私の大好きな釣りです(^^)




さて、ここでひとつある要素をあえて書かずに
つらつらと偉そうに語ってまいりました。

それは何かというと、
「アクションの強さ」です。


よくリップの形状とアクションの強さは
セットで語られるのですが、
私はそこはちょっと切り離して整理しています。

なぜなら、アクションの強さは
リップ形状によって調節するべきものではないからです。


多くのクランクベイトを使ったことがある人は
とっくにご存知だと思いますが、
ラウンドリップでアクションの強いクランクベイトは
いくらでもあります。
そして、スクエアリップのクランクベイトなのに
アクションの弱いクランクベイトもいっぱいあります。


クランクベイトを作ったことがある人は、
さらに実感されていると思いますが、
リップ形状によるアクションの変化はそんなに大きくありません。
(交互に泳がせてみるとはっきりと差がわかりますが)

基本的には、
ラウンドリップをコフィンリップ、スクエアリップにするにつれ、
ウォブルが強い特性に変化していきます。
それは水を掴むリップの面積が拡大していくのと、
より支点であるラインアイから遠い位置で
水の抵抗をリップが受けるからなんです。



そんなことを考えながら、いろんなクランクベイトを見て行くと、
なぜ、この設計にしたのか…というが見えてきます。
同時に「これは…」という???なクランクも見えてきます。

使用用途にあったクランクベイトを選ぶことができるというのは、
クランカーの必須能力です。
クランカーを自称するならば、
「俺はいつでもどこでもこのクランクしか使わない!」
などと言わずに、その秘められた能力を最大限発揮させる使い方をすると、
クランキングがさらに楽しいものになりますよ(^^)

まあ、そんなことを言う人は
こんなマニアックなブログを見てないと思いますが(^^;)







途中から話が膨らんでしまいましたが、
Yackleのコフィンver.を週末にガンガン投げてきま~す!!


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2013年7月14日[八郎潟(本湖メイン)]

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7月の八郎潟は初めてです。
基本的には回復した元気な八郎バスが
キャッキャと遊んでくれるイメージを持ってましたが、
結果はいかに!?


面子は、今回バスボートを出していただいた
八郎潟に精通する森田さん、
チーム東北のハンドメ担当であり、八郎潟大好きなMYGのAさん、
そして、八郎潟LOVEの私の3名。
要は八郎潟大好き人間の集まりです(^^)


秋田は現在梅雨の真っ最中で、
猛暑でダレている関東とは、
だいぶ環境が違ってました。

まず、涼しい!!
前々日は雨、風が強くて、
河川が氾濫しちゃってたんですが、
この涼しさは良いですね~。
晴れて暑くても、風がさわやかですし♪



八郎潟の状況はというと、
いろんな情報を総合すると、
あまり良くないとのこと。
濁りと増水と水温低下により、
難しくなったのかな?

でも、状況がどうであれ、
3名ともに、普段からハードルアーをメインに釣りをしているので、
巻くしかないわけですよ(笑)
というか、それしか許されない状況でした(^^;)
テキサス、直リグ用のタックルは結局使わずじまい。




ちょっと肌寒い中、スタートフィッシング
天気は終日、雨が降ったり止んだり。
風はそよ風がそよそよといい感じでした。



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基本は本湖のリップラップ攻め。
クランクメインのスピナベ、バズ少々という感じです。
河川から流れてきたゴミが結構浮いているので、
その影響が少なく、濁りがひどくないエリアを選びながらの釣りです。

本湖をボートで釣るのは初めてなので、
今どこで釣りをしているのかが分かりません(笑)
景色も似てるんですよね、八郎は。


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釣り始めて、割と早い段階で、
Aさんがプロトクランクでナイスフィッシュ!


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40半ばくらい(と思われる)のグッドファイターでした。
でも後が続かず、大移動。


すぐに森田さんが、これもナイスフィッシュ(40UP)をスピナベで。
写真は撮り忘れました(^^;)



そして、名物の巨大ライをAさんが掛けて、
バルサクランク負傷…。


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バルサルアーを丸呑みされると、
ブルーになりますよね…。



今だにまともなアタリが無く、
精神的に追いつめられ、プルプルと震えていると、
それを察した森田さんからフットコン操船権をゲット(^^)


よし!やったるぞ〜!!と
鼻息荒くキャストしていると、
DigDawgをガツンと食われる。

そして、こちらに向かってきた巨大な魚影は、
またしてもライ…。
幸い外掛かりだったので、ラッキーでしたが、
何だかヤバい展開…。



移動。
しばらくして、またフットコンを踏ませて頂く、
バスボートは安定していて、視点も高いので
釣りがラクですね(^^)



基本的に良さげなリップラップをクランクで流す釣りを続けていると、
小さいながらも、今日の初バスゲット!!

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これを皮切りに、ポジションを変わりながら釣りをして、
クランクでポツポツ釣れ始める。


IMG_3983.jpg

Aさんは中型サイズも混ぜながら、いい感じ。

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リップラップ帯のシャロー側は浅くて、
バスボートが入っていけないので、
結構ロストが多くなってくる。

そしてプラ製のクランクを多投するように(笑)
RC1.5やKVD1.5、景品で頂いたアスカなど、
それ系統のクランクでもサイズアップできず…。

私にはなぜか小さいのだけ(^^;)

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久しぶりにいろんなクランクを投げましたね~。
そして久しぶりにいっぱいロストしました(^^;)

Aさんがタイニークランクで中型を連発したところで、
こちらもとmitoを出してもスモールサイズ…
水面下を通すスピナベで森田さんが良型を獲るのを見て、
BBXで水面下を引いてもサイズはあいかわらず…。


まあ、レンジやリトリーブスピード、
ルアーカラーなどなど、
微妙な違いによって、反応が違うのは
皆感じながらのクランキング。


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Aさんはナイスカープも掛けて、
3目達成。
バスだったら余裕の50UPサイズ。
八郎潟のコイは肉食の気が濃い気がします。

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それぞれが何本くらいバスを釣ったんでしょうね?
6~8本?
なので、船中合計20本くらいだったと思うのですが、
他のボートの人に聞くと、
かなり渋かったらしいので、
巻きに徹した方がこの日は良かった感じですね(^^)


そして、トップには一度も出ることはなく、
クランクとスピナベだけの釣果でした。


それにしても八郎潟のリップラップは強敵ですね(^^;)
ちょうどルアーが挟まり易い大きさの石がゴロゴロと入っているので、
何回挟まったかわかりません。
ポーズさせて浮いて来ない時は、
例のパンッ!とラインを弾いてみるのですが、
これがなかなか取れずに苦戦しました。

そこで、編み出したのが、
ジャンピングニー…ではなく、
ジャンピング外し。

ジャンプして、なるべく高い位置でラインを弾くだけなんですが、
これで20回くらい外したと思います(^^)
効果はそこそこあると思われます。

が、バスボートや足元が安定しているところでのオカッパリでしか
使えない技ですね。
アルミだと着地した瞬間にグラグラ!ドボン!!
でしょう(笑)



それにしても、八郎潟のリップラップは手強いですね!
基本的にはラウンドボディーの高浮力カバークランクが
一番スタックしにくいですが、
もっといろんなタイプが欲しいところです。



次回の八郎潟は8月。
今度は灼熱の八郎かな?

ではでは、森田さん、Aさんお疲れさまでした。
ぜひまたご一緒しましょう(^o^)/

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